最適化演算マクロ高速化作業完了

ＫＦシステムクリエイターVer5における、最適化演算マクロの高速化が、ようやく一段落しました。まだ、全ての項目における従来システムとの速度差は計測していませんが、平均的には従来より高速化できたのではないかと思います。
近日中に、それらを比較してみたいと考えています。

ただ、高速化作業の方法が、日を重ねる毎に効率的になっていったため、初期の作業における検討が不十分だった可能性があります。

例えば、ＫＦインデックスの最適化において、従来システムでは単株基準のＫＦインデックスの方が、単利基準のＫＦインデックスよりも高速に処理出来ていたのですが、一連の改定作業を終えた段階では、何故か単利の方が速くなっています。

システムシート上では、単株の方が演算量が少ないはずであり、従って処理速度も高速であると考えていました。
しかし、結果はその逆となっています。

原因として考えられるのは、単株ＫＦインデックスの最適化演算マクロの高速化検討を、一番最初に行なったため、相対的に検討が不十分だった可能性があります。
その辺りを踏まえた上で、明日以降、一連の作業の検証を行なっていくつもりです。

その後、いよいよロジックの共通化検討に取り掛かる予定です。これは、今回の改定の目玉の一つとなるでしょう。
詳細はまだ言えませんが、システム（ロジック）開発の自由度が飛躍的に向上する見込みです。

簡単ですが、今日はこれで失礼いたします。

タグ：システム 最適化 マクロ 改定 処理速度