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VAIO SonicStage楽曲の活用 [パソコン]

8年ほど前に購入したVAIO MXは、ソニータイマーも何処へやら、未だに現役として活躍しています。購入当時は、携帯型音楽プレイヤーの主流はまだMDだったこともあり、手持ちのCDを片っ端からOpenMG形式でSonicStageに録り込んでいました。

ところが最近は、携帯型音楽プレイヤーの主流はフラッシュメモリに移行し、データ形式もMP3が主流となって、強固な保護機能のついたOpenMGは主役の座から下ろされています。
しかも困ったことに、今まで蓄積してきた楽曲データは全てOpenMG形式であり、VAIO以外で活用することがほとんどできません。

普通ならば、VAIOのMDドライブでMDにデータをムーブすればいいのでしょうが、そのMDドライブは数年前から故障中で使えません。
修理には4~5万円掛かるとのことですが、既に過去のものとなりつつあるMDドライブに、それだけの資金を投入するわけにも行きません。

また、メモリースティックを再生できるプレイヤーを購入すれば、VAIOから楽曲データをムーブできるのですが、如何せんメモリースティックもマイナー規格です。
CDRに一旦焼き直してから、他のパソコンなり音楽プレイヤーなりにコピーしてもいいのですが、実際にやってみるとそれも結構な手間が掛かります。

何よりも、実使用面では仕事部屋(コーナー)でBGMとして音楽を再生できればいいだけであり、VAIOから楽曲データが移動できなくても、きちんと再生できればそれはそれでいいのです。
その際、VAIOでは同時にGigaPocketで録画したテレビ番組の再生も行えなければなりません。

しかし実際には、メモリやCPU能力の関係でGigaPocketとSonicStageとの共存は難しく、事実上、それらは排他利用しかできません。
メモリを1.25GBに増設しているため、それらの同時起動はできるようになったのですが、同時再生させると正常に動作できません。

最近になって、BeatJamでもSonicStageに録り込んだ楽曲を再生できることが分かったのですが、SonicStageよりは処理は軽いものの、GigaPocketと同時に起動すると、録画した動画のコマ落ちが生じる場合があります。

何よりも、それらを同時に起動すると、CPU使用率が100%に張り付いて、他の作業がほとんどできないという問題があります。
なお、OpenMGデータは、基本的にはそれを録音したパソコン上でしか再生できません。他のパソコンにファイルをコピーしても、再生できないわけです。

結局、VAIOの楽曲データを有効に活用するには、前述の方法で一つずつすくい出していくしかないのか、と思ったのですが、その作業中はGigaPocketを起動できないわけで、それもまた非常に困ってしまうわけです。

しばらく考えた結果、以前購入したものの、上手く使えなかったVAIO Mediaをもう一度試してみることにしました。
以前使った時は、何故かVAIOのミュージックサーバーに接続できず、そのままお蔵入りになっていました。

その当時とはパソコン環境も変わっていますし、ウイルス対策ソフトやファイアウォールソフトも異なっています。
当時を思い出しながら、デュアルコアマシンにVAIO Mediaのクライアントソフトをインストールすると、いとも呆気なくVAIOのミュージックサーバーに接続することができました。

VAIO Mediaの画面はけして洗練されたものではなく、多くのメディアサーバーソフトがそうであるように、基本的な操作画面はフルスクリーン表示しかありません。
そのため、操作中は他の作業が一切できなくなるのですが、楽曲の再生を始めてしまえば、後は最小化しておくことで、他の作業の邪魔にはなりません。

プレイリストの一覧を取得するのに、かなり時間が掛かる(3~4分)ことや、プレイリスト内の曲を表示・再生した後、再びプレイリスト一覧を表示するのに、最初から全て取得し直す(当然初回時と同じだけ時間が掛かります)など、かなり問題な部分もありますが、まあ、VAIO内の楽曲を再生できることは確かです。

VAIO Mediaを使ってみて分かったのですが、このソフトの最大の利点は、その処理の軽さにあります。楽曲を再生中でも、サーバーとクライアントいずれにもほとんど負荷は掛かりません。
プレイリストを取得するときにサーバーに負荷が掛かりますが、それ以外では起動していることを忘れるくらいです。

楽曲の再生中に、デュアルコアマシンでシステムの4並列更新という極めて重い処理を行なっても、再生が途切れたり、システム更新に失敗したりすることはありません。
また、VAIO側でGigaPocketでの動画再生と録画を同時に行なっても、失敗することはありませんでした。

そんなことで、最近はもっぱらVAIO Mediaを介してSonicStage内の楽曲データを再生しています。
ただし、これもVAIOが生きているうちです。肝心のVAIO本体が壊れてしまえば、それまでの楽曲データは(データとしては残せても)再生不能になってしまいます。

したがって、何とかデータをすくい出したいという必要性は、依然残ることになります。
(あまり大っぴらには言えませんが、この問題の解決方法はあります。ヒントは「HiMDRenderer」です。)

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Kフロー

一歩前進さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。

by Kフロー (2010-03-11 08:50) 

Kフロー

タケルさん、はじめまして。
nice!をいただき、ありがとうございます。

by Kフロー (2010-03-12 17:30) 

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