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レイアウト変更顛末記 [雑感]

部屋のレイアウト変更とパソコンのセッティングに思った以上の時間が掛かってしまい、昨日の夕方までブログを更新できる状態にありませんでした。
無断で2日間も更新を休んでしまい、申し訳ありませんでした。

実は、5年前の誕生日に嫁から買ってもらったパソコンデスク(組立式)を、今回のパソコン購入を機に使用することにいたしました。
当時はすでにレイアウトを行なった直後であり、新たにレイアウト変更を行なう気力がなく、長期に渡って梱包状態のまま放置していたのですが、ここに至ってようやく重い腰を上げたわけです。

新しくなったレイアウトの様子を次の写真に示します。3台のモニタやキーボードが乗っている机が、今回5年振りに組み立てたパソコンデスクです。
幅は150cm程もあり、見た目通りかどうかは分かりませんが、とっても重いです。今まで放置してきた理由の一つでもあります。
システムトレード_レイアウト_MyPCroom.JPG
今まではやや大振りの卓袱台で済ませてきたのですが、さすがにデスクトップパソコンが4台にモニタが3台にもなると、それでは収まらないことが明確になりました。
いずれのパソコンにも役割があり撤去することは出来ませんので、それらを全て設置するために、全面的なレイアウト変更を決意しました。

結局、月曜日には周辺の整理と不用品の撤去、火曜日にはパソコンデスクの組み立てと設置、水曜日にはパソコンのセッティングと、丸3日も掛かってしまいました。
今日になって、ようやく通常通りの落ち着きを取り戻すことができました(新参パソコンのネットワーク設定やアプリのインストールが若干残っていますが)。

写真の右3分の一には今までは通常の机があり、その上に20世紀のパソコンや印字がかすれるプリンタ、滅多に使わないスキャナなどが置いてあったのですが、それらは全て撤去しました。
20世紀パソコンには愛着があったのですが、4年前の中越地震で破損し動かなくなっていました。

プリンタは嫁のパソコン用のものがありますのでそちらを使うこととし、スキャナは使う時だけ近くに持ってきてつなぐことにしました。
今までは窓際が物で埋まっていて、窓周りの掃除が出来ないと嫁から文句を言われていたのですが、これでスッキリです。

パソコンデスクは今までの卓袱台と比べて奥行きが小さいのですが、以前使っていた90cm x 30cm x 3cmのボードを奥にずらして設置することで、何とか十分な奥行きを確保できました。
なお、VAIO用のモニタがボードに乗り切らなかったので、その下にはCDケースを重ねて置いてあります。

不用品の撤去作業やパソコンデスクの組立作業は、運動嫌いの私にとっては思った以上の重労働でしたが、体脂肪率をグンと落とすことが出来ました。
その代償として、今現在、予想通りの筋肉痛に見舞われています。

さて、パソコンデスクの組み立ても終わり、いよいよセッティングという段階になって、パソコンの置き場を確保できないことが判明。元々、4台のパソコンを置くために行なったレイアウト変更ですが、パソコンデスクの上には1台分のスペースしかありません。下に置くと、せっかくの引き出しを塞いでしまいます。

そこで思い付いた苦肉の策が、前述のボード(もう1枚あったわけです)をデスクの右端に縦に置いて、その上に2台のパソコンを前後にずらしながら斜めに設置するという方法でした。
この方法、実に具合の良いことに、右端のVAIOは通風孔が前側両側面と背部にあり、その隣のGatewayマシンは後側左側面と前背部にあるため、互いを密着させても悪影響がありません。

かなり変則的な配置になりましたが、何とかパソコン4台とモニタ3台を与えられた空間内に設置することができました。
ちなみに、他の2台はパソコンデスクの左横に並んで置かれています。デスクに近い方がCore2Duoマシンで、その隣がAthlonマシンです。

一番左のモニタはこれら2台の共用で、左側のキーボードのCtrlキーを2度押しすることで切り替えられます。もちろん、キーボードとマウスも共用です。
Athlonマシンでは主に株価ボードを表示しています。Core2Duoマシンでは、システム開発や最適化演算、日々のシステム更新などを行なってきました。

また、右端のVAIOでは、ブログやサイトの更新、サイトやメールの閲覧、ビデオや音楽の視聴などを行なっています。
そして、今回新たに加わったGatewayマシンでは、Core2Duoマシン同様、主にシステム開発や最適化演算を中心に利用していく予定です。

Gateway用のモニタは中央のそれですが、元々AV用なのか、光沢加工で発色も良く、写真などを非常に鮮明に表示してくれます。
業務用途とは無関係ですが、これはこれで満足しています。しかも実質タダなのですから。

ちなみに、ハードオフ側でこのモニタに合わせてシステムを設定したため、サイドバーやガジェットは設定してありません。また、エアロも未設定です。
したがって、表示は極めてXpライクですが、かえってその方が良かったと思います。

なお、ハードオフでは当初、システムはハードディスクからリカバリできると言っていましたが、リカバリできるのはデバイスドライバと内蔵アプリケーションだけのようです。
元々はシステムリカバリ(OSそのもの)が付属していたようなのですが、ハードオフ側ではハードディスクから出荷状態に戻せるから大丈夫と言い、システムリカバリの存在を否定しています。

ハードディスクを交換したりしない限り、システムリカバリが必要になることはないのですが、まあ、前の持ち主がOSだけ他に流用した可能性が高いように思われます。
これは明らかにMicrosoftに対する規約違反に相当すると考えられますが、ハードオフからは明確な説明は得られませんでした。

あまりの価格の安さを考えると、ハードオフではそれを承知の上で安く買い叩き、安く販売した可能性があるように思います。
それはそれで事前に説明して欲しいところですが、それを説明すると規約違反に問われる可能性があるので、知らないふりをしているように感じます。

まあ、最悪の場合、将来的にOSを別途購入しなければならなくなるかもしれませんが、それを考えても安い買い物だったと思います。
いっそのこと、Windows Xpに入れ替えようかとも思いましたが、デバイスドライバが対応しているか不安があるため、それは思い留まりました。

さて、水曜日の昼過ぎまで作業は順調に進み、全ての配線が完了した後、動作確認のため全パソコンの電源を入れたのですが、何故かVAIOだけが起動しません。
正確には、起動はしているみたいなのですが、モニタに何も表示されません。

今回のレイアウト変更に際して、カバーを外して内部の埃を掃除機で吸い取ったり、あちらこちらに移動させたりしたのですが、それが原因でどこかがおかしくなったかもしれない、と考えました。
いくら旧式のパソコンとはいえ、まだまだ重要な役割を担っていますので、ちょっとおかしいだけでは撤去来ません。

何よりも、ここでパソコン3台、モニタ2台体制に戻したら、これまでの苦労は何だったのだろう、という思いがあり、とにかく徹底的に原因を探ることにしました。

まずはモニタの確認です。幸いにも、Gatewayマシンに付属してきたモニタが、VAIOと同じデジタル入力対応だったため、そちらに付け替えてみました。
結果は、やはり何も表示されません。VAIO本体は起動している節はあるのですが、確認できません。

続いて、Gatewayマシンの出力をVAIOのモニタにつないだところ、ちゃんと表示されます。どうやらモニタは生きているようです。
すると、一番考えられるのは、VAIO本体のグラフィックボードの不具合です。

そこで、再びVAIOのカバーを外して内部の埃をダストブロワーで飛ばし、掃除機で埃を吸い取り、さらには壊れたままの増設HDDを取り外したりして、徹底的にメンテナンスを行なった後、再び動作確認を行なうと・・・やはり何も表示されません。

最後の確認のつもりで、一番左のアナログモニタをVAIO本体につないでみると、何ときちんと表示され、動作もしています。
まさかデジタル出力の部分だけイカれたのかなと思い、アナログモニタの購入を考えましたが、ひょっとしてと思い立ってケーブルを見てみたら、何とピンが1本曲がっていました。

コネクタにきちんとセットできていたように見えていたため、まさかピンが曲がっていたなんて思いもよりませんでした。
ドライバで曲がったピンを元に戻し、本体とモニタを接続して電源を入れると、きちんと表示されました。

結局、その騒動で半日近くを潰してしまい、その後、ネットワークの確認や(トレーディング)システム更新、玉帳などの更新を行なうだけで1日が終わってしまいました。
そして今日になって、ようやく通常業務に復帰することができたわけです。

ちなみに、レイアウト変更の際に使わなくなったCDドライブやMOドライブ(しかも初代)、プリンタ切替器などを撤去したのですが、私が初めて製品化に係わったHSドライブはそのまま残しておきました。もう動かないだろうなと思いながらパソコンにつないで電源を入れたところ、きちんと動作しました。書き込みも問題ありません。ちょっと感動的でした。

さらに、三洋のiDshot(デジカメ)の動作確認を行なったところ、バッテリーはかなりヘタっていましたが、記録再生はきちんとできました。
これらの記録用磁気ヘッドの開発に際しては、特に信頼性に関しては大変な苦労をしてきたのですが、それが報われた感じです(詳しくは連載コラム「MO、HS、そしてiD」をご覧ください)。

何はともあれ、先週の土曜日にハードオフでGatewayマシンを見つけてから、今日まで忙しい毎日が続きましたが、それは同時に充実した日々でもありました。
Gatewayマシンのシステムのタイムスタンプを見ますと、リカバリされたのが11月27日の夕方であり、その後11月28日に店頭に置かれたとして、私は11月29日に購入しているわけです。

多分、その時買わないで躊躇していたら、間違いなく翌日には売れていたのではないかと思います。前々からクアッドコアマシンが欲しく、今回購入したパソコンも候補の一つだっただけに、まさに幸運としか言いようがありません(システムリカバリの問題はありますが)。

最後に、2日間のコラム無断休載のお詫びと言うわけではありませんが、MS Officeを購入する際の裏技をご紹介いたします。
それは、20周年優待パッケージとOutlookを同時購入するというものです。

なお、これは初めてOfficeを購入する場合に有効です。すでにOffice2000以降、もしくはそれらの単独アプリケーションを所有している場合は、優待パッケージの購入だけでOKです。
優待パッケージの導入条件として、上述のOutlookも含まれていますので、価格の安いOutlookを先にインストールしてから優待パッケージを導入すれば、ExcelとWordを利用できるようになります。

ちなみに、Excel単体では通常バージョンで27,000円程度、優待パッケージとOutlookを合わせて同程度の価格ですから、Excel単体を購入する価格でWordがおまけに付いてくることになります。
すでにご存知の方にとっては、何を今さらと思われるかもしれません。オークションで旧バージョンを安く買ったほうが良い、という意見もごもっともです。

なお、優待パッケージは数量限定ですので、すでに売り切れている場合があります。また、これは通常の方法ではありませんので、何らかの不具合が生じる可能性を否定できません。
この裏技を実行する場合は、事前に販売店の店員に確認してから購入してください。ひょっとしたら「保証出来ない」と言われるかもしれませんが、その場合は諦めた方が無難です。

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Kフロー

tomoさん、連日のnice!をいただき、ありがとうございます。

by Kフロー (2008-12-05 13:26) 

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