大容量HDDのその後 [パソコン]
昨日ご紹介したWDの1.5TB3.5"HDDですが、やはりWindows XPでは、その性能をフルに発揮できないようです。
一応動作するにはするのですが、ファイルの書き込み、特に小容量ファイルの書き込みで速度の低下が著しくなります。
昨日のコラムで、システム更新に従来の1.5倍くらいの時間が掛かる、と述べましたが、それは特に株価データファイルの更新で顕著でした。
まさに、上述の速度低下が起こっていたことになります。
何故このようなことになるのかというと、Windows XPまでのファイル管理は512B単位で行なっていたにも拘らず、最近の大容量HDDでは4kB単位でセクタを管理しており、両者の不整合が速度低下の原因になっているようです。
その詳細について、完全に理解しているわけではありませんが、従来の512B単位のセクタ管理ではTBクラスの大容量には対応できない、ということです。
Windows XP以前では、そのような大容量のHDDが登場することなど、想定していなかった、ということでしょう。
その背景には、HDDの性能向上、特に高密度記録を可能とする垂直磁気記録技術や、TMRなどといった高密度再生技術の実用化があることはもちろんですが、HD映像録画などに代表される大容量記録ニーズの高まりがあったことは明らかです。
さて、それでは冒頭のHDDはWindows XPではまともに使えないのかというと、そうではありません。WD社が提供しているWD Alignというアプリケーションでフォーマットすれば、上記の不整合が解消され、本来に近い性能が得られるとのことです。
私もとりあえず、そのアプリをダウンロードして準備するところまでは行きましたが、現時点でまだ実行していません。
何故なら、今この時点で、未だに今日のシステム更新とデータバックアップが終了していないからです(T_T)。
この後、全ての処理が完了したら、WD Alignを実行してみるつもりです。一応、データを残した状態でも適用できるらしいのですが、ひょっとしたら消えてしまう可能性もあります。
また、そうなった場合、新たにフォーマットされたHDDに対して、システムバックアップができるかどうか、分かりません。
最悪、Windows XPでの利用は諦めて、VISTAマシンで使うことになるかもしれません。あるいは、ブートドライブとしての使用は諦めて、単なるデータドライブとして利用する、という選択肢もあります。
いずれにしましても、WD Alignを実行してみてからの話になります。
安いからと思って飛び付き買いをすると、碌なことになりませんね。Windows XPで大容量HDDを使おうとお考えの方は、十分ご注意ください。
一応動作するにはするのですが、ファイルの書き込み、特に小容量ファイルの書き込みで速度の低下が著しくなります。
昨日のコラムで、システム更新に従来の1.5倍くらいの時間が掛かる、と述べましたが、それは特に株価データファイルの更新で顕著でした。
まさに、上述の速度低下が起こっていたことになります。
何故このようなことになるのかというと、Windows XPまでのファイル管理は512B単位で行なっていたにも拘らず、最近の大容量HDDでは4kB単位でセクタを管理しており、両者の不整合が速度低下の原因になっているようです。
その詳細について、完全に理解しているわけではありませんが、従来の512B単位のセクタ管理ではTBクラスの大容量には対応できない、ということです。
Windows XP以前では、そのような大容量のHDDが登場することなど、想定していなかった、ということでしょう。
その背景には、HDDの性能向上、特に高密度記録を可能とする垂直磁気記録技術や、TMRなどといった高密度再生技術の実用化があることはもちろんですが、HD映像録画などに代表される大容量記録ニーズの高まりがあったことは明らかです。
さて、それでは冒頭のHDDはWindows XPではまともに使えないのかというと、そうではありません。WD社が提供しているWD Alignというアプリケーションでフォーマットすれば、上記の不整合が解消され、本来に近い性能が得られるとのことです。
私もとりあえず、そのアプリをダウンロードして準備するところまでは行きましたが、現時点でまだ実行していません。
何故なら、今この時点で、未だに今日のシステム更新とデータバックアップが終了していないからです(T_T)。
この後、全ての処理が完了したら、WD Alignを実行してみるつもりです。一応、データを残した状態でも適用できるらしいのですが、ひょっとしたら消えてしまう可能性もあります。
また、そうなった場合、新たにフォーマットされたHDDに対して、システムバックアップができるかどうか、分かりません。
最悪、Windows XPでの利用は諦めて、VISTAマシンで使うことになるかもしれません。あるいは、ブートドライブとしての使用は諦めて、単なるデータドライブとして利用する、という選択肢もあります。
いずれにしましても、WD Alignを実行してみてからの話になります。
安いからと思って飛び付き買いをすると、碌なことになりませんね。Windows XPで大容量HDDを使おうとお考えの方は、十分ご注意ください。
回転数はいくつでしょうか? HDDの場合、回転数がてきめんに効きます。主に5400rpmと7200rpmがあり、7200rpmの方が速いです。
もし5400rpmを購入されてしまったのだとしたら、バックアップ用途などにして7200rpmを購入されなおした方がいいかもしれません。
by NO NAME (2011-03-30 00:52)
NO NAMEさん、コメントありがとうございます。
回転数は確かに5400rpmで、今まで使っていた640GB品の7200rpmより低いですね。単純計算で25%遅いということになりますが、恐らくそれ以上に線記録密度が向上していますので、生の転送速度という点では同等以上なのではないかと思っています。
昨夜、3時間ほど掛けて「WD Align」を実行してみましたので、今日中には改善効果の確認が取れると思います。
その結果を見て判断したいと考えます。
ちなみに、「WD Align」の適用は、データ(システム込)が入っている状態でも問題なく行なえました。今のところ、システムやファイルに不具合は見つかっていません。
同アプリの導入までは一苦労でしたが、それを実行することは非常に簡単でした(時間は掛かりますが)。
by Kフロー (2011-03-30 09:09)