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これからの「日本」の話をしよう [雑感]

今日で2010年度が終了し、明日から2011年度が始まります。思えばこの間際になって、日本を未曾有の大災害が襲い、社会や経済は大混乱となっています。
これはもちろん悲劇です。しかし、見方を変えれば、新たな世界への扉が開かれたと考えることもできます。

20年前のバブル崩壊から未だに立ち直れないままデフレが続き、政治や経済、社会に疲弊感と虚無感が漂う中、私たちは強烈な往復ビンタを喰らったのではないでしょうか?
それが私たちの心に活を入れ、震災復興のみならず、日本再生への強い決意を抱かせることを強く期待します。

今こそ、これまでのイデオロギーに縛られない強力な意思で、改革を推し進めていくべきだと考えます。以前も述べましたが、旧態依然の党利党略を優先した政治にしがみついてはいけません。
そのような政治家たちは、淘汰されて然るべきですし、そうなることを強く望みます。

政治に限らず、社会や経済、科学や工業技術においても、従来とは異なった価値観に基づいて、行動していく必要があるのかもしれません。
もちろん、それは今までの蓄積を否定するものではありません。むしろ、今までの蓄積を精査し、それらの選択と集中、あるいは融合を進めるべきと考えます。

そのキーワードは、超循環社会です。エネルギー、資源、食糧を徹底的に循環させると共に、その技術を世界中で共有することを目指します。
そのために必要な要素技術は、すでに研究の緒にあります。また、既存技術からの展開も見込めるでしょう。

私たち日本人が敗戦から奇跡的な復興を遂げたように、この大震災をきっかけに、再び力強く発展することを信じます。
それは、私だけでなく、私たち日本人全体、そして恐らく世界中の人々が、薄々感じていることなのではないでしょうか。

今回の震災においては、世界各国で日本に対する肯定的な対応が目立ちました。もちろん、それは人類愛に根差した行動なのかもしれません。
しかしそれ以上に、日本の復活とそれによる世界への影響力拡大の可能性を、少なからず感じているからこその行動なのではないかと思いたいところです。

世界は、私たちが如何にしてこの大災害から立ち直るかに注目しています。その過程は、必ず自らの社会にとっても参考になるだろうと考えているでしょう。
まだまだ先は長いですが、復活の過程を包み隠さず見せていくことによって、日本は再び国際社会の中で輝きを取り戻していくのではないかと信じます。

私たちが今行なうべきことは、反省でも糾弾でもありません。日本の未来に向けた明確なビジョンを示すことなのです。
そのためには、否定的な意見は不要です。ポジティブでいきましょう。

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