ワンセグテレビ

大震災からこの方、なかなか調子が上がりません。システム関係のコラムを楽しみにしていらっしゃる方々には、申し訳ない気持ちで一杯です。
他の方もブログで書いていらっしゃいましたが、どうもあの日を境に、何かが変わってしまったように感じます。今日も雑談めいた話になってしまいますが、ご容赦ください。

大震災のあと、懐中電灯や単1電池などが爆発的に売れ、一部は今でも品不足気味になっています。私も家にあった大型懐中電灯を使おうとしたところ、電池切れが発覚したため、買いに出かけたのですが、なかなか入手できませんでした。

ただ、今では単4電池などで動作するLEDライトが100円ショップで売られていますし、実際に使ってみるとこれが結構明るく、あえて大型の懐中電灯を使う必要もなさそうです。
もっとも、こちらでは結局計画停電の実施は見送られましたので、近々の必要性は大分薄らいでいます。

懐中電灯や乾電池の他には、ラジオやワンセグテレビが売れていると聞きます。携帯型情報受信機器であるこれらは、非常時の情報入手には欠かせません。
私も中越地震の際には、ポータブルラジオから得られる情報が、大いに役立ちました。

先日、市内のハードオフに行ったところ、7型ワンセグテレビが新品で11,550円で売られていたため、思わず衝動買いしてしまいました。
といいましても、これは非常用とは一切関係なく、あくまで私の趣味の範疇です。

セントレードM.E. 7型ワンセグテレビ ブラック JAO-7001K

• 出版社/メーカー: セントレードM.E.
• メディア: エレクトロニクス

これは800×480ドットのLEDバックライト高精細液晶を搭載していると共に、AV入力が2系統あり、さらには車載キット付きとなっています。
もっとも、当面は車に載せる予定はありませんので、その部分は購入理由ではありません。

ワンセグの感度や画質はそこそこなのですが、以前ご紹介したワンセグチューナー用の改造アンテナをつなぐことで、実用上問題のない映像が得られています。
ただし、通常はAV入力端子につないだLinkPlayer（Woooの再生）や地デジチューナーの映像を映していますので、ワンセグを見ることはほとんどありません。

結局のところ、アナログAVディスプレイとして非常に魅力的な製品であり、それが購入の最大の理由です。
そして、今のところ期待通りの活躍をしてくれています。

映像の1系統をパソコンディスプレイの外に出すことができたことで、パソコン画面を有効に使えるようになりました。
また、縦方向に非常にコンパクトに設置できるため、パソコンディスプレイの前に置いてもほとんど邪魔になりません。

さすがに音質は良くありませんが、このサイズでは仕方のないことであり、良い音で聴こうと思ったら、外部スピーカーを接続すれば済むことです。
信頼性に関しては未知数ですが、機能・性能的には価格を考えると申し分ありません。

ただ、唯一の難点は、ズーム機能がビデオ入力時には使えないことでしょうか。ワンセグ視聴時には、ワイドとノーマルの切り替えなどが可能なのですが、ビデオ入力時にはそれができません。
もっとも、現在つないでいる機器では、出力側でこれらの調整ができますので、今のところ不自由はありません。

偶然手にした製品ではありますが、非常に良い買い物だったと思います。その後、通販サイトなどを見ましたが、ほぼ底値に近い価格だったことが分かりました。
OPTIPLEXのアップグレードでは出費がかさみましたが、これで帳消しということにしたいと思います。

タグ：ワンセグテレビ 家電 ディスプレイ パソコン ビデオ AV入力