FM放送用にブースター導入

今週の「今週の投資成績」は、立会日が2日間しかなかったため休載し、来週末にまとめてご報告いたします。

さて、先日購入しましたSONY製ミニコンポCMT-PX3（ジャンク）ですが、当然、FMチューナーが内蔵されています。
今まで、FM放送はVAIOのSonicStageで聞いていたのですが、以前も述べましたように、GigaPocketと同時使用はできません。

最近は録画したTV番組が大量に溜まっているため、VAIOでFM放送を聴く機会はめっきり少なくなっていました。
そこで、ミニコンポでFM放送を聴けるようにするために、GW中にいろいろと格闘しました。

まずアンテナ出力ですが、VAIOのGigaPocket用とSonicStage用、そしてミニコンポ用の3系統が必要となります。
当然、部屋には1系統しか来ていません。

ただし、今まではブースターに2分配器を繋げて、そこからの出力をVAIOの2つのアンテナ入力に繋いでいました。
しかし、最近、そのブースターが壊れてしまったため（20年以上も使っていたのですから無理はないのですが）、元の出力を単に2分配してそれぞれに入力していただけでした。

そのため、FM放送にはかなりノイズが入り、また、TV放送もあまりきれいに映らないといった状態が続いていました（なぜかNHKだけはきれいに映っていたのでそのまま放置していました）。
そこで、ミニコンポの導入を契機に、これらの問題を解決しようと思い立ったわけです。

まずはアンテナ出力を3分配するために、3分配器を入手する必要があります。地元のハードオフを探したのですが、残念ながら売っていません。
そもそも、ハードオフはこのようなアクセサリー類は、状態が良いとかなり高い値付けをしています。

そこで、中古品の入手は早々に諦め、結局、コメリで新品を購入しました。価格は3千円近くもしましたが、ケーブルやコネクタ類が全て揃っていて、追加で必要なものは延長ケーブルくらいでしたので、少し悩んだ末にそれを購入しました。

DXアンテナ 3分配ケーブル DR3-10-B2

• 出版社/メーカー: DXアンテナ
• メディア: エレクトロニクス

実はもっと安い3分配器も売っていたのですが、それは自分でケーブルを接続するタイプのものでした。あいにく、必要な量のアンテナ用同軸ケーブルやプラグが手元になかったため、それらを購入する費用と結線の手間を考えた結果、前述の製品を購入したわけです。

3分配器からの出力をそれぞれの機器に繋いでみたところ、TVの映りやFM放送の聞こえ具合は、2分配器の時とさほど変わりませんでした。
ただ、当然、映りや聞こえが良くなったということはありません。

そこで、ブースターの入手が必要となったわけですが、さすがに新品は高価です。安いものでも1万円近くもします。
使い勝手等も考えると、ちょっと手が出ないかな、といったところでした。

そこで、再びハードオフで探してみると、共同受信用（業務用）のブースターが6,300円で売られていました。
ちょっと見たところ、使用した形跡はありません。ほとんど未使用品で、新品の半値程度です。

DXアンテナ FM/VHF・UHF帯ブースタ DM-351L

• 出版社/メーカー: DXアンテナ
• メディア:

業務用と言うと、一般には使えないと思われがちですが、そんなことはありません。ケーブルの接続も、通常のアンテナ用コネクタを介してできますし、設置も壁面に固定するだけです。
一方、機能的には様々な調整が可能ですし、何よりも信頼性に優れています。

というわけで、早速それを購入し、部屋のアンテナ出力端子と3分配器の入力端子の間に接続しました。

その結果は上々です。TVの映りは格段に良くなりましたし、FM放送にもほとんどノイズは入りません。結局、ミニコンポよりも高くついてしまいましたが、まあ、VAIOのことを考えると、良い買い物をしたのではないかと思います。

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