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原子力に替わるもの [雑感]

以下は全くど素人の考えです。妄想あるいは夢物語としてご覧ください。

もしも原子力に替わるエネルギーとして何が有望かを考えると、私は水力に期待します。とは言いましても、従来のように巨大なダムを造って発電するのではなく、水の流れそのものを利用するタイプのものです。

実際にこの手の発電装置の開発は、現在も地道に続けられており、どれくらい前だったかのドキュメンタリー番組でも紹介されていたかと思います。
現状は大規模化が難しいこともあり、マイクロ水力発電と称されているようですが、いくつかのメーカーから製品も出ているようです。

これらの発電量は1機当たり数k~数10kW程度と小さいですが、仮に100万機の設置が可能であれば、1,000万kW級の総発電量となります。
100万機というと、途方もない数字に思われるかもしれませんが、幸いにも日本は水資源に恵まれています。

また、現在は「マイクロ」水力発電ですが、将来的には、例えば潮流を利用した大規模な発電システムが開発されるかもしれません。
そうなれば、日本はなおさら資源に事欠かないことになります。

更には、水力は太陽光や風力と違って、24時間365日、ほぼ安定してエネルギーを得ることができるでしょう。
もちろん、水量が大きく変化するような場所などへの設置は、考えないとした場合です。

この手の発電で、果たしてどれくらいのエネルギー効率が得られるか、ピンとこないところですが、逆に、エネルギー効率100%のモーターを考え、それに直結した(あるいはギヤを介した)スクリューを水中で回すのに、どれくらいの電力が必要かを思い浮かべれば、想像しやすくなります。

そのスクリューを水力だけで回すことが可能であれば、モーターの端子には、そのスクリューを同じ状態で回すに必要なだけの電力が得られるでしょう。
そう考えると、非常に想像が膨らんできます。原子力や太陽光と違って、エネルギーの生成を実感しやすくなります。

発電原理はダイナモと同じです。非常用ラジオライトや自転車に付いているアレです。たまにテレビなどで、自転車をこいで発電する実験を目にすることがありますが、それも同じです。
違うのは、ダイナモを回すのが人力か、水力か、です。あるいは風力も同じ原理です。

もちろん、ダイナモの性能も重要ですが、いかに効率よく水などの力を回転運動に変換し、伝達するかという機構部の優劣が、発電効率を大きく左右するでしょう。
構造が直感的に分かりやすく、製作や実験もしやすいため、ひょっとしたら素人発明家が日本のエネルギー危機を救う、なんてことも起こり得るかもしれません。

興味のある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。ひょっとしたら、あなたが日本の救世主になれるかもしれませんよ。

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