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今月の投資成績(06/01~06/08) [投資日記]

今日時点における今月の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  逆張り2基準  売り  09/05/18~保有中     -18.86%

日産自動車の評価損は先月末よりも6ポイントほど悪化しました。株価上昇の最大の要因は、電気自動車関連の材料だと思われますが、もちろんシステムでは全く考慮していませんので、どうしてみようもありません。

当日の株価データを取得更新するマクロにつきましては、原因不明のハングアップに悩まされたものの、内容を全面的に見直すことで何とか解消することができました。
ただ、それでも時々動作が止まってしまうことがあります。どうやら、通信回線絡みが原因のようです。

同一回線でいろいろなサイトを開いていたりすると、マクロ(エクセル)がハングアップすることがあるようです。
今のところ、これといった解決法もありませんので、データ取得や更新の際には頻繁に上書き保存を行うことで対処いたしました。

万が一、マクロがハングアップしたとしても、エクセルを再起動して直近の状態から作業を再開することができます。
このマクロにつきましては、明日にでも研究所サイトにて公開したいと思います。

ちなみに、本マクロでは、任意の範囲の証券コードを走査し、全市場の当該株価データを取得することや、取得した銘柄の株価データを更新することができます。
指数や先物を含む全4,042銘柄(ただし代表市場のみ)のデータ更新に要した時間は、35分ほどでした。1銘柄当り0.5秒ほどです。

データ更新は、Gatewayマシン(Core2Quad@2.66GHz、RAM3GB、VISTA SP2、IE8)で行いました。ただし、通信環境がADSLであり、実効速度が1.8Mbps程度しかないので、フレッツ光などの通信環境下では、もう少し高速になるかもしれません。

なお、ゼロから全データを取得する場合は、大体(9,999-1,299+α)×7ほどの処理数が必要です。取得する銘柄が決まっている場合の、15倍ほどの時間が掛かる計算になります。
だいたい8~9時間程度でしょうか。ただし、公開予定のマクロでは、あらかじめ全銘柄をリストアップしてありますので、ゼロから全データを取得する必要はほとんどありません。

また、現行のデータ取得更新マクロの改定につきましては、もうしばらく時間が掛かりそうです。ご不便をおかけする場合があるかと思いますが、今しばらくお待ちください。
KFシステムクリエイターの改定につきましても、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

さて、今月の日経平均株価はここまで大幅な上昇となり、1万円の目前まで到達しました。今日は一時9,900円台に乗せる場面もありましたが、最後は9,800円台での引けとなりました。
日経平均株価は先月末比3.60%の上昇となって年初来高値を更新し、昨年末比では11.36%のプラスとなっています。

これまで続いてきた下降トレンドはブレイクされ、新たな展開に入りました。日次ベースでは完全に上昇トレンドとなっていますが、週次でも52週移動平均に届きました。
また、短期平均保有株価が中期平均保有株価をわずかながら上抜け、株価は長期平均保有株価に到達しています。それにしても、強いです。

以下に、6月8日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。
システムトレード_トレンドライン_Trend1001_A44a.png
システムトレード_チャネルライン_Channel1001_A44a.png
システムトレード_平均保有株価_avem1001_A27a.png
今月は、直近に上昇トレンド4が発生しました。これは同チャネル4と極めて狭いレンジを形成しています。
また、上昇トレンド2および3は、より一層安定度を増して推移しています。

これまでの下落相場を支配してきた下降トレンド8は遂にブレイクされ、株価の上値を抑える下降トレンドはなくなりました。
上昇チャネル3や2、そして新たに生じた上昇チャネル4が、当面の上値目処ということになります。

各トレンドの安定指数は、トレンド1が2.73、トレンド2が4.79、トレンド3が3.13、トレンド7が0.77、トレンド8が4.85、そしてトレンド4が6.15となっています。
上昇トレンドが軒並み勢力を伸ばし、下降トレンドは勢力を落としています。

平均保有株価で見ると、前述しましたように日経平均は長期平均保有株価に到達しました。また、短期平均保有株価が中期平均保有株価を上抜けました。
現時点においては、株価上昇の腰折れの兆候は見えていません。ただ、以前述べましたように、今後はこれら3つの平均保有株価と株価が互いに絡み合うように推移して行くのではないかと思います。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、今週火曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。

 下降トレンド1:9,480円⇒9,410円
 下降トレンド8:9,490円⇒9,420円
 上昇チャネル2:10,460円⇒10,570円
 上昇チャネル3:10,160円⇒10,270円
 上昇チャネル4:10,030円⇒10,190円

 上昇トレンド2:9,360円⇒9,470円
 上昇トレンド3:9,470円⇒9,570円
 上昇トレンド4:9,810円⇒9,980円

 長期平均保有株価:9,860円
 中期平均保有株価:9,140円
 短期平均保有株価:9,190円

今週は、これまでの株価上昇が本物かどうかが試される週になるでしょう。その際、長期平均保有株価が明確に上向きに転じるかどうかがポイントになると考えます。
逆に、株価が上昇トレンド3や2を大きく割り込むような事態になれば、再び調整入りする可能性があります。

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