書籍のご紹介 [雑感]
このところ、なかなか本を読む機会がなく、せいぜい寝る前に20~30分ほど目を通すくらいしかできません。
その上、今まで買い溜めた本ですら読破出来ないでいるのに、面白そうな本が売っているとついつい買ってしまうものですから、未読が溜まる一方です。
今回は久し振りに、最近ようやく読み終えた書籍などをご紹介したいと思います。
最初は、次の書籍です。著者の廣重氏は、何度かご紹介したことがある「投資の達人」でもコラムを連載しており、テクニカル分析に関する深い造詣にはいつも感銘を受けています。
本書はタイトルこそ「株式先物入門」となっていますが、特に先物に特化した内容というわけではなく、テクニカル分析やリスク管理、システムトレード等、先物に限らずに適用できる有用な情報が豊富に掲載されています。
その説明は簡潔かつ的確であり、良い意味で教科書的な内容となっています。本書の構成も、これからシステマティックなトレード(≒システムトレード)を勉強したい方には、入門書として必要かつ十分なものとなっています。
もちろん、本書は株式先物の入門書でもありますので、それに関する必要最低限の解説やヘッジの考え方も紹介されています。
しかし何よりも、トレードの流れを明確にし、それらを順を追って解説していくことで、システマティックな考え方を身に付け易い構成となっています。
続いて、次の書籍です。この本は、結構平積みで売られていたりしたので、実際に手に取った方も多いのではないでしょうか?
以前ご紹介したことのある「タートル流投資の魔術」が、元タートルの一員が著したものであったのに対し、本書は金融ジャーナリストが様々な取材に基づいて執筆しています。
そのため、主にタートルの歴史やメンバーの活動に焦点が充てられています。
もちろん、タートル手法の解説を行なっている章もありますので、その概要を掴むこともできます。しかし全体的には、彼らの人間ドラマを追いかけた読み物となっています。
そのため、特にトレードの知識がない方でも、読み進めることができるのではないかと思います。
面白いのは、著者のマイケル・コベル氏が、「タートル流投資の魔術」を著したカーティス・フェイス氏に対して批判的だということです。
同氏によれば、「タートル流投資の魔術」に記されているカーティス・フェイス氏の実績は、かなり脚色されたものである、ということのようです。
もっとも、私にはどちらが正しくどちらが間違っているのかは判断のしようがありませんし、別にどちらでもいいことです。
それよりも、どちらの書籍も非常に面白い、という事実だけで十分なような気がします。
最後に、これは読破したという訳ではありませんが、最近購入したエクセルの解説書の中では非常に役に立った書籍です。
最近は主に、本書と、以前ご紹介したことのある「Excel VBA 逆引き大全600の極意」を参照しています。
本書の最大の特徴は、ユーザー定義関数の事例解説が豊富である、ということです。今まで、ユーザー定義関数には取っ付き難い印象を持っていたのですが、本書のおかげでそのような偏見はなくなりました。
その成果の一つが、以前ご紹介したことのある「当日データ取得関数」です。これは、当日データ取得マクロをユーザー定義関数に書き換えたものです。
本書なくして、この関数の作成はできませんでした。もっとも、そんなに有用な関数という訳ではありませんが。
本書に紹介されているユーザー定義関数の中には、例えば微分方程式の解を求める関数など、興味深いものがあります。
それ以外にも、Webサイトから天気予報データを取得する関数など、応用次第では面白い使い方ができそうな事例が多数紹介されています。
今回は、最近読み終えた書籍などをご紹介いたしました。
PS.可変ポジションシステムβ版ですが、現在取り組み中の不具合以外に、重大な不具合が見つかりました。
取り急ぎ修正する場合は、BJ18セルの2番目のIF関数の条件式を次のように変更してください。
AG18<0 ⇒ AND(AG18<0,IV18=1)
同様に、BU18セルの同様箇所を次のように変更してください。
AG18>0 ⇒ AND(AG18>0,IV18=-1)
それ以外にも、IS18セルの「$IV18>0」の箇所に"="が抜けていた(正しくは「$IV18>=0」)ことが判明しましたが、IQ~IU列に関しましては、最終的には全面的に変更になる見通しです。
これらを修正したシステムに関しましては、他の不具合の修正状況を見計らった上で、公開したいと思います。
その上、今まで買い溜めた本ですら読破出来ないでいるのに、面白そうな本が売っているとついつい買ってしまうものですから、未読が溜まる一方です。
今回は久し振りに、最近ようやく読み終えた書籍などをご紹介したいと思います。
最初は、次の書籍です。著者の廣重氏は、何度かご紹介したことがある「投資の達人」でもコラムを連載しており、テクニカル分析に関する深い造詣にはいつも感銘を受けています。
本書はタイトルこそ「株式先物入門」となっていますが、特に先物に特化した内容というわけではなく、テクニカル分析やリスク管理、システムトレード等、先物に限らずに適用できる有用な情報が豊富に掲載されています。
その説明は簡潔かつ的確であり、良い意味で教科書的な内容となっています。本書の構成も、これからシステマティックなトレード(≒システムトレード)を勉強したい方には、入門書として必要かつ十分なものとなっています。
もちろん、本書は株式先物の入門書でもありますので、それに関する必要最低限の解説やヘッジの考え方も紹介されています。
しかし何よりも、トレードの流れを明確にし、それらを順を追って解説していくことで、システマティックな考え方を身に付け易い構成となっています。
続いて、次の書籍です。この本は、結構平積みで売られていたりしたので、実際に手に取った方も多いのではないでしょうか?
以前ご紹介したことのある「タートル流投資の魔術」が、元タートルの一員が著したものであったのに対し、本書は金融ジャーナリストが様々な取材に基づいて執筆しています。
そのため、主にタートルの歴史やメンバーの活動に焦点が充てられています。
もちろん、タートル手法の解説を行なっている章もありますので、その概要を掴むこともできます。しかし全体的には、彼らの人間ドラマを追いかけた読み物となっています。
そのため、特にトレードの知識がない方でも、読み進めることができるのではないかと思います。
面白いのは、著者のマイケル・コベル氏が、「タートル流投資の魔術」を著したカーティス・フェイス氏に対して批判的だということです。
同氏によれば、「タートル流投資の魔術」に記されているカーティス・フェイス氏の実績は、かなり脚色されたものである、ということのようです。
もっとも、私にはどちらが正しくどちらが間違っているのかは判断のしようがありませんし、別にどちらでもいいことです。
それよりも、どちらの書籍も非常に面白い、という事実だけで十分なような気がします。
最後に、これは読破したという訳ではありませんが、最近購入したエクセルの解説書の中では非常に役に立った書籍です。
最近は主に、本書と、以前ご紹介したことのある「Excel VBA 逆引き大全600の極意」を参照しています。
できる逆引き Excel関数を極める勝ちワザ700 2007/2003/2002/2000対応
- 作者: 羽山 博
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 大型本
Excel VBA逆引き大全600の極意―2002/2003/2007対応
- 作者: 大庭 敦子
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
本書の最大の特徴は、ユーザー定義関数の事例解説が豊富である、ということです。今まで、ユーザー定義関数には取っ付き難い印象を持っていたのですが、本書のおかげでそのような偏見はなくなりました。
その成果の一つが、以前ご紹介したことのある「当日データ取得関数」です。これは、当日データ取得マクロをユーザー定義関数に書き換えたものです。
本書なくして、この関数の作成はできませんでした。もっとも、そんなに有用な関数という訳ではありませんが。
本書に紹介されているユーザー定義関数の中には、例えば微分方程式の解を求める関数など、興味深いものがあります。
それ以外にも、Webサイトから天気予報データを取得する関数など、応用次第では面白い使い方ができそうな事例が多数紹介されています。
今回は、最近読み終えた書籍などをご紹介いたしました。
PS.可変ポジションシステムβ版ですが、現在取り組み中の不具合以外に、重大な不具合が見つかりました。
取り急ぎ修正する場合は、BJ18セルの2番目のIF関数の条件式を次のように変更してください。
AG18<0 ⇒ AND(AG18<0,IV18=1)
同様に、BU18セルの同様箇所を次のように変更してください。
AG18>0 ⇒ AND(AG18>0,IV18=-1)
それ以外にも、IS18セルの「$IV18>0」の箇所に"="が抜けていた(正しくは「$IV18>=0」)ことが判明しましたが、IQ~IU列に関しましては、最終的には全面的に変更になる見通しです。
これらを修正したシステムに関しましては、他の不具合の修正状況を見計らった上で、公開したいと思います。
コメント 0