今週の投資成績（01/11～01/14）

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

　　銘柄　　　　　　　　　システム　　　　売買　　　トレード期間　　　　　　　　損益率
　7201日産自動車　　順張正逆合成　ＣＰ　　　10/12/24～保有中　　　　　±0.00%

日産順張り正逆合成システムは、相変わらずキャッシュポジション継続です。これでもう3週間もトレードなしですが、焦っても仕方がありません。
株価があまりに一方的に動き過ぎたために、なかなかシグナルが出ないようです。

システム関連では、パラメータ分布のセカンドピークを検出するべく、いろいろと考えてみたのですが、2次元では上手くいった方法も3次元では難しいようです。
これ以上時間を割いても仕方がないので、それ以前に作成していた簡易法で我慢することにします。若干の誤差が生じる可能性はあるものの、やむを得ません。

なお、その結果につきましては、順次公開していく予定です。また、指標＆最適パラメータ時系列分析マクロを組み込んだシステムに付きましても、まだ機能限定版ですが、来週中には公開したいと考えています。

さて、今週の日経平均株価は、一時、10,600円台を付けたものの、結局10,500円を割り込んで引けました。
株価は、先週末比0.40%の下落となり、昨年末比では2.65%のプラスとなっています。

今週は内閣改造がありましたが、特にそれを好感した動きはなかったようです。為替はドルに対して若干の円高となったものの、ユーロに対しては大幅な円安になりました。また、NY市場は相変わらず堅調に推移しています。

チャートで見ると、日足ベースでは上昇トレンドを継続していますが、週足や月足ではまだトレンド入りはしていません。
まだまだ、この先どうなるか分からない状況です。

続いて、以下に1月14日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。



今週は、直近に新たに上昇トレンド4が発生しました。それ以外のトレンドには、特に大きな変化はありません。
各トレンドの安定指数は、トレンド1が4.41、トレンド2が4.97、トレンド3が1.16、トレンド7が0.20、トレンド8が2.57、トレンド9が0.76、そしてトレンド4が2.47となっています。

直近に発生した上昇トレンド4は、まだノイズに近い状態であり、今後、上昇トレンド2に吸収される可能性があります。
また、上昇トレンド1と2とはほぼ平行であり、今後、一体化する可能性があります。

下降トレンド9はほとんど形骸化しており、直近の株価の動きに翻弄されています。このまま株価が上昇すれば消滅し、株価が下落すれば再び勢力を強めてくるでしょう。
少なくとも、株価の先行きをコントロールする力は、もはや残っていないように思えます。

平均保有株価で見ると、長期と中期とのゴールデンクロスまで、あと僅かに迫っています。このまま中期が長期を抜き去れば、取り敢えず上昇トレンド入りとなります。
そうなると、形式的には昨年3月以来となりますが、その時は短命に終わりました。それ以前となりますと2005年まで遡りますが、そこから続いた大相場の再現はあるのでしょうか。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。

　上昇チャネル1：10,870円⇒10,930円
　上昇チャネル2：10,730円⇒10,800円
　上昇チャネル4：10,750円⇒10,870円
　下降トレンド9：10,670円⇒10,660円

　上昇トレンド1：10,170円⇒10,230円
　上昇トレンド2：10,420円⇒10,490円
　上昇トレンド3：8,940円⇒8,950円
　上昇トレンド4：10,480円⇒10,600円
　下降チャネル9：8,330円⇒8,320円

　長期平均保有株価：9,940円
　中期平均保有株価：9,910円
　短期平均保有株価：10,150円

休暇モードもようやく終わり、2011年相場が本格的にスタートしました。今年はできることなら、システム運用の比率を高めていきたいと考えています。ただし、焦りは禁物です。
日産順張り正逆合成システムの運用で、キャッシュポジションでいることにも大分慣れてきました。以前ならきっと、無理なトレードを繰り返していたかもしれません。

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