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危機一髪! [システムトレード]

売り持ちで評価損が膨らんでいた日産自動車は、月曜日の大幅反落でようやく買いシグナルが点灯し、火曜日の寄付きで買いドテンとなりました。
先週末時点で-18.84%に達していた評価損は、火曜日の寄付きには-6.69%にまで縮小して損失確定。水曜日の大幅反発を買い持ちで迎えることができました。

今日も大幅に続伸したことで、ドローダウンも大幅に改善されています。一時は-40%を越えていた運用後損失も、-16%にまで回復しました。
まだまだ先は長いですが、このままプラスに転じてくれたらと思います。

下図は、日産自動車逆張り2システム運用開始後の(システム上の)資産推移です。
システムトレード_資産推移_7201_40c運用01.png
実際には、全投資資産の一部を運用想定元本として、それに若干のレバレッジをかけて運用しています。
また、チャートでは金利・手数料も考慮していません。

そのため、実際の運用損益はチャートとは異なったものとなっていますが、全体的な傾向に大きな相違はありません。
実際のドローダウンはこのチャートよりややきつくなっていますが、その後の戻りはより急峻です。

システム上は、取引単位を考慮せずに資産推移を求めていますが、実際の運用ではシステム上の建玉数を超えない最大数を売買しています。
したがって、資産下落局面では、システムが示すほどには損失は大きくなりません。

その逆に、資産上昇局面ではシステムが示すほどには利益は大きくなりませんが、残念ながらこれまでそのような局面には遭遇してきませんでした。
システム上の資産推移と実運用の資産推移とをできるだけ一致させたい場合は、若干のレバレッジを設定して運用すればいいでしょう。

そのような意図もあって、実運用では若干のレバレッジを掛けていたのですが、ちょっとレバレッジが大きすぎたかもしれません。
ストップ基準に引っ掛かるまでにどれくらいの損失になっているのだろうと、一時は肝を冷やしましたが、昨日と今日の上昇で一先ずは安全圏に戻りました。まさに危機一髪です。

なお、前述しましたように、このシステムには総運用資産の一部を割り当てているだけです。従いまして、一時的にせよ総運用資産が40%以上も下落したわけではないことにご注意ください。
そんなことになっていたら、これまで冷静ではいられなかったでしょう。すぐにでも職安に行っていたかもしれません。

ただ、今日の急騰を受けてさすがに売りシグナルが点灯したため、明日の寄付きで早くも売りドテンとなります。
果たして大丈夫なのでしょうか?まあ、考えても仕方がないのがシステムトレードです。

ちなみに、機能判定がNGとなったために、先週月曜日の寄付きでシステム運用を停止した三菱UFJのRSI1システムは、その後も資産カーブの下落が止まらず、運用を継続していたとしたら、今日の引け時点で運用後損益率は-40%を超えていました。

運用停止時点での損失が-20%近くでしたから、機能判定を無視して運用を続けていたら、損失はわずか2週間で倍以上に膨らんでいたことになります。
危ないところでしたが、こちらは運用を停止して大正解でした。

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