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メルカリの歩き方 [雑感]

メルカリを始めて3年半ほどになります。出品が9割、購入が1割ほどですが、このところ購入する機会が増えています。
最近はシステム分析環境増強のため、先行投資のつもりでパソコンの購入を進めてきました。

さて、メルカリは言うまでもなくフリマアプリの雄ですが、必ずしも安心して取引できるわけではありません。その所為か、最近はメルカリ疲れなんていう言葉もちらほら耳にします。
私自身、過去に何度か不快な思いをしましたし、購入者の方にご迷惑をお掛けしたこともありました。

メルカリは、基本的には個人対個人の取引を仲介する場なのですが、以前から業者の参入が問題視されていました。明らかな業者なのに、何故か黙認されていたようです。
それどころか、最近はメルカリ自身が業者を容認するような体制に変わってきたように思います。

中には、いわゆる「転売ヤー」といった質の悪い業者や個人も存在します。また、恐らくヤフオク等から流れてきた人の中には、メルカリ規約を守らず、独自ルールを押し付けてくる方もいます。
そんな状況のため、出品は元より、購入にも多大な神経を使うようになってきました。

そんな中、私自身、その出品者から購入するかどうか判断するために、以下のことに気を付けています。もちろん、それを守れば絶対に大丈夫、という訳ではありませんが、ある程度の参考になればと思います。

1.悪い評価が比較的多い。ただし、時期と内容は要確認。

一切のコメントを返さないなどというのは問題外ですが、ちょっとした過失や行き違いで悪い評価を付けられてしまう場合もあります。また、悪い評価の理由をプロフィールに書いている人もいますが、相手を非難する言動はNGです。私は絶対に買いません。

中には、昔悪い評価が多い時期があってそれを反省し、最近では良い評価が多くなっている出品者もいます。そういう人とは、むしろ良い取引ができる可能性が高いでしょう。
悪い評価の数だけで判断せずに、その時期と内容も考慮する必要があります。

2.ノークレーム(NC)ノーリターン(NR)を主張する。

これは明らかに規約違反。そのような人とは関わらないことが賢明です。NCNRの理由として「ジャンクだから」と言う人もいますが、そういう人に限って何故ジャンクなのかを明確に言いません。「ジャンクの意味が分かる人のみ購入してください」という決まり文句を言う人ほど、ジャンクの理由をぼやかします。

壊れているなら、明確に「壊れていて使えないので自力で修理するか部品取りにでもどうぞ」と説明すれば済むことです。それに対して、「買ってみたら壊れていた」などとクレームをつける人はいません。どこがジャンクなのかも説明しないで、「クレームを言うな」なんていう道理は通りません。

3.商品情報を開示しない。

写真を1~2枚だけ載せて、一切の商品説明をしない方がいます。そのような人は、何のために出品しているのか疑問です。
問い合わせがあれば答えるつもりなのかもしれませんが、まともな回答があるようにも思えません。写真だけで判断させて、錯誤による購入を狙っているのでしょうか?

4.やたらと素人を装う。

その人のプロフィールを見ると、例えばPCパーツ等を大量に出品しているにも関わらず、パソコンの素人なので問い合わせには答えられない、とか書かれています。
出品しているパーツの商品説明は曖昧で、動作するかどうかはぼやかしています。本当に分からない方もいるかもしれませんが、私は基本的には避けて通ります。

5.言葉使いが横柄。

私の嫌いなフレーズに「神経質な方はご購入をお控えください」というものがあります。言葉は一見丁寧ですが、「神経質」という言葉が良い意味で使われることは、通常ありません。

上のフレーズは「ちょっとの汚れ等に対して文句を言ってくるような神経質な奴は購入するな」と言っているわけです。私はそれほど神経質ではありませんが、そんなことを言う「神経質」な人からは購入したくありません。

6.問い合わせを無視する。

コメントを見ると、問い合わせに対して一切答えていない方がいます。もちろん、無理な値下げ要求等に対しては分からないでもないですが、写真や商品説明からは判断できない仕様等に関しても無視を決め込む方がいます。

分からないなら分からないと答える、Webで検索できる最低限の情報を示す、等、対応はいくらでもあります。
知られると困る情報でもあるのでしょうか?

7.やたらと制限事項が多い。

ニックネームや商品説明に、「プロフ必読」などと書かれている方が結構います。それ自体は別にいいのですが、プロフを見てみると、やたらと制限事項が目に付く場合があります。
中には「いいね」を付けたらブロックする、みたいな過激なものもあります。

私からしてみれば、「いいね」はブックマークです。ある製品に対して複数の出品者の商品を比較検討したい、などという場合に役に立ちます。
一方で、頑なな人は「いいね」を値下げ要求としか捉えていません。値下げ要求は不快だから「いいね」も不快だ、となるわけです。私にはそんな態度が大いに不快です。

8.業者、転売ヤー。

業者が全て悪いという訳ではありません。中には良心的なところも存在します。しかし、業者が多く参入してしまうと、価格が膠着して高止まりしやすくなります。
掘り出し物を見つけるという、せっかくのフリマの楽しみやメリットが、大きく損なわれてしまいかねません。

一方の転売ヤーですが、これは業者・個人を問わず絶対に参入を許すべきではありません。今回の新型コロナ禍でも、マスクや消毒液等の転売が社会問題になりました。
弁護士の一部には、正当な営利行為などと言って擁護する人がいたことは、大変残念でした。

既に生産終了になっているような商品を、マニア向けにプレミアム価格で売却する行為は問題ないと思いますが、現行流通品の一時的な品不足に付け込んで高く売る行為は、何らかの規制が必要だと考えます。ましてや、そのために買い占めに走るなんてことは言語道断です。


9.着払い出品。

これは完全に個人的な意見ですが、せっかく全国一律で安く発送できるシステムがあるのに、何でわざわざ着払いにするのか分かりません。
もちろん、出品者側にも事情があることは理解できます。しかし、これは安いと思ってクリックしてみたら着払いだった、となると、一気に買う気が失せてしまいます。

私の場合、義母と同居しているという事情もあります。着払いの荷物が届いた時に義母が対応してしまうと、料金の支払いで余計な問題が生じてしまいます。
そんなことから、私はどんなに良い商品であっても、着払いでは購入しません。もちろん、出品者に「送料込みにしてほしい」とお願いする場合はあるかもしれません。


以上、私がメルカリで商品を購入するに当たって、特に気を付けている事項に関して記述しました。なお、これが全てとは限らず記載漏れがあるかもしれませんが、何と言っても最後は「人」ということになります。

メルカリがあくまで「個人」対「個人」の取引ということであれば、最終的にはその出品者が信用できそうかそうでないか、ということに尽きるのではないかと思います。
ちなみに、私はメルカリで初めて出品する方からの購入を躊躇しません。初めての方は評価がありませんが、それだけに丁寧な対応を心掛けるだろうと期待するからです。

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