今週の投資成績（11/24～11/27）

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

　　銘柄　　　　　　　　　システム　　　　売買　　　トレード期間　　　　　　　　損益率
　7201日産自動車　　順張正逆合成　買い　　09/11/18～09/11/25　　 -4.02%
　7201日産自動車　　順張正逆合成　買い　　09/11/26～保有中　　　　 -3.51%

日産順張正逆合成システムは、水曜日の寄付きで一旦損切り手仕舞いとなりましたが、翌木曜日に買い直しとなりました。
しかし、今日の急落で敢え無く評価損に陥っています。

ユニカフェは、火曜日に寄付いた後、翌日から一転し2日続けてストップ高になりました。今日も一時ストップ高近くまで上昇したのですが、引けに掛けて大幅に値を崩し、結局、前日比変わらずで引けました。完全な鉄火場状態です。
それでも今週は2万円ほど戻し、急落後の損失は3万円ほどに縮小しています。

システム開発はようやく最適化演算マクロの改定作業が完了し、来週から次のステージに移ります。最適化演算に要する時間は、可変ポジションシステムβ版よりも大幅に減少し、従来システム並み以下にすることができました。

さて、今週の日経平均株価は大きく値を崩しました。特に、今日はドバイショックと急激な円高により、300円以上も下落しました。
株価は9,100円を割り込み、これで主要な移動平均を全て下回ったことになります。

日経平均株価は先週末比4.38%の下落となり、昨年末比ではわずか2.51%のプラスにまで落ち込みました。一時はプラス20%にまで達していたことが嘘のようです。
日本市場の場合、政治的な不安要素も下落に拍車を掛けているように感じます。

以下に、11月27日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。



先週発生しつつあった直近の下降トレンドは、今週に入っても成長を続け、新たな下降トレンド5として定着しました。
それ以外のトレンドには、大きな変化はありません。

ただ、これまで相場を支えてきた上昇トレンド3は完全にブレイクされ、直近では下降トレンド6、9、5による三段下げの状態となっています。
各トレンドの安定指数は、トレンド3が2.56、トレンド6が2.37、トレンド7が0.57、トレンド8が3.59、トレンド9が4.65、そしてトレンド5が4.71となっています。

現状において、サポートとなるトレンドラインは既に存在せず、下降チャネルのみが下値を制限している状況です。
もちろん、トレンドラインは株価推移の結果に過ぎませんので、この事実を持って株価が底抜けしたなどと言うつもりはありません。

平均保有株価で見ると、日経平均株価は中期平均保有株価を大きく割り込むと共に、それに合わせて短期平均保有株価も中期平均保有株価を割り込みつつあります。
チャートを見る限り、既にアンダーシュートの範疇は超えているように感じます。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。

　下降トレンド5：9,270円⇒8,980円
　下降トレンド6：9,980円⇒9,920円
　下降トレンド9：9,520円⇒9,370円

　下降チャネル5：8,990円⇒8,690円
　下降チャネル6：9,170円⇒9,110円
　下降チャネル9：9,070円⇒8,920円

　長期平均保有株価：9,940円
　中期平均保有株価：9,800円
　短期平均保有株価：9,840円

来週から12月に突入し、今年も残すところあと1ヶ月となりました。一年を振り返ってみると、今年の日経平均株価のピークは政権交代の時期に一致しています。
これは一体、何を物語っているのでしょう？やはり株価は正直なのかもしれません。

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