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北朝鮮問題と株価 [雑感]

本日未明から朝方に掛けて、北朝鮮が6発のミサイルを日本海に向けて発射した。その後の株式市場への影響が懸念されたが、特に大きな混乱は生じていないようである。
朝方こそ100円以上下げて始まったが、その後はやや値を戻す展開になっている。最後はわずかながらではあるが、陽線引けになったようだ。

いずれにしても、今日の段階では日本市場への影響は限定的であり、むしろこれをきっかけに北朝鮮への経済制裁が行われることが確実になったことから、心理的にはどちらかといえば強気に作用しているのかもしれない。

さらに、北朝鮮問題についてはこれで悪材料出尽くしとなり、明日以降株価は反発の可能性もある。テポドン2号の発射が失敗したらしいことから、当面の脅威は遠のいたという考えもあろう。また、日本国土への着弾がなかったことから、安心感も拡がっているのかもしれない。

もともと北朝鮮のミサイル問題は織り込み済みであり、いつか発射されることは大方の予想通りだったのではないだろうか。ただ、そのタイミングが正確に読めなかっただけであり、発射されてしまえば、少なくともそれまでの息苦しさはなくなることになる。

ただ、気掛かりは今夜のNY市場である。CME GlobexのS&P 500やNASDAQ 100の先物はじわじわと値を下げてきており、東証の大引け時点で、3日の清算値より0.3%あまり下げている。
北朝鮮問題は今のところ米国にとって直接的な脅威にはなっておらず、株価との関連は未知数であるが、多少なりとも影響が出ているのかもしれない。

Globexが下げれば、NY市場も下げて始まる可能性が高い。その後、引けまでに反発する可能性もあるが、そのまま前日比マイナスで引けたとすれば、明日の日経平均はギャップダウンで始まる公算が強くなる。以前述べたように、日経平均の寄付きと直近NYダウの前日比とは、最近特に高い連動性があるからだ。

これは裏デイトレにとっては、大きなリスク要因である。5~6月のトレードで収支が悪化していることもあり、今日は大事を取って玉を建てなかった。
結果的には機会損失を被る可能性もあるが、Globex→NY市場→東京市場という連動性が確認できれば、今後のトレードにとって大きな収穫となるだろう。


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