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Amazon Kindle Unlimited の歩き方:Kindleへのパーソナル・ドキュメント登録 [電脳電網奥義]

このところ、めっきり書籍を購入することがなくなりました。3年ほど前までは、電子書籍を購入していたりもしたのですが、それ以降は基本的にサブスクで済ませています。
最初はTマガジンを契約していましたが、1年も経たないうちに廃刊となり、その後しばらくの間は電子書籍サブスク難民の状態が続きました。

Tマガジン廃刊後、代替サービスを探してみたものの、当時愛読していた「Mr.PC(ミスターピーシー)」を取り扱っているサブスクが見つからず、躊躇していました。
Tマガジン契約前は、毎月800円ほどで購入していた書籍であり、サブスクとは言え半額(400円)ほどの料金で購読できることに魅力を感じていたのです。

そうこうしている内に、AmazonでKindle Unlimitedが2か月無料のキャンペーンを見つけ、とりあえず契約してみることにしました。
無料期間終了後の料金は月額980円で、Tマガジンの2倍以上するのですが、「Mr.PC」を取り扱っていたことや、雑誌や漫画だけでなく新書や実用書なども読み放題の対象となっていることなどから、現在も購読を続けています。

Kindle Unlimited(以下Kindle)では、雑誌の閲覧も然ることながら、多くの新書や実用書が読めることも大きな魅力です。
以前は端末に保存できる書籍の数は10冊まででしたが、現在は20冊まで拡張されており、読みかけの本の保管にもほとんど不自由がなくなりました。

ちょっと古めのパンローリングの投資本なども読み放題の対象になる事があり、気になった書籍などは、とりあえず保存しています。
なお、無料購読に期限がある書籍もありますが、端末に保存されている限り、期限が切れても閲覧することができます。

ちょっと変わったところでは、いわゆるKindle出版といわれる自費出版電子書籍の多くが、無料購読の対象になっていることです。
内容的には疑問符の点くものも多いですが、他の人がどのようなスキルや内容で出版しているかを知ることは、大いに参考になります。

Kindle端末やアプリなどでは、Kindleで出版されている書籍以外にも、手持ちのPDFファイルを読み込んで閲覧することもできます。
手っ取り早く閲覧するには、ファイルマネージャでファイルを開く際に、Kindleを閲覧アプリに指定します。するとKindleアプリが起動し、ファイルが閲覧できます(Androidの場合)。

この方法は手軽ではありますが、Kindleアプリを単なるビュアとして使っているに過ぎず、ファイルを閉じるとKindleも終了します。
Kindle内にファイルの痕跡は残らず、当然、しおり(レジューム)等の機能は働きません。

実はKindleでは、通常の書籍と同じようにアプリ内にファイルを保存し、いつでも自由に閲覧することができる機能があります。
通常の電子書籍と変わりませんから、次回閲覧時には、前回終了したところから再開することができるなど、使い勝手が向上します。

PDFファイルをKindleに登録するには、ちょっとした手順が必要です。いかにその方法を記します。

①Web上のAmazonサイトから「アカウントサービス」を開き、「デジタルコンテンツとデバイス」の「コンテンツと端末の管理」を開きます。

②「端末」タブから、「デバイスにインストールされているAmazonアプリ」の「Kindle」を開きます。

③PDFファイルを登録するデバイスを確認し、そこに記載されているEメールアドレスを控えます。デバイスが複数ある場合は、「デバイスのコンテンツを見る」をクリックして、目的のデバイスかどうかを再確認します。

④「設定」タブを選択し、「パーソナル・ドキュメント設定」を開きます。「パーソナル・ドキュメントの保存」が「有効」になっていることを確認します。

⑤「Send-to-Kindle Eメールアドレスの設定」で、③のEメールアドレスを再確認します。もしもEメールアドレスを変更したい場合は、「アクション」の「編集」から変更することもできます。

⑥「承認済みEメールアドレス一覧」で、PDFファイル送付元のEメールアドレスを確認します。なお、利用するプロバイダ等により、メールに添付できる最大ファイル容量が異なります。登録された承認済みEメールアドレスでは容量が不足する場合、より大きなファイルを送れるアドレスを追加してください(注1)。

⑦メールアプリを開き、宛先に⑤のアドレス、差出人に⑥のアドレスを設定します。件名を空欄のままにして、Kindleに送るPDFファイルを添付し、送信します。件名の確認を要求されても、そのまま送信してください。

⑧送付先デバイスのKindleアプリを開き、送信したPDFファイルが登録されていれば完了です。以降、通常の書籍と同様に閲覧することができます。

(注1)So-netメールの場合は、添付できるファイル容量は実質14MB程度です。それ以上の容量が必要な場合は、Gメールやヤフーメールを用いれば、19MB程度まで添付することができます。他にもクラウドを利用する方法等があるようです。
ちなみに、Kindleが受信できるファイル容量は最大で50MBであり、パーソナル・ドキュメントの全容量は5GBまでのようです。

なお、PDFファイルを送信する際に、件名を空欄にすると、そのままPDFファイルとして登録されますが、件名に「変換」と入力すると、Kindle形式に変換して登録されます。
Kindle形式では、文字の大きさやフォント、レイアウト等を変更することが可能です。また、Kindle出版を行う際の事前確認にも利用できます。

ただし、PDFファイルによっては、Kindle形式に変換すると、文字や文章の欠落やレイアウトの乱れなどが生じる場合があります。
ワードで作成しPDF形式で保存したファイルで、そのような症状を確認しています。

特に問題となっているのが、ページ切替わり時の文章欠落や、元ファイルにおける行末箇所に半角スペースが入る場合があること、改ページが機能していないこと、等です。
もちろん、元のPDFファイルでは、問題なく表示されています。

ブログに投稿した記事の本文部分を選択してコピーし、それをワードに貼り付けた後、フォントやレイアウトなどを変更して体裁を整え、PDF形式で保存しているのですが、このようにして作成したファイルをKindle形式に変換すると、正しく表示されない場合があるわけです。

当初はPDFファイルの作成過程に問題があると考えていたのですが、よくよく考えてみたら、Kindle形式の変換前ファイル形式はワードのDOCX形式が推奨されています。
そこで、ワード形式のファイルをそのままメールに添付し、件名に「変換」と付けて、Kindleに送信してみました。

その結果、KindleアプリにKindle形式に変換されたファイルが登録され、閲覧することができました。
文字の欠落やレイアウトの乱れもなく、ワードで作成した文章そのままに表示できています。表紙を付ければ、そのままKindle出版できそうです。

現在、AmazonにはAmazonプライムを始め、Kindle Unlimited、Amazon Photos、Amazon Music Unlimited、を登録しています。結構な依存度ですが、いずれも手放せない状況です。
一方、Amazonアソシエイト・プログラムにも登録していますが、今後、Kindle出版も考えていきたいと思います。

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