第一生命上場前夜

第一生命の上場が、いよいよ明日に迫りました。売買方針に頭を痛めている方も、多いのではないかと思います。
今回は、上場初日に一本値方式を採るということで、いつにも増して難しい判断を迫られるのではないでしょうか。

実は私は2株の割当を受けていますが、いろいろと検討した結果、1株を初値で売り、残りは様子を見ながら売ることを考えています。基本的には、損切りラインを売出価格に設定し、トレイリングストップで高値を追う方針です。

初値が売出価格を上回る場合は、基本的にその方針でいいと思うのですが、万が一初値が売出価格を割り込んだ場合は、その後の対応が難しくなります。
翌日以降、株価が上昇すればいいのですが、上昇の気配を見せない場合は、どこかのタイミングで損切り（実際には損失にはなりませんが）を考えないといけません。

いずれにしましても、タダ株だからといって適当な対応を取らず、IPO株売買の良い勉強の機会だと思って取り組むつもりです。
本当は、何らかの形でシステム化したかったのですが、さすがにそれはできませんでした。

今回の第一生命株割当に際して、入庫先をカブドットコム証券に指定したのですが、当初は3月31日（今日）に入庫予定だったにもかかわらず、間際になって入庫予定日が4月1日に変更されていたようです。

「いたようです」という表現を採ったのは、入庫予定日を知る手段が、「入庫手続きが完了した」という、随分前に届いた「お客さまへのお知らせ」の内容しかなかったためです。
その時は、確かに入庫予定日は「2010年3月31日」となっていたはずなのですが、今日になって確認してみると、「2010年4月1日」になっていました。

確認済みの「お知らせ」の内容を勝手に書き替えられては、こちらとしては正確な情報を知ることが難しくなります。
もっとも、確認済みの内容が書き替わるようなことがあれば、「私の勘違いだ」と言われても反証することはできません。

正直なところ、私自身、勘違いをしていないという確証もありませんので、今さら何をどう言っても無駄なことかもしれません。

まあ、4月1日の入庫は了解したとして、問題は何時に入庫されるかです。そのことについては、何処にも一切触れられておらず、カブドットコム証券に問い合わせました。
まさか、寄付きに間に合わないということはないだろうと思いましたが、回答は午前0時に入庫予定とのことで、まずは一安心です。

今回の件では、初めて証券会社に口座を開いたという人も多いと聞きます。その多くは野村證券に口座を開設したのでしょうが、中にはネット証券に開設した人もいるかもしれません。
IPOに慣れている人にとっては聞くまでもないようなことであっても、そうでない人にとっては何をどうすれば良いか分からないこともあるかと思います。

カブドットコム証券には、もう少し分かり易い対応をお願いしたいものです。
もっとも、株をとっとと売り払って、その代金をすぐに出金しようなどと考えている不逞な輩（私のことです）は、お客さん扱いされなくても仕方がないのかもしれません。

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