ビデオデッキ購入（ただしジャンク品）

先日、ミュージックビデオを大量購入したのを契機に、ようやく重い腰を上げて、今まで溜め込んだビデオやLDをNASに録り込み始めたのですが、ビデオデッキの調子が悪かったため、ビデオの録り込み作業を中断し、とりあえずLDの処理を先に行なっていました。

ただ、LDに関しては当面処分する予定はなく、できれば先にビデオの録り込みを行なって、録り込み済みのビデオを一刻も早く廃棄したいところです。
そこで、他の用事のついでに、市内のハードオフに行って、ビデオデッキを購入してきました。

幸い、ジャンクコーナーで「Panasonic NV-HV7G」が動作品として840円で売られていたため、他機種といろいろ比較・検討した上で、それを購入してきました。
リモコンは付属せず、本体と取説のみだったのですが、以前使っていたPanasonic製ビデオのリモコンが手元にあり、問題なく使えました。

動作は良好で、一番気になっていた早送りや巻き戻し、イジェクト動作も全く問題ありません。実は、今まで使っていたビデオデッキはこの辺りの動作が悪く、時にテープを痛めることがあったため、使用を中止していました。

過去の経験では、一番最初に故障するのが早送りや巻き戻し、あるいはイジェクト部分であり、もしもオークション等での入手を検討するのであれば、その部分の動作を事前に確認しておいた方が無難です。

ハードオフでは、ジャンク品でも正規品と同等以上の品質のものが多々あります。それを見分ける簡単なコツは、ビデオデッキの場合、まずは「記録・再生可能」の記載があるものを選ぶということです。

その上で、デッキの状態を見る訳ですが、もちろん外観が錆だらけなんてものは、一先ず除外するのが妥当でしょう。
基本的に、ビデオデッキ内の部品は消耗品です。外観が錆ついているということは、内部もかなり傷んでいる可能性があります。

あとは好みの問題が大きいのですが、基本的には新しい製品や、最近入荷された製品を選んだ方が良いでしょう。
ジャンクの値札には、大抵、入荷日が記載されています。数カ月以内の入荷で、記録・再生OKの記載があれば、まずは大丈夫だと思われます。

最近は、ビデオデッキの需要も低下しているのか、恐らくビデオデッキを売りに行っても、よほどの高級品でない限り、ジャンク扱いでの引き取りになるのでしょう。
そのため、最近入荷したジャンク品には、程度の良いものが多いように感じます。

また、店舗にもよると思いますが、ジャンク品であっても記載内容に偽りがある場合は、レシートと現品を持って行けば返金してくれるようです。
どのような在庫・販売管理になっているのか分かりませんが、今回購入時の店員の説明ではそういうことでした。

また、製品の製造年については、ビデオデッキの場合、基本的には2003年以降にはほとんど新製品は出ていません。
そのため、2000年以降の製品であれば、十分新しい部類だと考えることができます。ちなみに、製造年は大抵の場合、デッキ背面に記載されています。

なお、逆に新しい製造年のビデオデッキは、機能が非常に簡略化されているものが多いようです。そのため、豊富な機能を求めるのであれば、ちょっと古い製品で状態の良さそうなものを探した方が良いでしょう。

ビデオデッキの場合、ビデオテープの再生を主な用途とするのであれば、リモコンは必須ではありません。
どうしても必要であるならば、ジャンクの同一メーカーのリモコンを探すか、ホームセンターなどで汎用リモコンを購入すれば良いのではないかと思います。

また、取説に関しては、ネット上でPDFファイル等で入手可能なものもありますので、どうしても必要な場合は、ネットで検索してみると良いでしょう。
ビデオテープの再生のみであれば、特に取説がなくても支障はないものと考えます。

何はともあれ、これで再びビデオ視聴が可能な状態になりました。これから当分の期間、デュアルコアPCには、ビデオ取り込みに専念してもらいます。
以前、ジャンクで仕入れたビデオキャプチャユニットも、大活躍してくれています。

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