データ取得更新マクロの使い方 [システムトレード]
昨日のコラムでご紹介したデータ取得更新マクロですが、今日は簡単にその使い方についてご説明いたします。
下図は、データ取得更新マクロを開いた状態を示しています。
シートの6行目以降に、証券コード、銘柄名、ファイル名、起点日、直近日、データ取得フラグ、データ修正フラグ、データ更新フラグ、単元株数を設定していきます。
行間に空白が入ると、その直前までの設定項目に対して順次処理を行なっていきます。
上図の例では、日産自動車の処理は行われないことになります。この12行目の空白を詰めて、そこに日産自動車の設定行を移動させれば、日産自動車まで処理が行なわれることになります。
これを利用すれば、各行を自由に移動することにより、任意の銘柄やグループを素早く更新対象に設定することが可能です。
また、ファイルを格納しているフォルダは、D3セルで設定することで全てのファイルに一括適用可能ですが、C列を表示してそこに個別に設定することで、個別のフォルダにも対応することができます。
各項目の設定方法は、項目名にカーソルを合わせることでコメントとして表示されますので、ここでは説明を割愛いたします。
コメントは、例えば下図のように表示されますので、その通りに各項目を設定してください。
設定完了後、データ取得更新ボタンを押せば、最終行まで自動的にデータの取得あるいは更新が行われます。
全てのフラグを"0"以外に設定すれば、それらの処理を連続して行ないます。
例えば、データ取得フラグを"1"、データ修正フラグを"1"、データ更新フラグを"1"に設定すれば、データ取得後、KFSC形式にデータを加工し、更に直近データに更新します。
上記においてデータ修正フラグを"2"に設定すれば、一般形式でデータ加工を行ない、直近データに更新します。
KFSC形式と一般形式のデータファイル形式はそれぞれ次図のようになっています。
KFSC形式では、予め設定された立会日に対応するデータのみが設定されます。そのため、この例では基点日として1993年11月1日が設定されています。
一方、一般形式では基点日の制限はありませんから、取得したデータの最古日である1983年1月4日以降のデータが全て設定されています。
データ取得は最初に一回行なえばよく、2回目以降はデータ更新のみを行えばOKです。その場合は、データ取得フラグおよびデータ修正フラグを"0"、データ更新フラグを"1"に設定します。
あとは、日々データ取得更新マクロを開いて、データ取得更新ボタンを押せば、最新のデータが加算されていきます。
ちなみに、データ更新においては、直近50日分のデータを取得し、未取得箇所に加算して行きますので、直近2か月分程度のデータ欠落に対しては、データ更新のみで対応できます。
したがって、毎日データ更新を行う必要はなく、自分の投資スタイルに応じて、例えば週末にまとめて更新を行う、などといった使い方も可能です。
以上、簡単ですが、データ取得更新マクロの使い方についてご説明いたしました。
なお、本マクロで為替データを更新すると、正しく更新できない場合があるという不具合が見つかったため、本日マクロを改定しています。
最新版はVer5.05となっていますので、それ以前のバージョンをご利用中の方は、お手数ですが再度ダウンロードを行なってください。
下図は、データ取得更新マクロを開いた状態を示しています。
シートの6行目以降に、証券コード、銘柄名、ファイル名、起点日、直近日、データ取得フラグ、データ修正フラグ、データ更新フラグ、単元株数を設定していきます。
行間に空白が入ると、その直前までの設定項目に対して順次処理を行なっていきます。
上図の例では、日産自動車の処理は行われないことになります。この12行目の空白を詰めて、そこに日産自動車の設定行を移動させれば、日産自動車まで処理が行なわれることになります。
これを利用すれば、各行を自由に移動することにより、任意の銘柄やグループを素早く更新対象に設定することが可能です。
また、ファイルを格納しているフォルダは、D3セルで設定することで全てのファイルに一括適用可能ですが、C列を表示してそこに個別に設定することで、個別のフォルダにも対応することができます。
各項目の設定方法は、項目名にカーソルを合わせることでコメントとして表示されますので、ここでは説明を割愛いたします。
コメントは、例えば下図のように表示されますので、その通りに各項目を設定してください。
設定完了後、データ取得更新ボタンを押せば、最終行まで自動的にデータの取得あるいは更新が行われます。
全てのフラグを"0"以外に設定すれば、それらの処理を連続して行ないます。
例えば、データ取得フラグを"1"、データ修正フラグを"1"、データ更新フラグを"1"に設定すれば、データ取得後、KFSC形式にデータを加工し、更に直近データに更新します。
上記においてデータ修正フラグを"2"に設定すれば、一般形式でデータ加工を行ない、直近データに更新します。
KFSC形式と一般形式のデータファイル形式はそれぞれ次図のようになっています。
KFSC形式では、予め設定された立会日に対応するデータのみが設定されます。そのため、この例では基点日として1993年11月1日が設定されています。
一方、一般形式では基点日の制限はありませんから、取得したデータの最古日である1983年1月4日以降のデータが全て設定されています。
データ取得は最初に一回行なえばよく、2回目以降はデータ更新のみを行えばOKです。その場合は、データ取得フラグおよびデータ修正フラグを"0"、データ更新フラグを"1"に設定します。
あとは、日々データ取得更新マクロを開いて、データ取得更新ボタンを押せば、最新のデータが加算されていきます。
ちなみに、データ更新においては、直近50日分のデータを取得し、未取得箇所に加算して行きますので、直近2か月分程度のデータ欠落に対しては、データ更新のみで対応できます。
したがって、毎日データ更新を行う必要はなく、自分の投資スタイルに応じて、例えば週末にまとめて更新を行う、などといった使い方も可能です。
以上、簡単ですが、データ取得更新マクロの使い方についてご説明いたしました。
なお、本マクロで為替データを更新すると、正しく更新できない場合があるという不具合が見つかったため、本日マクロを改定しています。
最新版はVer5.05となっていますので、それ以前のバージョンをご利用中の方は、お手数ですが再度ダウンロードを行なってください。
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