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今週の投資成績(11/04~11/07) [投資日記]

今週からシステム運用を再開いたしました。相変わらず無茶苦茶な高ボラティリティ相場が続いていますが、監視システムが比較的堅調に推移していたことと、この状況がいつまで続くのか全く見通しが立たないことから、待ちきれずに運用再開に踏み切りました。

ただし、さすがにフリーエントリーで飛付き買い(売り)は怖いので、システムに買いシグナルが点灯するタイミングを待ってエントリーしました。
その結果、水曜日に日産自動車を買い建てたことは、すでにご報告した通りです。

今回から運用銘柄を公表する代わりに、金利・手数料を含まない結果を示すことにいたしました。もちろん、売買タイミングは明記しますが、基本的には事後報告とさせていただきます。
ただし、それに偽りが無いことは、KFシステムクリエイターのユーザーの方ならご確認できますし、もしも疑義がございましたらご遠慮なくご指摘ください。

また、建て玉数は非公開とさせていただきます。現在運用中のシステムでは、システム上で1.25倍のレバレッジを掛けた複利運用としており、その結果、建て玉数は累計損益や株価水準によって変化します。したがって、運用開始時の元本に対する実際の損益率は、必ずしも公表している損益率を累計もしくは累積したものと一致しない場合があります。

売買は基本的に、寄付きのみで行ないます。そのため、あえて売買価格や値幅は示しませんが、興味のある方はご自身でお調べください。
結果としては、建値に対する損益率のみを示します。なお、現時点において保有中の場合は、直近(引け時点)の評価損益率となります。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  逆張り2基準  買い  08/11/05~08/11/06  +0.87%
 7201日産自動車  逆張り2基準  売り  08/11/06~保有中    +9.25%  

5日に買い建てた分は、その日の引け時点では8%を超える評価益となっていましたが、翌日の大幅ギャップダウンでほとんど消失してしまいました。
ただし、その時の売り建ては結果的には(少なくとも現時点においては)成功しています。

連日の激しいアップダウンを受けて、今日の引け時点でまたしても買いシグナルが点灯しました。今度は評価益を守り切ることができるのでしょうか?
月曜日の寄付きに注目です。ちなみに、現物保有分(カッパクリエイトとゼンショー)は、先週末に対して微減でした。ただ、ゼンショーはようやくプラスに転じました。

さて、昨日のコラムで、システム起動時に再計算が停滞してしまう現象について、システムのWorkbook_Openプロシージャに初回計算量を減らす起動処理を設定してやれば良いことを述べました。しかし、これを各システムに適用すると、システム単独の起動に弊害が生じてしまうという問題がありました。

よくよく考えてみますと、システムの起動時間が問題になるのは、ほとんどが日々のシステム更新であることに気付きました。
個々のシステムを手動で開く場合には、起動時間にそんなに神経質になる必要はないでしょう。

そうすると、実に単純なことですが、システム更新マクロの方に、システムの起動処理の設定をしてやれば良い訳です。
そんな訳で、システムおよびシステム更新マクロをそのように変更したところ、この問題にようやく決着を付けることができました。

システムそのものは従来通り、起動時には何の処理も行ないません。その代わり、システム更新マクロからシステムを起動する場合のみ、初回計算量を減らす起動処理を行ないます。
それによって、日々のシステム更新を高速に行なうと共に、個々のシステムを手動で開く分には、従来と同等の使い勝手を維持することができました。

さらにはシステム体系の見直しも不要となり、システム改定に当たって必要最小限のマクロ改定で済みそうです。
起動処理の問題で、これまでシステム改定作業が中断していましたが、来週からようやく再開できる見通しとなりました。

さて、日経平均株価は今週も大荒れの推移となりました。週前半で1,000円近く上げたかと思えば、後半で1,000円近く下げました。
NY発の要因が大きいとは言え、1週間の内に10%もの変動を繰り返すというのは尋常ではありません。

結局、株価そのものは行って来いとなり、先週末比わずか0.08%の上昇に留まりましたが、その内訳は上記の通りです。
昨今の相場は、まるでF1サーキットのようです。今までと同じ感覚でハンドルを握り、アクセルを踏み込むと、とんでもないことになってしまうでしょう。

その反面、コースを上手く捉え、マシンをコントロールできる人は、どんどん順位を上げるチャンスでもあります。
この相場に乗るべきか乗らざるべきかは、自分の腕やマシンとの相談ということになるでしょう。

先週末のコラムで、短期平均保有株価から見ると、日経平均は9,500円くらいで一旦跳ね返されるのではないかと述べましたが、本当にその通りになってしまいました。
ただし、これはあくまでNY発の悪材料によるもので、先週末時点では予測困難な要因でした。たまたまタイミングが合ってしまったということかもしれません。

今週から、ようやくトレンドの傾向がハッキリしてきました。ただし、それは上昇か下降か、どちらにも取れる状況となっています。
以下に、11月7日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。
システムトレード_トレンドライン_Trend1001_A16a.JPG
システムトレード_チャネルライン_Channel1001_A16a.JPG
システムトレード_平均保有株価_avem1001_98a.JPG
今週は、トレンドの順位に変更はありませんでした。先週発生した上昇トレンド2は、勢力を弱めながらも生き残っています。
各トレンドの安定指数は、トレンド1が3.97、トレンド2が1.94、トレンド7が1.79、そしてトレンド8が3.68となっています。

平均保有株価チャートを見ますと、日経平均株価は短期平均保有株価で跳ね返されています。しかし、直前の急騰によって、同ラインの傾きは幾分緩やかになりました。
次回のアタックでは、ひょっとしたら上に突き抜けることができるかもしれません。

株価は、下降トレンド1と上昇トレンド2の間で推移し、来週は両者が交差します。過去の例ですと、そのような場合には、株価は交点付近を通過して反対側(下降トレンド1の上、上昇トレンド2の下)へ抜けることが多いように思います。

しかし、最近の高ボラティリティ相場では、過去の経験は当てにならないかもしれません。そのため、今週も占いは控えますが、先週同様、一応の目安として、下降トレンド1と下降チャネル1、および上昇トレンド2と上昇チャネル2の、来週初め及び来週末時点における値を示します。

下降トレンド1は月曜日が9,046円で金曜日が8,576円、下降チャネル1は月曜日が6,264円で金曜日が5,794円となっています。
上昇トレンド2は月曜日が8,505円で金曜日が9,288円、上昇チャネル2は月曜日が10,523円で金曜日が11,306円となっています。

株価のすり抜け現象が生じるとすると、来週末時点では下降トレンド1の8,576円から上昇トレンド2の9,288円というレンジになりますが、はたしてどうなるでしょう。
この大荒れ相場で、そんなに狭いレンジに収まるとは到底思えませんね。

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