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HYBRID W-ZERO3でMAME [モバイル]

WindowsCE系OSで動作するMAMEとして、PocketCultMAMEが知られていますが、HYBRID W-ZERO3(HB3)でも動作するかちょっと確認してみました。
結論としては「動作可能」ですが、操作性や音に関してはあまり期待しない方がいいかもしれません。ちなみに、私が試したバージョンは0.4aですが、0.5も存在するようです。

HB3への導入は、至って簡単です。まず、ダウンロードサイトからPocketCultMAMEをPCにダウンロードし、それを展開します。
PCにHB3を接続後、展開して得られたフォルダごと、HB3の任意フォルダ(私はmicroSDのルートにしました)の下にコピーします。

あとは、HB3からPCMAME.EXEを実行すれば、PocketCultMAMEが起動します。なお、当然のことながら、実際に動作を確認するためには、MAME用のROMファイルが必要になります。
ROMファイルをサブフォルダであるromsフォルダにコピーすればOKです。ROMファイルが存在すれば、起動時に名称が上部窓に表示されます。

さて、実はこのままでは実際に操作することはできません。まず、Optionsボタンをタップして、オプションメニューを開きます。
続いて、上から3番目の「Change input configuration」をタップして開きます。

「Redefine controls」の各ボタンをタップし、「Press a key for xxx」(xxxはボタン毎に異なります)と表示されたら、それに割り当てたいキーを押します。
その際、注意しなければならないのは、ダイヤルキーには対応していないということです。

したがって、ダイヤルキーを閉じた状態の各キーに、各ボタンを割り当てないといけないのですが、当然のことながらキーの数が足りません。
ただ、A~Cボタンは画面のタップに対応していますので、それ以外のボタンを各キーに割り当てれば大丈夫です。

まず、カーソルキーに上下左右ボタンを割り当てます。続いて、OKキー、電源キー、通話キーに、CoinボタンやStartボタンなどを割り当てます。
最後に、シャッターキーにQuitボタンを割り当てます。ちなみに、MULTIキーやアクションキー、ボリュームキーへは、ボタンを割り当てることができませんので、ご注意ください。

割り当てが完了したら、OKボタンをタップし、続いてApply Changesの「As default configuration」をタップします。
これで、キーの割り当ては完了です。あとは、起動するROMファイルをタップ後、Startボタンをタップすれば、無事に動かすことができるかと思います。

ROMの起動後、coinキーでcoinを増やし、startキーを押せば、動作が始まります。カーソルキーを動かしながら、画面をタップして操作します。
動作を終了するには、Quitキーを押します。Quitキーは重要ですので、必ず割り当てるようにしてください。

PocketCultMAMEを終了するには、メニュー画面において「Exit」ボタンをタップします。PocketCultMAMEは本家MAME同様、レジストリをいじりませんので、比較的安全に利用できますが、ROMファイルの中にウィルスが紛れている場合もありますのでご注意ください。なお、対応ROMにつきましては、docフォルダ下にあるテキストファイルに、リストが記載されています。

最後に、当然のことですが、著作権に十分注意した上で、ご利用ください。また、このコラムを見て何のことか分からない方は、手出し無用でお願いいたします。
なお、本コラムを参照した結果生じたいかなる損害にも、当方は責任を負いません。あくまで自己責任でお願いいたします。

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