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今週の投資成績(07/08~07/12) [投資日記]

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  順張正逆合成 売建  13/07/01~保有中     -6.31%

日産売建ては未だ手仕舞いシグナルが出ず、ずるずると評価損を拡大させています。今後評価益に転じる可能性は小さく、一刻も早く損切りしたいところですが、なかなかそうはさせてくれません。

今週はヘッジの見送り等の失敗やシステムの不調もあって、週間成績は大幅なマイナスとなりました。
ただ、現物株の評価損は着実に減少しており、1チャンスで解消できる水準まで戻しています。

ヘッジを含めたデイトレでは、先物の仕掛けに引っ掛かってしまう場面が多く、完全な裏目トレードとなってしまいました。
いわゆる損切り貧乏状態に陥っており、まだまだ修業が足りません。

今週の日経平均株価は、月曜日に200円ほど下落しましたが、翌火曜日は360円以上の上昇となり、週末には14,500円台を回復して引けました。
株価は先週末比1.37%の続伸となり、昨年末比では39.55%のプラスまで回復しました。

続いて、以下に7月12日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。
Trend1001_C48a.png
Channel1001_C48a.png
avem1001_C31a.png
今週は、直近に新たな上昇トレンド1が発生しました。上昇トレンド7が勢力を回復する一方、下降トレンド9が大幅に勢力を落としています。
各トレンドの安定指数は、トレンド7が5.10、トレンド8が1.80、トレンド9が0.73、そしてトレンド1が4.67となっています。

株価は上昇トレンド7と同チャネル7のレンジ幅の4割ほどの位置にまで回復しており、同トレンドはほぼ息を吹き返したと考えます。
上昇トレンド7の水準が、当面の底値目処となるでしょう。なお、直近上昇トレンド1はまだ若いため、株価が同水準を割り込む可能性は小さくありません。

平均保有株価で見ると、日経平均株価は上昇トレンドを回復すると共に、主だった市場参加者は、総じて平均的に評価益を拡大しています。
株価がVWAP9を割り込まなかったことから、この上昇傾向はまだ続くものと思われます。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週火曜日と金曜日における値を以下に記します。
併せて、各平均保有株価の現時点における値を記します。

 上昇チャネル1:15,148円⇒15,438円
 上昇チャネル7:16,155円⇒16,259円
 下降トレンド8:12,424円⇒12,412円
 下降トレンド9:14,866円⇒14,793円

 上昇トレンド1:14,236円⇒14,526円
 上昇トレンド7:13,627円⇒13,730円
 下降チャネル9:11,793円⇒11,720円

 長期平均保有株価:12,722円
 中期平均保有株価:13,346円
 短期平均保有株価:13,778円

 VWAP1:13,548円
 VWAP7:12,145円
 VWAP8:11,907円
 VWAP9:14,060円

7月16日付けで、大証の現物株が東証に併合されますが、それに伴い、ヤフーファイナンスでも銘柄コードの変更が行われます。
原則として大証1部は東証1部に、大証2部は東証2部に、ジャスダックは新設される東証ジャスダックに変更されるようですが、サイト表記がどうなるかは不明です。

特に問題になりそうなのは、大証と東証の重複上場銘柄で、その場合、時系列データは全て東証のデータのみになり、大証の過去データは表示されなくなるとのことです。
例えば任天堂などは、商いの薄い東証のデータのみが残り、大証のデータは破棄されることになります。

これは、システムトレードにとっては致命的であり、独自に7月12日以前の大証データと、7月16日以降の東証データとをつなぎ合わせる等の処理が必要になるでしょう。
ただ、現時点においては具体的にどのようになるか分かりませんし、サイト構成が変わってデータ更新そのものができなくなる可能性もあります。

私は幸いにも、現時点において大証銘柄のトレードはありませんので、追々データ修正を行なっていくつもりですが、そうでない方は早急な対処が必要になるかもしれません。
いずれにしましても、実際にヤフーファイナンスサイトの変更が行われた後でないと、動きが取れないというのが実情です。

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今週の投資成績(07/01~07/05) [投資日記]

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  順張正逆合成 CP   13/06/27~13/07/01   ±0.00%
 7201日産自動車  順張正逆合成 売建  13/07/01~保有中     -2.52%

日産順張正逆合成システムは、月曜日の寄付きで売り建てとなりましたが、案の定、評価損に陥っています。
損失そのものはまだ小幅ではあるものの、未だ手仕舞いの気配はありません。心情的には、一刻も早く損切りしたいところですが、そこがシステムトレードの辛いところです。

ヘッジを含めたデイトレは、連日の引け高もあって若干の損失となりました。しかし、現物株の評価額が大きく上昇したため、全トータルでは比較的好調でした。
株価は想定以上に底堅く、落ちると見せかけて急回復する場面が多々あり、デイトレにとっては非常にやり辛い相場だったように思います。

今週の日経平均株価は予想以上に強く、14,300円台を回復して引けました。先週末比4.63%の大幅続伸となり、昨年末比では37.66%のプラスにまで回復しました。
参院選の自公圧勝予測が伝わるにつれ、株価は上昇の勢いを増しているようです。

先週末からの日経平均株価の動きは非常に強く、今までであれば為替や先物の仕掛に釣られて急落していたような場面でも、底堅く推移しました。
ひょっとすると、参院選投票日までに最高値を更新し、その後は材料出尽くしで売られる、というパターンがあるのかもしれません。

続いて、以下に7月5日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。
Trend1001_C47a.png
Channel1001_C47a.png
avem1001_C30a.png
今週は、新たなトレンドの発生や消滅はありませんでした。上昇トレンド7が勢力を回復すると共に、下降トレンド9は大幅に勢力を弱めています。
各トレンドの安定指数は、トレンド7が4.98、トレンド8が1.84、そしてトレンド9が1.34となっています。

株価は上昇トレンド7よりも850円ほど上方に位置し、下降トレンド9は大きく上方に押しやられています。
下降トレンド9は、株価が再び反落すれば息を吹き返しますが、株価が最高値を更新すると消滅する運命にあります。

平均保有株価で見ると、日経平均株価は上昇トレンドをほぼ回復すると共に、主だった市場参加者は、総じて平均的に評価益に転じています。
今後は、売ることが自らの評価益を縮小することになるため、十分な利益が得られるようになるまでは、株価の上昇が続くかもしれません。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
併せて、各平均保有株価の現時点における値を記します。

 上昇チャネル7:16,036円⇒16,176円
 下降トレンド8:12,333円⇒12,315円
 下降トレンド9:14,267円⇒14,089円

 上昇トレンド7:13,489円⇒13,629円
 下降チャネル9:11,551円⇒11,373円

 長期平均保有株価:12,632円
 中期平均保有株価:13,254円
 短期平均保有株価:13,573円

 VWAP7:12,094円
 VWAP8:11,898円
 VWAP9:14,034円

巷ではいろいろと株価再上昇の理由がささやかれていますが、私が思うに、その理由はただ一つ、参院選後のねじれ解消期待です。
竹中平蔵氏も言っておられましたが、アベノミクスの理念は正しく、問題はそれを実行できるかどうかです。そのための必須条件の一つが、ねじれ解消であるわけです。

アベノミクスの本質は、リスク回避社会からの脱出です。長引くデフレ不況によって、私たち日本人は「リスクをとらなければリターンを得られない」という、至極当たり前のことを避けてきたように思います。
そのことがスパイラルとなって、日本経済再生の道を阻んできました。

設備投資や雇用・賃金の抑制、反原発、バラマキによる悪平等、中韓に対する極度な悪感情、などの根底には、過剰なリスク回避の姿勢が反映されているように感じます。
アベノミクスは過剰にリスクを取りすぎているという批判を耳にしますが、むしろ過剰すぎるくらいでないと、これまでの過剰回避姿勢を払拭できないのではないかと考えます。

多少のオーバーシュートは起きるでしょう。ただ、それをもってして「それ見たことか」と批判するのは、余りにも自然の摂理に対する無知な態度です。
急峻で強力な動きがあれば、オーバーシュートが起きるのは当たり前のことです。それをいかに和らげることができるかは、私たち自身の姿勢にも掛かっているのです。

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今週の投資成績(06/24~06/28) [投資日記]

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  順張正逆合成 売建  13/06/19~13/06/27   +3.73%
 7201日産自動車  順張正逆合成 CP   13/06/27~保有中     ±0.00%

日産売建ては木曜日の寄付きで手仕舞いとなり、若干の利益となりました。先週からの日経平均株価回復過程で、日産は弱含みで推移したことが幸いしました。
ただし、今週末時点で再び売りシグナルが点灯したため、週明け月曜日の寄付きでまたしても売建てとなります。今度はさすがにヤバいかもしれません。

週末の株価上昇で、現物株の評価額は大幅に回復したのですが、余計なヘッジ売りをしてしまったために、資産残高の回復は微々たるものでした。
ヘッジを含めたデイトレもさっぱりで、年初来収支は再びマイナスに転落しました。

今週の日経平均株価は、先週末比3.38%の大幅続伸となり、昨年末比ではプラス31.57%と再び30%台を回復しました。
月次では上昇トレンド維持、週次では上昇トレンド回復寸前、日次では下降トレンド入りの回避となっています。

続いて、以下に6月28日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。
Trend1001_C46a.png
Channel1001_C46a.png
avem1001_C29a.png
今週は、新たなトレンドの発生や消滅はありませんでした。株価続伸により、各トレンドの勢力は更に弱まっています。
各トレンドの安定指数は、トレンド7が4.89、トレンド8が1.86、そしてトレンド9が2.42となっています。

株価は上昇トレンド7を上抜け、同チャネル7とのレンジ内に戻ってきました。また、下降トレンド9を押し上げ、同勢力を大幅に弱めています。
先週の想定以上に株価の回復力は強く、この調子だと、上昇トレンド7に絡みながら下降トレンド9を押し上げていく動きになるかもしれません。

平均保有株価で見ると、株価は再び短期平均保有株価を大きく上回ってきました。まだ弱いものの、上昇トレンドを回復しています。
5月の高値付近で参入してしまった投資家(VWAP9)の平均評価損率も、2%程度まで急回復しています。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
併せて、各平均保有株価の現時点における値を記します。

 上昇チャネル7:15,938円⇒16,079円
 下降トレンド8:12,250円⇒12,232円
 下降トレンド9:13,468円⇒13,160円

 上昇トレンド7:13,386円⇒13,527円
 下降チャネル9:11,373円⇒11,065円

 長期平均保有株価:12,558円
 中期平均保有株価:13,185円
 短期平均保有株価:13,412円

 VWAP7:12,059円
 VWAP8:11,875円
 VWAP9:13,960円

通常国会が閉幕し、いよいよ参院選モードに入りました。参院選の投票日は7月21日ですが、その結果によって株価は大きく動きそうです。
ただし、自公圧勝による過半数奪取、ねじれ解消の可能性が高まるにつれ、先行買いが入って株価は上昇を続けるかもしれません。

そうなった場合、万が一参院選後もねじれ国会が解消できない事態に陥ったとしたら、投票日翌日の市場は大混乱に陥ることが予想されます。
今買わなければリターンが小さくなり、今から買うと大きなリスクを背負うことになるでしょう。ではいつ買うか?今でしょ!

PS.最近Androidタブレットに嵌っています。楽天WiFiの特典でもらったネクサス7を使っている内に、もっと大きなタブレットが欲しいと思っていたところ、先日、IOデータでSONY XPERIA S(SGPT122JP/S)が30,800円で売られているのを見つけ、ポイントが900ポイントほど余っていたことも後押しして、購入してしまいました。

そんなことがあってまだ間もないにも拘らず、今日、南魚沼市のハードオフで、Acer ICONIA TAB A700-S32Bが21,000円で売られているのを見つけ、「いずれカミさんにあげるから」という言い訳を考えながら、ついつい購入してしまいました。

カミさん用には、今7"中華タブを与えているんですが、やはり動作に問題が多いため、新しいタブレットを探しているところでした。
そして、Amazon kindle HDかMSI enjoy71に決めかけていたところ、上記のICONIA TABを見つけたのですが、価格差が5千円程度しかないため、思い切って買ってしまった次第です。

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今週の投資成績(06/17~06/21) [投資日記]

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  順張正逆合成 CP   13/06/12~13/06/19   ±0.00%
 7201日産自動車  順張正逆合成 売建  13/06/19~保有中     -1.18%

日産順張正逆合成システムは、水曜日の寄付きで売り建てとなり、金曜日の寄付きには4.72%の評価益になりましたが、その後の株価急騰により同日引け時点では、逆に1.18%の評価損となっています。円安基調が続き、売り建てには厳しい状況となっています。

今週は保有株の株価が大きく回復しましたが、ヘッジの失敗等により、評価額増加分の半分程度の資産残高増加しかありませんでした。
寄安引高の展開や銘柄間の感度差などにより、ヘッジ戦略にとっては難しい状況となりました。

今週の日経平均株価は、先週末比4.28%の大幅反発となり、昨年末比では27.27%のプラスまで回復しました。
先週末のMSQを通過し、株価はようやく底入れした感触があります。

まだまだ予断を許さない状況ではありますが、来月の参院選までは緩やかな推移が続き、参院選の結果を待って再び年初来高値を目指すのではないかと思います。
もちろん、参院選で与党が過半数を奪取できなければ、その時点で株価が急落する可能性が高まるでしょう。

続いて、以下に6月21日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。
Trend1001_C45a.png
Channel1001_C45a.png
avem1001_C28a.png
今週は、新たなトレンドの発生や消滅はありませんでした。株価反発により、各トレンドの勢力はやや弱まっています。
各トレンドの安定指数は、トレンド7が5.33、そしてトレンド8が1.89、そしてトレンド9が3.13となっています。

株価は上昇トレンド7の直下まで迫っており、このまま同トレンドの上方に抜ければ、再び上昇トレンド入りとなるかもしれません。
ただ、当面は上昇トレンド7の下方と、下降トレンド9の上方の間で、推移する可能性が高いように思います。

平均保有株価で見ると、株価は中期平均保有株価の水準まで戻しています。各平均保有株価間の最大レンジ幅は千円弱にまで狭まっており、今後1カ月程度はこの範囲内での推移が続くのではないかと考えます。

高値掴みをした投資家の処分売りも大分進んでおり、その平均保有株価は14千円ほどにまで低下しています。
株価が今後の平均保有株価を上回ってくると、上昇に勢いがついてくるのではないかと思います。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
併せて、各平均保有株価の現時点における値を記します。

 上昇チャネル7:15,839円⇒15,986円
 下降トレンド8:12,186円⇒12,168円
 下降トレンド9:13,271円⇒12,868円

 上昇トレンド7:13,466円⇒13,614円
 下降チャネル9:11,468円⇒11,065円

 長期平均保有株価:12,524円
 中期平均保有株価:13,184円
 短期平均保有株価:13,482円

 VWAP7:12,032円
 VWAP8:11,870円
 VWAP9:14,044円

今年も残すところあと半年ほどになりました。トレードの方は、ここまで不本意な成績が続いていますが、何とか挽回できればと思います。
基本的に、日本市場はまだまだ上昇余地があると考えています。それまで如何に資産下落を抑えるかが、今後の最重要課題の一つです。

PS.富士山がようやく世界遺産に登録されました。これは特に団塊世代の日本人にとっては、先だっての長嶋茂雄氏国民栄誉賞受賞の感慨と、相通じるものがあるのかもしれません。
何はともあれ、おめでとうございます。

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今週の投資成績(06/10~06/14) [投資日記]

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  順張正逆合成 買建  13/06/07~13/06/12   +2.57%
 7201日産自動車  順張正逆合成 CP   13/06/12~保有中     ±0.00%

日産買建は、水曜日の寄付きで手仕舞いとなりました。ただし、当日は大幅ギャップダウンでの寄付きだったため、前日のシグナル点灯時から利益半減という憂き目に遭いました。
しかし、その後の株価下落を考えると、まあ良いタイミングでの手仕舞いだったと思います。

システムが冴えない分、何とかデイトレで挽回しようとしているのですが、如何せん現物株の下落スピードが速すぎて、なかなか思うようにいきません。
それでも、今週は売りヘッジ主体に組立て、何とかプラスで乗り切ることができました。ただし、月次及び年次では、依然マイナスです。

現物株の売りヘッジについては、資産カーブのロバスト性を高めるという意味において、システムトレードと非常に大きな共通性があります。
売りヘッジのタイミングによって、その日の収支がほぼ決定するという点において、資産カーブのコントロールがある程度可能となるからです。

今週の日経平均株価は、先週末比1.48%の続落となり、昨年末比では22.04%のプラスにまで後退しました。
株価は月曜日に13,500円台を回復しましたが、その後の急落で木曜日には12,500円を割り込みました。しかし、金曜日には12,600円台に戻しています。

株価は直近最高値の5月22日終値から18.82%も下落しましたが、USドル換算では11.05%の下落に留まっています。それだけ、為替との連動性が大きいということです。
また、75日移動平均を割り込んだものの、13週及び6か月移動平均は上回っています。

続いて、以下に6月14日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価(直近及び長期)を示します。
Trend1001_C44a.png
Channel1001_C44a.png
avem1001_C27a.png
avem1001_C27b.png
今週は、直近に新たな下降トレンド9が発生しました。また、他のトレンドは継続期間が延びる方向に調整が入っています。
各トレンドの安定指数は、トレンド7が5.55、そしてトレンド8が1.92、そしてトレンド9が4.00となっています。先週に引き続いて、トレンド7が更に勢力を落としています。

上昇トレンド7の衰退に伴い、同トレンド7と同チャネル7との間のレンジ幅は、2,200円ほどにまで拡大しています。
それだけ、株価推移の不安定要素が大きくなっている、ということが言えるかと思います。

平均保有株価で見ると、株価は長期平均保有株価の水準にまで下落しています。これで、殆どの投資主体の評価益が消失したことになります。
また、不幸にも株価ピーク付近で株を保有した投資家の平均的な評価損は、10%近くに達していると考えられます。

ただし、長期の平均保有株価推移チャートを見ると、7年前の一時下落時にも長期平均保有株価を割り込んでいることが分かります。
今度こそ、この水準が底になることを期待しますが、もしもここで下げ止まらずに更に大きく下落するようだと、6年前の悪夢が再現するかもしれません。

もっとも、これまでの株価上昇が今後の企業業績によって裏付けられるようになれば、それに反して無理に株価下落を誘うような行為は、いずれ手痛いしっぺ返しを喰らうことになるかもしれません。
基本はやはり何と言っても、企業業績次第ということになるでしょう。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
併せて、各平均保有株価の現時点における値を記します。

 上昇チャネル7:15,810円⇒15,970円
 下降トレンド8:12,122円⇒12,104円
 下降トレンド9:13,072円⇒12,506円

 上昇トレンド7:13,615円⇒13,775円
 下降チャネル9:11,587円⇒11,021円

 長期平均保有株価:12,491円
 中期平均保有株価:13,190円
 短期平均保有株価:13,605円

 VWAP7:12,152円
 VWAP8:11,866円
 VWAP9:14,053円

今年はシステムがうまく機能せず、株価上昇に魅せられて現物株投資やデイトレに走ったことが、これまでの苦戦の最大要因です。
ただし、評価損の拡大はどうしようもないものの、デイトレやヘッジによる現金収支がプラスで推移していることは、大きな収穫です。

このまま株価が上昇に転じてくれれば、評価損を含めた総収支も回復してくれるのでしょうが、なかなか思うようにいかないのがこの世界です。
今はとにかく、現金収支の最大化を目指して喰らいついていくしかありません。そうすれば、いずれは総収支もプラスに転じるのではないかと思います。

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