今週の投資成績（08/24～08/28）

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

　　銘柄　　　　　　　　　システム　　　　売買　　　トレード期間　　　　　　　　損益率
　7201日産自動車　　逆張り2基準　　買い　　09/08/11～保有中　　　　 -8.22%

日産は相変わらずパッとしません。先週末に急落した後、月曜日には一旦持ち直したのですが、その後は再び売りに押されています。
日々の下落幅はそれほど大きくはないものの、ボディブローのようにじわじわと効いています。

可変ポジションシステムβ版は、月曜日に最新版を公開しましたが、可変ポジション運用時の運用後資産推移の計算が正しく行なわれないという不具合はまだ解消していません。
それ以外の部分につきましては、信用金利の問題を除いて概ね完了しています。

また、今まで何かと問題の多かったデータ取得更新マクロを改定いたしました。サイトからのデータ取得に失敗した際に、リトライを行なうと共に、タイムアウト処理を導入してリトライまでの時間を短縮しました。

1銘柄当りのデータ更新時間はけして速くはありませんが、従来のように処理が途中で止まったりする頻度が大幅に減少したため、比較的ストレスなくデータ更新が行えるものと思います。
本マクロは、直近50日分のデータを更新可能ですので、何らかの理由でデータ更新を行なえなかった場合でも、直近日までのデータを更新することが可能となっています。

今週の日経平均株価は反発し、年初来高値を更新しました。ただ、NY市場の好調さとは裏腹に、出入りの激しい展開となりました。
日経平均株価は先週末比2.89%の上昇となり、昨年末比では18.91%のプラスとなっています。ただし、衆院選の投票日を週末に控え様子見ムードが広がっているためか、出来高は細っています。

以下に、8月28日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。



今週は、下降トレンド9が早くも消滅すると共に、直近に上昇トレンド5が発生しました。
各トレンドの安定指数は、トレンド2が3.09、トレンド3が4.39、トレンド4が3.76、トレンド7が0.62、トレンド8が3.99、そしてトレンド5が1.58となっています。

唯一の下降トレンド8は完全にブレイクされ、現時点では株価の上値を抑える下降トレンドは存在しません。
ただ、4つの上昇チャネルが上に厚く分布しているため、株価の急激な上昇もまた難しいように思います。当面は11,000円を意識した動きになるものと考えます。

平均保有株価で見ると、現在の推移は2004年4月の動きに類似しています。もしも当時と同様の推移を示すということになると、来月は調整色の強い動きになると思われます。
一時的に中期平均保有株価の水準まで下落すると考えると、9,600円程度ということになりますが、果たしてどうなることでしょう。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。

　上昇チャネル2：11,280円⇒11,440円
　上昇チャネル3：11,480円⇒11,570円
　上昇チャネル4：11,140円⇒11,210円
　上昇チャネル5：10,890円⇒11,070円

　上昇トレンド2：10,350円⇒10,510円
　上昇トレンド3：10,020円⇒10,120円
　上昇トレンド4：10,000円⇒10,070円
　上昇トレンド5：10,420円⇒10,600円

　長期平均保有株価：9,920円
　中期平均保有株価：9,630円
　短期平均保有株価：10,110円

来週は衆院選の結果が判明し、政局が大きく動き出します。日本経済や市場に与える影響はいかほどでしょうか？

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