大容量HDD完全復活 [パソコン]
WD（Western Digital）製1.5TB3.5"HDD（Caviar Green WD15EARS）をWindows XPでそのまま使用すると、本来の性能を発揮できないという問題について、昨夜、XP用アライメントソフト（WD Align）を実行したところ、無事に性能を向上させることができました。
データおよびシステムの更新速度は、従来の640GB3.5"HDDとほぼ同等かそれよりも若干速い程度となり、ようやく本来のルーチンワークをこなすことができるようになりました。
本機は回転数が5400rpmで、640GB品の7200rpmよりも25%ほど低いのですが、記録密度の向上でそれを補っているようです。
それならば7200rpmにすればもっと高速になると考えられますが、恐らくコントローラが追い付かないのでしょう。
もっとも、最近はシリアルATA3.0（SATA600）が実用化され始めているため、環境によっては最大で6Gbps（従来のSATA300の2倍）の速度を得ることが可能となっています。
そのようなハイエンド向けには、7200rpmの2TB3.5"HDDが製品化されているようですが、もちろんSATA600に対応していないパソコンでは、その性能をフルに発揮することはできません。
従来のSATA300であれば、恐らく1TBの7200rpm品が最も高速になるのではないかと思います。
私が購入した1.5TB品は、ある意味過渡的な製品だと思うのですが、ビット単価としては現在最も安い部類に入っています。
また、これは2TB品と同じプラッタ数であり、ディスクの外周部のみを用いることで、2TB品よりも高速化を図っているようです。
そんなこともあって、結果的には現時点における（私の環境での）ベストチョイスだったのではないかと思っています。
ただし、これまでに述べてきましたように、Windows XPで用いるためには注意が必要です。
このHDDに従来HDDからシステムごと移す場合は、以下の手順を踏む必要があります。ただし、これはあくまで私が行なった方法であり、これがベストとは限りませんし、環境によっては上手くいかない可能性も否定できません。
まず最初に、WD社のサイトから「WD Align CD」というファイルをダウンロードします。これはISOイメージファイルであり、そのイメージをCDに焼くことにより、XP用アライメントソフトを自動実行するブータブルCDが作成されます。
ダウンロード先は、次のアドレスになっています。
http://support.wdc.com/product/downloadsw.asp?sid=122&lang=jp
ファイルをダウンロードしましたら、それをCDに焼く必要があります。その方法はパソコン環境によって様々なので、各自で対応していただきたいのですが、もしも何らかのライティングソフトがインストールされていれば、そのISOファイルをダブルクリックすることでアプリが起動し、指示に従ってイメージを書き込むことができると思います。
続いて、従来のHDDから新しいHDDに、システム込みで（起動可能な）バックアップを作成します。私は「EASEUS Partition Manager」を用いて行ないましたが、もちろんどのようなアプリケーションを用いても構いません。
その後、新しいHDDをマスター（プライマリ）に設定して、パソコンを起動します。バックアップがうまく取れていれば、そのままWindowsが起動します。
バックアップに問題がないことを確認したら、先ほど作成したCDをセットします。
その後パソコンを再起動すれば、CDからアライメントソフトが立ち上がります。画面の指示に従いながら（基本的にはYesやOKを選択）先に進めると、HDDの更新処理が始まります。
その際、処理が完了したらシャットダウンするようにチェックを入れることができますので、そのままほったらかしておけば大丈夫です。
基本的にデータは保持されますが、不安がある場合は念のためバックアップを取っておきます。もっとも、従来のHDDがそのままバックアップになるので、特に意識する必要はありません。
処理が終了したら、パソコンを起動して素早くCDトレーを開けてCDを抜き（そうしないと再びCDから起動してしまいます）、システムやファイル等に異常がないか確認します。
なお、これらの処理には結構時間が掛かりますが、処理中には残り時間の目安が表示されますので、気長に待ちましょう。
ちなみに、私の場合、2パーティションで25%程のディスク使用率だったのですが、処理の完了までに3時間ほど掛かったかと思います。
また、CDから起動できない場合は、パソコンのBIOSの設定を変更する必要があるかもしれません。それにつきましては、各自ご確認ください。
あるいは、ブータブルCDの作成に失敗している可能性もありますので、そちらも併せて確認すると良いでしょう。
データおよびシステムの更新速度は、従来の640GB3.5"HDDとほぼ同等かそれよりも若干速い程度となり、ようやく本来のルーチンワークをこなすことができるようになりました。
本機は回転数が5400rpmで、640GB品の7200rpmよりも25%ほど低いのですが、記録密度の向上でそれを補っているようです。
それならば7200rpmにすればもっと高速になると考えられますが、恐らくコントローラが追い付かないのでしょう。
もっとも、最近はシリアルATA3.0（SATA600）が実用化され始めているため、環境によっては最大で6Gbps（従来のSATA300の2倍）の速度を得ることが可能となっています。
そのようなハイエンド向けには、7200rpmの2TB3.5"HDDが製品化されているようですが、もちろんSATA600に対応していないパソコンでは、その性能をフルに発揮することはできません。
従来のSATA300であれば、恐らく1TBの7200rpm品が最も高速になるのではないかと思います。
私が購入した1.5TB品は、ある意味過渡的な製品だと思うのですが、ビット単価としては現在最も安い部類に入っています。
また、これは2TB品と同じプラッタ数であり、ディスクの外周部のみを用いることで、2TB品よりも高速化を図っているようです。
そんなこともあって、結果的には現時点における（私の環境での）ベストチョイスだったのではないかと思っています。
ただし、これまでに述べてきましたように、Windows XPで用いるためには注意が必要です。
このHDDに従来HDDからシステムごと移す場合は、以下の手順を踏む必要があります。ただし、これはあくまで私が行なった方法であり、これがベストとは限りませんし、環境によっては上手くいかない可能性も否定できません。
まず最初に、WD社のサイトから「WD Align CD」というファイルをダウンロードします。これはISOイメージファイルであり、そのイメージをCDに焼くことにより、XP用アライメントソフトを自動実行するブータブルCDが作成されます。
ダウンロード先は、次のアドレスになっています。
http://support.wdc.com/product/downloadsw.asp?sid=122&lang=jp
ファイルをダウンロードしましたら、それをCDに焼く必要があります。その方法はパソコン環境によって様々なので、各自で対応していただきたいのですが、もしも何らかのライティングソフトがインストールされていれば、そのISOファイルをダブルクリックすることでアプリが起動し、指示に従ってイメージを書き込むことができると思います。
続いて、従来のHDDから新しいHDDに、システム込みで（起動可能な）バックアップを作成します。私は「EASEUS Partition Manager」を用いて行ないましたが、もちろんどのようなアプリケーションを用いても構いません。
その後、新しいHDDをマスター（プライマリ）に設定して、パソコンを起動します。バックアップがうまく取れていれば、そのままWindowsが起動します。
バックアップに問題がないことを確認したら、先ほど作成したCDをセットします。
その後パソコンを再起動すれば、CDからアライメントソフトが立ち上がります。画面の指示に従いながら（基本的にはYesやOKを選択）先に進めると、HDDの更新処理が始まります。
その際、処理が完了したらシャットダウンするようにチェックを入れることができますので、そのままほったらかしておけば大丈夫です。
基本的にデータは保持されますが、不安がある場合は念のためバックアップを取っておきます。もっとも、従来のHDDがそのままバックアップになるので、特に意識する必要はありません。
処理が終了したら、パソコンを起動して素早くCDトレーを開けてCDを抜き（そうしないと再びCDから起動してしまいます）、システムやファイル等に異常がないか確認します。
なお、これらの処理には結構時間が掛かりますが、処理中には残り時間の目安が表示されますので、気長に待ちましょう。
ちなみに、私の場合、2パーティションで25%程のディスク使用率だったのですが、処理の完了までに3時間ほど掛かったかと思います。
また、CDから起動できない場合は、パソコンのBIOSの設定を変更する必要があるかもしれません。それにつきましては、各自ご確認ください。
あるいは、ブータブルCDの作成に失敗している可能性もありますので、そちらも併せて確認すると良いでしょう。
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