SSブログ

先週の投資成績(7/23~7/27) [投資日記]

先週のトレード結果を以下に示します。なお、銘柄名や建て玉数は伏せさせていただきます。また、損益率には金利・手数料を含んでいます。
保有中の銘柄は評価損益率(金利・手数料含まず)、それ以外の銘柄は確定損益率です。

 システム    銘柄        トレード期間               損益率
 順張り 買い   C   2007年06月04日~2007年07月27日   -6.75%
 逆張り1買い   B   2007年07月19日~2007年07月23日   +0.00%
 逆張り1買い   B   2007年07月24日~保有中           -4.43%
 逆張り1買い   E   2007年07月27日~保有中           -0.09%

先週は、2ヶ月近くに渡って保有してきた順張り買いCが、損切り手仕舞いとなりました。シグナルが出た時点では3%強の評価損で済んでいたのですが、金曜日の大幅ギャップダウンにやられて、損失が倍増してしまいました。
まあ、これは仕方のないことです。

逆張り1買いBは、23日に損益ほぼゼロで一旦手仕舞いとなった後、同日引け後に再びシグナルが点灯し、24日の寄付きで買い建てました。

しかし、その後の大幅下落によって、大きな評価損となっています。逆張りシステム1の特性として、リバウンド局面にならないと売りシグナルが出ないため、このままどこまで損失が進むのかは相場次第となります。

順張り買いCを手仕舞いして資金的に余裕ができたために、24日の引けに買いシグナルが出ていた逆張り1買いEを、2日遅れで買い建てました。
その間に株価は3%近く下がっており、偶然ですがその分のアドバンテージをもらった格好です。

今の相場環境において、買い建てだけのシステムで挑んでいることには、確かに疑問があります。先々週までは一応上昇トレンドの中にあり、順張り買いシステムを主力に添えてきました。
その中で、少ない値動きを狙うために、逆張り買いシステム1を併用してきました。

しかし、先週中頃から上昇トレンドは崩れたかに見え、順張り買いシステムへの依存は危険な状況になってきました。そんな中、順張り買いCを手仕舞うことになったわけですが、そこで順張り売り(ドテン)システムに移行するか、逆張り買いシステムで頑張るか、迷いました。

結果的には、逆張り買いシステムを採った訳ですが、トレンド的にはまだ下降トレンドが固まっていないために、短期的なリバウンドが来る可能性を見据えてのことです。
その選択がどうなるかは分かりませんが、今日(30日午前)の時点では裏目となったようです。

さて、先週の日経平均は-4.81%の大幅下落となりました。月曜日に大幅ギャップダウンで下落した後、一旦は持ち直すかと思われましたが、再び水曜日に大幅ギャップダウンで下落、翌木曜日に下げ幅を拡大、そして金曜日にNY市場の大幅下落を受けて、200円以上の大幅ギャップダウンから下げ幅を更に広げて400円超の大幅下落となりました。

年初来でも、日経平均の騰落率は先週末時点で+0.34%にまで縮小し、先週1週間で今年の上げ幅をほとんど失ってしまいました。
今回の下げは、下げ幅こそ世界同時株安の時ほどにはなっていませんが、じわじわと下値を切り上げる展開が続いた後の急落だけに、その喪失感は前回を上回るかもしれません。

ただ、参院選における自民党惨敗による株価急落は以前から言われていたことであり、それに米国株の急落が加わったために、下落に転じるタイミングがやや早まっただけと言えるだけかもしれません。

気がかりなのは、世界同時株安の時は、一応75日移動平均付近で下げ止まったことに対し、今回はそれを大きく下回っているということです。
今のところ、52週もしくは12ヶ月移動平均である17,050~17,080円付近で下げ止まっていますが、このラインを維持できるかどうかに、多くの投資家が注目しているのではないでしょうか。

先週末に発表したトレンド予報は、大外れとなりました。当面の最終的な防衛ラインと考えていた17,700円をあっさりと破られ、株価は更に下の水準まで下落しました。
中期平均保有株価である17,400円も破られて、残るサポートラインは長期平均保有株価と出来高加重平均、そして長期上昇トレンド6、7のみとなりました。

続いて、以下に7月27日基準日のトレンドラインとチャネルラインを示します。合わせて、日経平均の平均保有株価も示します。
システムトレード_トレンドライン
システムトレード_チャネルライン
システムトレード_平均保有株価
先週は株価の急落に伴い、直近のEERが大きくマイナスに転じました。そのため、直近2つのトレンドラインが下降トレンドとなりました。
ただ、株価が下げ止まっていないためにEERの明確な極小値がなく、これらの下降トレンドは暫定的なものになっています。

先週追加した直近トレンド8,9の一方は姿を消し、トレンド8として下降トレンドが残りました。また、トレンド1~4に統計期間の大きな変更がありましたが、トレンド5~7は先々週とほとんど変わりませんでした。なお、下降トレンド1と8以外は、上昇トレンドを維持しています。

各トレンドの安定指数は、トレンド1が0.93、トレンド2が1.83、トレンド3が2.70、トレンド4が2.50、トレンド5が4.39、トレンド6が4.41、トレンド7が5.26、そしてトレンド8が3.45となっています。

株価が上昇トレンド5を下抜けたために、同トレンドの傾きがやや減少しました。そのため、安定指数が若干低下しています。
そして、トレンド5を補完するように、上昇トレンド4が統計期間を大幅に伸ばしましたが、その一方傾き(期待効率)は大幅に低下しました。

トレンド2と3はほぼ一体化し、2重のサポートラインを形成しています。しかし、株価はそれらを大きく下抜け、サポートの機能を失いつつあります。
ここで反発に転じるかが、上昇トレンド2,3そして4,5の今後を決定します。もしも株価がこれらのラインを再び上回れば、これらのトレンドは傾きを緩めながらも上昇を維持するでしょう。

一方、平均保有株価で見ると、株価は短期平均保有株価を大きく下回り、中期平均保有株価をも下抜けています。これは、外国人投資家を中心とする中期投資主体が、利益確定売りに回っていると捉えることができます。

まだ、長期投資主体には評価益が出ていますが、そこを割り込むかどうかが今後の重要な節目となるでしょう。
なお、短期投資主体は完全に株価の動きに翻弄されて、一気に評価損を抱えることになったと思われます。

奇しくも、長期平均保有株価と長期上昇トレンド6のサポートは、16,900円程度となっており、上述の52週や12ヶ月移動平均と相まって、当面における最後の下値支持線となっています。
これらを破られると、先週末時点でのトレンド7の16,080円や出来高加重平均の14,130円まで、目ぼしいサポートは存在しなくなります。

以上を踏まえた上で、今週末時点における日経平均の下値目処を推察すると、トレンド6がサポートする16,950円程度から、長期平均保有株価の16,920円程度ということになるでしょう。
ただし、これらを破られると、トレンド7の16,120円程度まで下落する可能性が出てきます。

また、今週末時点における日経平均の上値目処は、トレンド1が抑える18,200円、もしくはチャネル2,3が抑える18,700円前後ということになるでしょう。
ただ、18,700円という数字は、1週間で達成するには現実的ではないかもしれません。

最後に、「予報」を一言。

「今週末時点における日経平均株価の下値目処は、16,920円程度でしょう。ただし、週初にそれを下回ると16,120円程度まで下落する可能性が生じてきます。また、上値目処は、18,200円程度でしょう。」


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。