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iPod touch 購入(・・・嫁が・・・) [モバイル]

iPod touch(32GB)を購入しました。とは言いましても、買ったのは嫁ですが(^_^;)
地元のPC-DEPOTで、ELECOMのACアダプタ付きで2万7千円弱でした。ネットサイトの最安店に比べればやや高いですが、現時点では、まあ安く買えたのではないかと思います。

Apple iPod touch 32GB MC544J/A 【最新モデル】

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  • 出版社/メーカー: アップル
  • メディア: エレクトロニクス



ELECOM iPod/iPhone用AC充電器 USBケーブル対応 ホワイト AVA-ACUWH

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  • 出版社/メーカー: エレコム
  • メディア: エレクトロニクス


嫁は家電音痴なので、初期設定やデータ、アプリの導入などは、私の仕事です。iTunesをパソコンにインストールし、iPodを登録したまでは良かったのですが、音楽ファイルを同期しようとすると、何故かエラーが出てできません。

同期するファイルを減らすなどして何度かリトライしてみたのですが、やはりだめです。結局、設定を工場出荷状態に戻し、バックアップを戻さずに新規登録することで、ようやく音楽ファイルをiPodに取り込むことができました。

この辺の使い勝手は、W-ZERO3のWindows Mobile(WM)とはずいぶん違います。WMの場合は、ファイル管理ソフトを導入することで、容易にパソコンとファイル共有ができたのですが、iPodの場合はいちいちiTunesを経由する必要があります。

一応、ファイル共有が可能になるアプリもあるようなのですが、評価を見ると現時点では安定性や信頼性に大きな問題があるようです。
無料アプリならともかく、安いとはいえ有料ですので、導入には二の足を踏んでしまいます。

ファイル管理に関しては使い勝手が悪い(というかファイル管理という概念そのものがない?)iPodですが、それ以外の操作性は非常に素晴らしいものがあります。
もっとも、iPodは単なるマルチメディアプレーヤーに過ぎませんので、それにパソコン並みのファイル管理を求めるのは、筋違いなのかも知れません。

嫁は当初、iPod nanoの購入を検討していたのですが、店頭でいじってみてiPod touchの操作性と画面の美しさに感動し、嫁に勧めた次第です(単に自分が欲しかっただけとも言います)。
比較するのはあまりにもかわいそうなのですが、W-ZERO3の操作性とは雲泥の差です。

液晶画面も非常に精細で、この大きさでこんなに高精細にしてどうするんだ、という気持ちも以前はありましたが、その効果は絶大でした。
全くドットの見えないディスプレイがこれほど美しいものだとは、予想だにしていませんでした。

また、動作も非常に軽快であり、YouTubeの動画やGoogle Mapの拡大・縮小などは、下手なパソコンで見るよりも綺麗で、滑らかです。
それらの感覚は、デジタルからアナログへ回帰したかのようです。

まだ使い始めたばかりなので、ほんの外見的なところしか分かりませんが、非常に魅力的な製品だと思います。
ただ、同程度の金額で、WiiやPS3、Xbox360などが買えることを考えると、自分だったらちょっと悩んでしまうかもしれません。


PS.今日の寄付きで損切り手仕舞いした日産買建ですが、引け後に早くも買いシグナルが出てしまいました。明日の寄付きで、買い直しとなります。
朝鮮半島が緊迫する中、システムの方もなかなか緊迫した展開です。

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HYBRID W-ZERO3でファイル共有(2) [モバイル]

HB3で画像ファイルを閲覧する場合、通常は「画像とビデオ」という標準アプリケーションを用いることになります。
しかし、残念ながらこのアプリはネットワークには対応していません。

そこで、ネットワーク上の画像を見るためには、ネットワーク接続に対応した画像ビュアーを新たに導入する必要があります。その一つが、「Mind's Eyeファイルビューア」です。
これは、任意のフォルダにあるJPEGやBMP、PNGなどの画像を閲覧できるソフトで、もちろんネットワーク上の共有フォルダにも対応しています。

HB3のファイルエクスプローラーやGSFinderには、JPEG等の画像ファイルが関連付けられていないため、それらのファイルをタップするとエラーになるのですが、Mind's Eyeを関連付けることで、ファイルから直接画像を表示できるようになります。

関連付けの操作はGSFinderから行なえるのですが、Mind's Eyeのインストール直後は、その候補アプリにMind's Eyeが表示されないため、関連付けが行なえません。
実は、関連付けの検索範囲はWindowsフォルダやmicroSDに限られるのですが、Mind's Eyeのインストール先は通常Program Filesフォルダになるため、検索対象となりません。

いろいろと検討した結果、Program FilesフォルダにあるMind's Eyeの実行ファイルをWindowsフォルダにコピーし、その後再びGSFinderから関連付けを行なったところ、今度は無事に関連付けを行なうことができました。

一度関連付けを行なえば、それ以降はファイルエクスプローラーなどからも、直接画像ファイルを開くことができるようになります。
これは、続いてご説明する動画ファイルなどに関しても同様です。

様々なコーデックに対応したメディアプレーヤーはいろいろありますが、その中でフリーウェアとなると、現状は数えるほどしかありません。
そんな中、機能制限のないフリーウェアとしては、「The Core Pocket Media Player(TCPMP)」があります。

このアプリの導入につきましては様々な方法がありますが、一番行ないやすいのはTCPMPの日本語化にも携わったavi氏のサイトからの導入です。
TCPMPの使用方法等についても分かりやすく解説されていますので、詳細につきましてはそちらをご覧ください。

TCPMPでは実に様々なメディアファイルを再生することができますが、それらは全てオプションメニューの「各種設定」から関連付けを行なうことができます。
もちろん、JPEG等の画像ファイルも再生できますが、画像ファイルについては、専用アプリであるMind's Eyeの方が使い勝手が良いように思います。

関連付けを行なっておけば、以降はGSFinderやファイルエクスプローラーからファイルをタップするだけで、アプリを起動して実行することができます。
ただし、TCPMPにJPEG画像を関連付けると、私の環境ではエラーが発生することがありました。

また、HB3での動画再生はさすがに重く、パソコンでの再生を前提とした動画ファイルをそのまま見ることは、難しい場合が多々あります。
そこで、HB3での閲覧を前提に、動画ファイルを予め変換しておくと便利です。

そのために非常に重宝するのが、EncordWM(Outliner氏作)です。これは簡単な操作で、様々な動画ファイルを512kbpsのWMVファイルに変換してくれます。
512kbpsの動画ファイルであれば、HB3+無線LAN環境でもほとんどコマ落ちすることなく閲覧することができます。

もっとも、そのためにわざわざパソコンを立ち上げておくのも変な話ですので、通常は変換後のファイルをmicroSDに保存して、オフラインで見ることが多いのではないかと思います。
その際、ネットワーク接続を行なえばファイルのやり取りは容易ですし、何よりもActiveSyncの不具合の影響を受けません。

ちなみに、ActiveSync(USB経由)でパソコンと接続すると、接続終了後に長時間に渡ってW-SIM経由のメールが送受信できない、という不具合(仕様?)があります。
これをすぐに解消するためには、オンラインサインアップを行なって、W-SIMの内容を一度書き換える(上書きする)必要があります。

ActiveSyncは、メールや予定表などをパソコンと同期させるためには有用なのですが、単にファイルをコピーするだけなどの用途では、使用後にW-SIMを復帰させる手間が掛ってしまいます。
ネットワーク接続であればそのような不具合は生じませんので、ファイルのやり取りはもっぱらネットワーク経由で行なっています。

以上、昨日と今日の2回に渡って、HB3のファイル共有とマルチメディア再生環境について述べてきました。
いろいろと問題もあるHB3ですが、これだけの機能が月額3千円ほど(2年経過後はその半額)で手に入るのは非常に素晴らしいことです。

あとはバッテリー寿命とW-SIMの受信感度さえ改善されれば言うことはないのですが、まあ、バッテリーに関してはどうしてみようもありません。
あらゆる場面を想定して、予め備えておくくらいしかできないでしょう。

一方、受信感度に関しては、まだまだ改善の余地があるように思います。機会がありましたら、その辺りの検討を行なってみたいと思います。
前機種の京ぽんはまだ電波をキャッチできますので、遠出の際に両者の受信感度(アンテナ本数)を比較したりしていますが、やはり差は大きいようです。

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HYBRID W-ZERO3でファイル共有(1) [モバイル]

HYBRID W-ZERO3(以下HB3)では無線LAN接続によるインターネットサイト閲覧が可能ですが、標準機能下では残念ながら、ネットワーク接続によるパソコンとのファイル共有ができません。
また、視聴可能な動画や音楽のコーデックが少ないなど、せっかくのモビリティ環境を十分に生かし切れていません。

しかし、これらはいくつかのフリーウェアの導入で解消することができます。それらのフリーウェアの提供やその利用方法等に関する解説は、多くの先達の方々が様々なサイトで行なっていますので、私が今更述べるまでもないのですが、ここでは簡単にいくつかの方法をご紹介したいと思います。

まずはファイル共有についてですが、HB3標準添付のファイルエクスプローラーにはネットワーク管理機能がありません。そこで、別途ファイル管理ソフトを導入する必要があります。
「GSFinder+ for W-ZERO3」というフリーウェアは、様々なファイル管理を可能とするとともに、ネットワークにも対応しています。

アプリの導入方法等については、先達の方々によって多くの解説がなされていますので、それらを検索してご確認ください。
インストールが完了しましたら、無線LANに接続後、GSFinderを起動し、右下のメニューから「ツール」を選択して、その中の「ネットワーク接続の割り当て」をタップします。

なお、パソコン側の設定は既に完了しているものとします。すなわち、HB3からアクセスしたいパソコンのドライブやフォルダは、すでに共有設定が行なわれ、他のパソコンからそこにアクセスできているものとします。

ネットワーク設定を開きますと、リモートパスとローカル名の設定画面となります。ここで、リモートパスとローカル名を入力します。
リモートパスは、接続先のパソコンのパソコン名と共有名とで構成され、通常はマイネットワークを開いた際のコメント欄に表示される"¥¥"から始まる文字列となります。

それを"¥¥"からそっくりそのまま、GSFinderのリモートパス欄に入力します。その際、注意しなければいけないのは、半角や全角の違いなども含めて完全に一致させなければならない、ということです。

パソコン側で共有名の設定を省略している場合、通常それは「ボリューム (d)」などとなりますが、実は「ム」と「(」の間には半角スペースがあります。
最初はそれに気付かずに設定ができず、あれこれ悩むことになりました。

なお、HB3側で設定するローカル名は任意で構いませんが、接続先のパソコンやドライブ、あるいはフォルダが分かるような名称にするのが無難です。

また、接続先のパソコンによっては、ユーザー名やパスワードの入力を求められる場合がありますが、その際はそのパソコンを起動する際のユーザーアカウントとパスワード、そしてドメイン(設定していなければ空欄)を入力すれば良いようです。

私の場合は、Xpパソコンへの接続は問題なく出来たのですが、VISTAパソコンへの接続が上手くいきません。
恐らくファイアウォールか何かの問題だと思いますが、ちょっと原因が分かりません。

ちなみに、一旦ネットワーク設定を行なうと、HB3内に新たにネットワークフォルダが作成され、その中に上記で設定したローカル名フォルダが作成されます。
それをタップすることで、ネットワークドライブにアクセスすることが可能となります。

更には、ネットワークフォルダはファイルエクスプローラーでも表示されるため、上記の設定以降は、GSFinderのみならずファイルエクスプローラーからでも、ネットワークドライブにアクセスできるようになります。

さて、何はともあれ、これでようやくパソコン内のファイルに、HB3からアクセスできるようになりました。
しかし、これだけではパソコンとHB3間のファイル交換や、簡単な動画の閲覧くらいしかできません。ネットワークドライブからの画像ファイルの閲覧ですら、直接行なうことはできません。

そこで、ネットワークドライブに対応した画像ビュアーや、多コーデックに対応したメディアプレーヤーの導入が必要になります。
それらにつきましては、次回以降のコラムで述べたいと思います。

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HYBRID W-ZERO3でMAME [モバイル]

WindowsCE系OSで動作するMAMEとして、PocketCultMAMEが知られていますが、HYBRID W-ZERO3(HB3)でも動作するかちょっと確認してみました。
結論としては「動作可能」ですが、操作性や音に関してはあまり期待しない方がいいかもしれません。ちなみに、私が試したバージョンは0.4aですが、0.5も存在するようです。

HB3への導入は、至って簡単です。まず、ダウンロードサイトからPocketCultMAMEをPCにダウンロードし、それを展開します。
PCにHB3を接続後、展開して得られたフォルダごと、HB3の任意フォルダ(私はmicroSDのルートにしました)の下にコピーします。

あとは、HB3からPCMAME.EXEを実行すれば、PocketCultMAMEが起動します。なお、当然のことながら、実際に動作を確認するためには、MAME用のROMファイルが必要になります。
ROMファイルをサブフォルダであるromsフォルダにコピーすればOKです。ROMファイルが存在すれば、起動時に名称が上部窓に表示されます。

さて、実はこのままでは実際に操作することはできません。まず、Optionsボタンをタップして、オプションメニューを開きます。
続いて、上から3番目の「Change input configuration」をタップして開きます。

「Redefine controls」の各ボタンをタップし、「Press a key for xxx」(xxxはボタン毎に異なります)と表示されたら、それに割り当てたいキーを押します。
その際、注意しなければならないのは、ダイヤルキーには対応していないということです。

したがって、ダイヤルキーを閉じた状態の各キーに、各ボタンを割り当てないといけないのですが、当然のことながらキーの数が足りません。
ただ、A~Cボタンは画面のタップに対応していますので、それ以外のボタンを各キーに割り当てれば大丈夫です。

まず、カーソルキーに上下左右ボタンを割り当てます。続いて、OKキー、電源キー、通話キーに、CoinボタンやStartボタンなどを割り当てます。
最後に、シャッターキーにQuitボタンを割り当てます。ちなみに、MULTIキーやアクションキー、ボリュームキーへは、ボタンを割り当てることができませんので、ご注意ください。

割り当てが完了したら、OKボタンをタップし、続いてApply Changesの「As default configuration」をタップします。
これで、キーの割り当ては完了です。あとは、起動するROMファイルをタップ後、Startボタンをタップすれば、無事に動かすことができるかと思います。

ROMの起動後、coinキーでcoinを増やし、startキーを押せば、動作が始まります。カーソルキーを動かしながら、画面をタップして操作します。
動作を終了するには、Quitキーを押します。Quitキーは重要ですので、必ず割り当てるようにしてください。

PocketCultMAMEを終了するには、メニュー画面において「Exit」ボタンをタップします。PocketCultMAMEは本家MAME同様、レジストリをいじりませんので、比較的安全に利用できますが、ROMファイルの中にウィルスが紛れている場合もありますのでご注意ください。なお、対応ROMにつきましては、docフォルダ下にあるテキストファイルに、リストが記載されています。

最後に、当然のことですが、著作権に十分注意した上で、ご利用ください。また、このコラムを見て何のことか分からない方は、手出し無用でお願いいたします。
なお、本コラムを参照した結果生じたいかなる損害にも、当方は責任を負いません。あくまで自己責任でお願いいたします。

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HYBRID W-ZERO3で無線LAN [モバイル]

土曜日にNTT東日本から無線LANカード(SC-32KI)が届き、早速無線LAN環境の構築に取り掛かりました。ところが、今まで無線LANを使ったことがなかったため、HYBRID W-ZERO3(以降HB3)で無線LAN接続するまで、半日近く掛ってしまいました。

私に限らず、初めて無線LANを使う人にとっては、手元の取扱説明書だけでは設定に戸惑う場面が多いのではないかと思います。
今日は、NTT東日本のひかり電話ルータ(回線終端装置)PR-S300SEと専用無線LANカード、そしてHB3の組み合わせにおける無線LANの設定について、述べたいと思います。

まず、無線LANカードですが、これはNTT東日本からのレンタル専用となっています。残念ながら、市販品で使用できるカードは存在しないようです。
レンタル料は月額315円ですが、以前は525円とか420円とかしていたようで、時代に合わせて値下げしている感じです。

2年(場合によっては1年)以上使用する場合は、市販の無線LANルータを別途購入し、PR-S300SEのLAN端子に接続して使用した方が割安ですが、まあ、保守管理費込みで月額315円ですので、そんなに目くじら立てるほど高額ではないと思います。また、今後の値下がりも十分に期待できます。

さて、無線LANカードを使用することの最大のメリットは、何といってもそのお手軽さです。親機側のセッティングは、非常に簡単です。
まず、PR-S300SEのコンセントを抜き、無線LANカードを専用スロットに根元までしっかりと差し込みます。最後にPR-S300SEのコンセントを入れます。たったこれだけです。

なお、無線LANカードを差し込む際、向きを間違えないように注意することはもちろんですが、その前にスロットの蓋に積もった埃をきれいに飛ばしておいた方がいいでしょう。
埃がスロット内に落ちたりすると、接触不良の原因になったりするので、気を付ける必要があるかと思います。

続いて、子機側(HB3)の設定ですが、これが思いの外難儀しました。無線LANの設定は初めてだったことに加え、NTT推奨の「らくらく無線スタート」がHB3の仕様上使えなかったため、手動での設定を行なわざるを得ませんでした。

設定に先立って、まずPR-S300SEのMACアドレスを確認し、控えておきます。これは、本体の側面に記されている12桁の英数字で、確認方法の詳細はPR-S300SEの取扱説明書5-19ページに記載されています。

なお、PR-S300SEでは、無線LANの設定をいろいろと変更できるのですが、初めて無線LANを使用するのであれば、初期設定のままで大丈夫です。
もしも以前に設定をいじったことがあるようでしたら、再度設定内容を確認してみる必要があるかもしれません。

続いて、HB3側の設定ですが、設定に時間が掛る場合がありますので、電源ケーブルをつないでおいた方が無難です。
そして、以下の手順で無線LANの設定を行ないます。

まず、メニューランチャの「設定」を開き、設定画面から「ワイヤレスマネージャ」を選択して、「内蔵ワイヤレスLAN」のスイッチを「ON」にします。
無線LANが起動すると、スイッチの下にHB3のMACアドレスが表示されます。ただし、今回の使用例では、このMACアドレスは使用しません。

もちろん、この状態ではまだPR-S300SEと接続することはできません。接続するためには、PR-S300SEを親機として認識する必要があります。
PR-S300SEは初期設定では「ANY接続拒否」となっているため、HB3側で親機を指定してやる必要があります。

「ワイヤレスマネージャ」画面の左下にある「メニュー」をタップして開き、「内蔵ワイヤレスLANの設定」を選択します。
開かれた「ワイヤレスネットワークの構成」画面で、「新しい設定の追加...」を実行します。なお、アクセスするネットワークは「アクセスポイントのみ」で構いません。

続いて開いた画面で、ネットワーク名を設定します。ここで、PR-S300SEのMACアドレスを使用します。ネットワーク名については、同取扱説明書の5-19ページにも記されていますが、MACアドレスの下6桁(XXXXXX)(XXXXXXは製品固有の英数字)を用いて、「PRS300SE-XXXXXX-1」とし、それをHB3のネットワーク名欄に入力します。

その下にある接続先については、「インターネット接続」に設定します。そして、「これは非表示のネットワークです」にチェックを入れ、画面右下の「次へ」をタップします。
認証欄では「WPA-PSK」を選択し、データ暗号化は「TKIP」を指定します。続いて、ネットワークキー欄に、PR-S300SEのMACアドレス+"Z"の13桁の半角英数字を入力します。

その際、英字は必ず大文字で入力するようにしないと、正しく認識されませんのでご注意ください。また、テンキーからは大文字の入力ができない場合がありますので、ソフトウェアキーボードから入力した方が良いでしょう。

以上の入力が終わりましたら、「次へ」をタップします。最後に、「IEEE802.1xネットワークアクセスコントロールを使用」にチェックを付けて、画面右下の「完了」をタップします。
これで、「ワイヤレスネットワークの構成」の設定は完了です。なお、「ネットワークアダプター」タブの設定は、特に行なう必要はありません。

続いて、無線LAN接続ツールの設定を行ないます。メニューランチャの「無線LANツール」を開き、「無線LAN接続ツール」を長押しします。
最初に、画面右下の「登録」ボタンを押し、接続先として「その他無線LAN」にチェックを入れ、「次へ」をタップします。

接続名を任意名で設定(私の場合「自宅LAN」)し、「ネットワーク名」に、ワイヤレスマネージャで設定した名前を入力します。
さらに、「非公開のSSID」にチェックを入れ、「次へ」をタップします。

続いて、ワイヤレスマネージャの設定と同様に、「認証」と「データ暗号化」を設定し、「ネットワークキー」を入力して「完了」をタップします。
その際、「ネットワーク設定...」は特に行なう必要はありません。

設定が完了すると、設定した接続名(私の場合「自宅LAN」)が接続名欄に追加されます。その接続名を選択し、「接続」ボタンを押せば、無線LANに接続することができます。
以降、インターネットに接続すれば、無線LAN経由で接続されることになります。

なお、一旦無線LAN接続を切断後、再び無線LANを使用する場合は、ワイヤレスマネージャで「内蔵ワイヤレスLAN」を「ON」にすれば、通常は「無線LAN接続ツール」が自動的に起動して、接続するかどうか確認してくるのですが、「マルチタスク管理」で「無線LAN接続ツール」を閉じた状態にしておくと、接続することができません。

その場合は、メニューランチャから「無線LANツール」を開き、「無線LAN接続ツール」を実行して、手動で接続する必要があります。
また、インターネットにつなぐ際にダイヤルアップしてしまう場合も、「無線LAN接続ツール」で状態を確認すると良いでしょう。

さて、無線LAN接続でネットブラウズが快適になったかというと、感覚としてはそんなに劇的に速くなったという印象はありません。
これは、画面表示に時間が掛るためであり、通信速度以前の問題です。

軽いサイトを開く分には明らかに高速化を実感できますが、日経などのように重いサイトを開く場合は、正直なところ、PHS通信の時とあまり違いを感じません。
また、PHS専用サイトへは3G同様無線LANからも接続できませんので、専用サイトへの接続が多い場合、無線LANの切り替えが多発して、使い勝手はかえって良くないかもしれません。

私としては、SEGAのサイトなどがサクサク開くことを期待していたのですが、無線LANからは接続できないようです。
もっとも、PHSにとらわれない、例えばWindows Phone関連のサイトへの接続は、非常に軽快です。

もちろん、他のパソコン用サイトであっても、その多くでは高速化の恩恵を十分に実感できると思います。
問題はブラウザなのですが、アドエス用のOperaが使えるという話も見聞きしますので、今度試してみたいと思います。

また、無線LANに限ったことではないのですが、HB3では電力消費が非常に大きいため、あらゆる場面での電源確保を考える必要があります。
HB3はmicro USB端子経由で充電するのですが、困ったことに端子カバーが干渉しやすいため、幅の狭いコネクタでないと使うことができません。

そのような(HB3対応をうたった)製品は量販店にはほとんどなく、先日、ようやく次の製品を購入することができました。



これは、充電池とケーブルのセットで、ケーブルだけを用いれば、USB端子付きACアダプタや同カーバッテリー経由での充電が可能となり、充電池を差し込めば、緊急時に充電することもできます。

もちろん、先日ご紹介した改造USB延長ケーブルでもよかったのですが、車内に持ち込むにはあまりにも邪魔くさいため、コンパクトな充電専用ケーブルを探していました。
充電池は当初考えていなかったのですが、まあ、あれば便利ということで購入しました。

また、書籍関連では、iPhoneやAndroid関連は山ほど出ているにも関わらず、HB3関連は皆無だったのですが、少し考え方を変えてWindows Mobile関連で探したところ、次の書籍を見つけ、購入しました。

Windows Mobile×BUSINESS スマートフォン活用ガイド

Windows Mobile×BUSINESS スマートフォン活用ガイド

  • 作者: 佐野 正弘
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


内容は極めて初歩的なのですが、Windows Mobileの主にビジネス用途での使い方を中心に述べられています。
まだパラパラとめくった程度ですが、非常に面白そうです。

少しずつですが、HB3にも慣れてきました。Windows Updateがうまくいかない、など、まだまだ分からないことは多いですが、とりあえず機種変更して良かったと思っています。
ちなみに、これまでの1週間で、いじっている内にハングアップしてバッテリを外す羽目になったことが、3回あります。これは多いんでしょうか?まだましな方なのでしょうか?

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