今週の投資成績（01/24～01/28）

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

　　銘柄　　　　　　　　　システム　　　　売買　　　トレード期間　　　　　　　　損益率
　7201日産自動車　　順張正逆合成　買建　　11/01/21～保有中　　　　　+0.95%

先週末時点で2%以上の評価損となっていた、日産順張り正逆合成システム買建は、若干ではありますが評価益に転じました。
今週は新たなシグナルの点灯はなく、買いポジション継続中です。

システム関連では、いろいろな条件下における最適パラメータの時系列分析を進めると共に、それに基づいた新たな評価技術やシステム開発等の方法を検討しました。
いろいろと興味深い結果が得られつつありますが、それらについては順次ご紹介していくつもりです。

先週末に大きく下落した日経平均株価は、一旦は何とか持ち直しました。しかし、日本国債の格下げによって再び地合いが悪化し、今日は大きく下げています。
株価は、先週末比0.84%の上昇となり、昨年末比では1.29%のプラスとなっています。

続いて、以下に1月28日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。



今週は、直近に新たな下降トレンド5が発生しました。また、下降トレンド9が過去に遡って継続期間を延ばしましたが、他のトレンドに大きな変化はありません。
各トレンドの安定指数は、トレンド1が4.65、トレンド2が3.60、トレンド3が1.18、トレンド7が0.19、トレンド8が2.53、トレンド9が0.78、そしてトレンド5が1.22となっています。

下降トレンド9が勢力をのばすと共に、上昇トレンド2が大きく勢力を落としました。
また、直近に誕生した下降トレンド5は、まだ継続期間が短く、今後どのように推移していくかは未知数です。

平均保有株価で見ると、日経平均株価は短期平均保有株価の水準で、一旦下げ止まりました。しかし、この下げで短期平均保有株価の上昇率は弱まっており、あと何回かの下げ圧力で、同水準を割り込む可能性が生じてきました。

中期平均保有株価は、あとほんの僅かで長期平均保有株価に追いつくところまで来ており、それを上抜ければ、形式的には上昇トレンド入りとなります。
ただし、それまでに短期平均保有株価が下降に転じると、状況は混迷するかもしれません。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。

　上昇チャネル1：10,970円⇒11,030円
　上昇チャネル2：10,830円⇒10,890円
　下降トレンド5：10,500円⇒10,440円
　下降トレンド9：10,720円⇒10,710円

　上昇トレンド1：10,270円⇒10,340円
　上昇トレンド2：10,390円⇒10,450円
　上昇トレンド3：8,980円⇒9,000円
　下降チャネル5：10,200円⇒10,130円
　下降チャネル9：8,500円⇒8,480円

　長期平均保有株価：9,980円
　中期平均保有株価：9,970円
　短期平均保有株価：10,250円

2011年最初の月が、早くも過ぎ去ろうとしています。スタートダッシュに成功した方、失敗した方、いろいろいらっしゃると思いますが、先日も述べましたように、直近1カ月程度の成績は、統計的にはあまり意味はないと考えます。

直近3カ月や6カ月、あるいは1年単位で考えれば、それは大きな意味を持ってきます。これらの成績が安定しているのであれば、システム的には問題ないと思います。
もっとも、やはり心理的には、スタートダッシュの成績は、大いに気に掛かることは間違いないでしょう。

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