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ユニカフェの今後を占う [投資・経済全般]

ユニカフェに対する議決権行使に当って、UCCによる同様の買収事例を調べてみましたところ、2005年に通販会社のシャディを子会社化し、その2年後にTOBを実施して同社を完全子会社化していることが分かりました。
TOB価格は直近1ヶ月の平均株価に30%程度のプレミアムを付けた価格です。

同様のことがユニカフェにも行なわれる可能性は、けして低くないと思われますが、当時とは対象企業の事業形態も経済状況も異なりますので、一概には言えません。
仮に近い将来、TOBが実施されたとしても、それまでに株価がある程度戻っていれば、損失は最小限にとどまるかもしれません。

ユニカフェは赤字とは言っても、帳簿上は一応営業利益は出ているわけですから、事業の継続性に関して著しい疑念があるわけではありません。
そこにUCCの経営が加わることで、今後、業績が回復する可能性も十分にあります。

そこで、今回提示された議案に関しては、とりあえず賛成することにいたしました。ただし、UCCの現社長である上島豪太氏が、ユニカフェの社長にも就任することは、完全子会社化に向けた既定路線化ともとれますので、そこには一線を引く意味で、同氏を非選択といたしました。

上島豪太氏は、シャディの完全子会社化に際しても、親会社と子会社両方の社長を務めていました。このような状況では、完全子会社化が既定路線であると取られても仕方がありません。
弱小個人株主のせめてもの抵抗かもしれませんが、ユニカフェには長く株式市場に留まり、なおかつ優待を継続していただくことを願います。

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