今週の投資成績（6/28～7/2）

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

　　銘柄　　　　　　　　　システム　　　　売買　　　トレード期間　　　　　　　　損益率
　7201日産自動車　　順張正逆合成　ＣＰ　　10/06/25～保有中　　　　　±0.00%

日産順張正逆合成システムは、新たなシグナルの発生はなく、キャッシュポジションを継続中です。今後、株価が大幅に上昇すれば、新規買い建てという可能性もありますが、中途半端な上昇に留まると、再び売り建てになる可能性があります。

昨日のコラムで示しました、機能するシステムの存在確率の概略値ですが、考え方が根本的に間違っていたようです。
10年後に機能しているためには、10年後に資産がプラスになっていれば良いのではなく、その途中で1年以上のドローダウンがないことが必要です。

また、仮に10年後に資産がマイナスであったとしても、少なくとも9年後にそのシステムが機能していれば、10年後は1年以内のドローダウン期間になりますので、必ずしもシステムが機能していないとは言えないことになります。

したがって、機能するシステムの存在確率の上限として算出した50%という値は、全く根拠がないことになります。
まあ、直感的には存在確率が50%を越えることはないと考えますが、その根拠を明確に示すことはできていません。

さて、今週の日経平均株価は大幅に続落し、年初来安値を更新しました。テクニカル的には、下降トレンド入りを示唆する状況に陥っています。
日経平均は先週末比5.48%の下落となり、昨年末比では12.73%のマイナスにまで達しました。その要因につきましては、私が述べるまでもありません。

続いて、以下に7月2日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。



今週は、上昇トレンド2が消滅し、直近に新たな下降トレンド6が発生しました。また、上昇トレンド3が、統計期間を2ヶ月ほど過去に伸ばしました。
各トレンドの安定指数は、トレンド1が0.25、トレンド3が2.12、トレンド7が0.38、トレンド8が2.76、トレンド9が3.40、そしてトレンド6が7.90となっています。

株価は上昇トレンド3や1を大きく割り込み、直下にサポートラインは見当たりません。下降チャネル9が、当面の下値目処となっています。
現時点における支配トレンドは、下降トレンド9ということになりまそうです。

平均保有株価で見ると、日経平均株価は全ての平均保有株価を大きく割り込んでいます。すでに2005年のパターンは崩れ、年内に大幅な上昇に転じる可能性は小さくなったように思います。
もちろん、海外情勢や参院選後の政局の変化によっては、株価が大きく動く可能性はあります。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。

　下降トレンド6：9,130円⇒8,620円
　下降トレンド9：9,870円⇒9,740円

　下降チャネル6：8,910円⇒8,400円
　下降チャネル9：8,660円⇒8,520円

　長期平均保有株価：10,210円
　中期平均保有株価：10,220円
　短期平均保有株価：9,980円

2010年も既に半分が終了しました。トレードそのものは、まあ、可もなく不可もなくといったところですが、システム開発は遅々として進んでいません。
このところ、蒸し暑い日が続いて少しバテ気味ですが、気合を入れて頑張りたいと思います。

ちなみに、日中は出来るだけエアコンをつけない主義なのですが、今日は室温が34度まで上がり、さすがに参りました。
でも、エアコンをつけてブレーカーが落ちるよりも、パソコンが熱暴走する方がまだマシかもしれません。

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