今週の投資成績（09/20～09/22）

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

　　銘柄　　　　　　　　　システム　　　　売買　　　トレード期間　　　　　　　　損益率
　7201日産自動車　　順張正逆合成　ＣＰ　　　11/09/13～11/09/20　　 ±0.00%
　7201日産自動車　　順張正逆合成　売建　　11/09/20～保有中　　　　　+5.30%
　6770アルプス電気　順逆逆逆合成　ＣＰ　　　11/09/15～保有中　　　　　±0.00%

日産正逆合成システムは、連休明け火曜日の寄付きで売建てとなりましたが、株価はその後下落を続け、想像以上の大幅評価益となっています。
おかげでシステム上のドローダウンからようやく脱すると共に、まだ評価益段階ではありますが、実運用上のドローダウンからも脱することができました。

合わせて、今までちょっと内緒にしていたのですが、現物株（の評価損益）を含む今年のトータル収益も、2月の赤字転落以降、3度目の黒字となりました。
過去2度は、三日天下ならぬ一日天下に終わっていましたので、これが三度目の正直となって欲しいものです（現在二日天下です）。

ただし、今日の引け時点で買いシグナルが点灯したため、連休明け月曜日の寄付きで手仕舞いとなります。
もっとも、ほどほどで手仕舞いした方が、結果的には良いのかもしれません。この連休中の海外相場が平穏に経過することを願います。

一方、アルプス電気の方は、順システムと逆システムが共にドテンとなったため、相変わらずキャッシュポジション継続です。
まあ、良く言えば資金温存、悪く言えば機会損失といったところでしょうか。

今週の日経平均株価は、相変わらずのNY市場追従で、大幅反落となりました。先週末の上昇分を全て帳消しにし、再び8,600円を割り込みました。
株価は先週末比3.43%の下落となり、昨年末比では16.31%のマイナスにまで大幅後退しました。

続いて、以下に9月22日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。



今週は、新たなトレンドの発生や消滅はなく、各トレンドにもほとんど変化はありませんでした。基本的には、先週時点のトレンドを継承しています。
各トレンドの安定指数は、トレンド3が0.68、トレンド4が1.34、トレンド5が2.09、トレンド6が3.82、トレンド7が0.02、トレンド8が2.44、そしてトレンド9が1.01となっています。

唯一のサポートに見える上昇トレンド3は、もはや添え物にすぎず、実質的には各下降チャネルが、株価の下値を決めているように感じます。
そう考えると、一時的かもしれませんが下げ止まりが期待できるのは、下降チャネル9の近辺ということになるのかもしれません。

一方、平均保有株価で見ると、各平均保有株価は相変わらず下降トレンドを形成しています。
株価の戻りのピークと短期平均保有株価との間に、明確な乖離が見られることから、ひょっとしたら個人投資家に代表される短期投資主体が、市場から遠ざかっているのかもしれません。中長期投資主体に関しては、言わずもがなでしょう。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。

　下降トレンド4：8,829円⇒8,788円
　下降トレンド5：9,690円⇒9,672円
　下降トレンド6：8,819円⇒8,753円

　上昇トレンド3：8,555円⇒8,558円
　下降チャネル4：8,310円⇒8,270円
　下降チャネル5：8,132円⇒8,113円
　下降チャネル6：7,870円⇒7,804円
　下降チャネル9：8,258円⇒8,253円

　長期平均保有株価：9,618円
　中期平均保有株価：9,470円
　短期平均保有株価：9,030円

来週一杯で、2011年上期が終了します。東日本大震災や欧米経済失速の影響があったとはいえ、今期は厳しい展開が続きました。
下期こそは、震災復興が順調に進むと共に、欧米経済回復の目処が立つことを期待します。

タグ：日産自動車 システム 投資成績 アルプス電気 トレンド 株 日経平均