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HYPER SBIにおける時系列データ取得 [システムトレード]

今年になってSBI証券に信用口座を開設し、先月から売買を始めたのですが、そのおかげでHYPER SBIの1ヶ月使用権を得ることができました。
今まで使ったことがなかったので知らなかったのですが、HYPER SBIでは様々な銘柄や指標等の時系列データを、CSV形式でダウンロードできます。

さすがに分足データは取得できないようですが、日足以上のデータなら取得できるようです。取得可能な期間は対象によってまちまちですが、個別銘柄は1994年1月4日、日経平均先物は1988年9月6日、ドル円は1992年5月18日まで遡ることができました。
それ以外にも様々な指標や通貨データの4本値等を取得できます。

今まで、先物や為替の時系列データを(無料で!)取得可能なサイトを知らなかったこともあり、システムへの適用は検討してこなかったのですが、ひょんなことからデータを取得することができ、これで先物システムや為替システムの検討が可能となりました。

もちろん、日足データしか取得できないため、システムは限定されてしまいますが、まあ仕方がありません。
それよりも、先物や為替が個別株式よりも優位性が高いかどうかを確認することの方が重要です。

データには、日付と4本値以外に、5日、25日、75日の各移動平均や、出来高、VWAP(期間限定)、出来高移動平均などが含まれますが、必要なのは日付と4本値、そして出来高くらいです。
移動平均は、エクセルで任意の周期で計算可能ですし、そもそもトレーディングシステムにデータとしての移動平均を組み込む意味はありません。

取得データで注意すべき点は、日付のデータ形式です。日付は20090306といったように、4桁の西暦年と2桁の月、2桁の日の、計8桁の数字で表されています。
これは日付を表すシリアル値ではありませんので、このままではエクセル上で日付として認識できません。

そこで、これをシリアル値に変換してやる必要があります。数字の桁数が固定されているため、それは簡単に行うことができます。
変換式を以下に示します。A列2行目以降に日付データがあるものとして、次式を空いた列の2行目に入力し、それを最終行までコピーします。

 =DATE(LEFT($A2,4),MID($A2,5,2),MID($A2,7,2))

あとは、見やすいように書式を設定すればOKです。なお、このままでは使いにくいので、そのようにして求めた日付データを、元々の日付データの位置(A列)に値複写します。
そして、再び書式を設定した後、必要に応じてデータの並べ替えや削除を行ないます。

KFシステムクリエイターで利用する場合には、株価データシートを標準フォーマットに加工して、セットアップを行なえば大丈夫です。
日付は株価データシートの日付が優先されますので、現行システムにおける制約(1993年11月1日以降)はありません。

なお、手始めにN225先物で試してみたのですが、チャートの日付が自動設定だと表示がおかしくなってしまいます。手動で再設定すれば大丈夫なのですが、ちょっと原因が分かりません。後日、調査したいと思います。

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