ASPIREのデスクトップ化 [パソコン]
先日購入したAcer ASPIRE AS5750-N54E/K(以下ASPIRE)ですが、ようやく基本的なセッティングが完了しました。
最初はホビーユースをメインに考えていたのですが、システムの最適化演算を行なったところ、非常に高速であることが分かったため、システム開発にも使うことにしました。
そうなると、問題は置き場所です。仕事場は、4台のパソコンや3台のモニタで既に一杯一杯であるため、ASPIREを置いて作業するスペースがありません。
そこで、ちょっともったいない話ではありますが、ASPIREのデスクトップ化を図りました。
幸い、USBマウスや同キーボードそしてUSBハブ、LAN回線およびケーブルは手持ち品がありますし、HDMIケーブルもあります。
モニタの入力端子も、HDMI始めいくつか余っています。
そこで、まず最初に21.5"フルHDモニタのHDMI入力に、ASPIREのHDMI出力を接続しました。
また、左側のUSBポートにUSBハブを接続し、そこにマウスとキーボードをつなぐことで、3つしかないUSBポートを無駄に使わないようにしました。
さらに、無線LANは停止し、有線(ギガビット)LANでネットワークにつなぎます。これで、他のパソコンと同等の通信速度を得ることができました。
あとはACアダプタを接続すれば、ハード的にはデスクトップパソコンの出来上がりです。
ただし、あくまでもこれは「ハード的」であり、快適に使うためにはいくつか設定をいじらないといけません。
また、ASPIRE付属のACアダプタは発熱が尋常ではないため、これも何とかしたいところです。
まず、電源オプションの変更を行ないます。最大のポイントは、カバー(ディスプレイ)を閉じた時の操作。標準では「スリープ」になっていますが、これを電源接続時とバッテリ駆動時共に、「何もしない」に変更します。
これで、カバーを閉じた状態でも、動作させ続けることができます。
また、「ディスプレイの電源を切る」を「なし」にします。ASPIREの場合、ディスプレイの電源が切れると、HDMI出力も切れてしまうようです。
電源オプションの設定はこんなところですが、当然、電源接続時、バッテリ駆動時共に、可能な限り高パフォーマンス設定にしておきます。
続いて、ディスプレイの設定を行ないます。ディスプレイ設定の変更画面で、複数のディスプレイを「デスクトップを1のみに表示する」にします。最初にHDMIで外部モニタに接続したばかりの時は、「表示画面を複製する」になっているかと思います。
こうすることで、ASPIREのカバーを開いた状態では本体に、カバーを閉じた状態では外部モニタに映像が出力されますし、解像度も自動的にモニタに合わせられます。
なお、カバーを閉じると当然液晶モニタは消灯しますので、バッテリの節約にもなります。
さて、残る課題はACアダプタです。嫁のVAIO FのACアダプタは、やや大きいのですが発熱が非常に小さくなっています。
そういえば、以前使っていたVAIOノート用のACアダプタがあったはずだと探してみたところ、VAIO F用とほとんど同じであることが分かりました。
電圧は19.5VでASPIRE用よりも0.5Vほど高いですが、まあ問題はないでしょう。それよりも、プラグ形状が違っているので、そのままでは使えません。
偶然、以前使っていたGatewayのノートパソコン用のACアダプタが見つかり、調べてみたところ、ASPIREのそれとプラグ形状含めて互換性があります。
これが使えれば、VAIO用を何とかする必要もないと思ったのですが、残念ながらASPIRE用ほどではないにせよ、結構発熱します。
そこで、思い切ってVAIO用ACアダプタのプラグを切断し、Gateway用ACアダプタのプラグをつないでみました。
その結果は上々です。ASPIREに対して正常に給電できるだけでなく、ACアダプタもほんのり暖かくなる程度です。
これで、最悪ASPIREでシステム検証を一晩中やったとしても、火事などの心配(標準品でも問題ないとは思いますが)をする必要がなくなりました。
残る課題は、バッテリの消耗対策です。100%充電のままASPIREを動かし続けると、早々にバッテリが消耗してしまいそうです。
VAIO Fの場合は、最大充電量を設定できるようになっているのですが、ASPIREにはそのような機能は見当たりません。
いろいろと調べてみたところ、Intelが提供している「Smart Battery」というフリーソフトを使えば、バッテリの最大充電量を制御できるようです。
しかし、残念ながら現状ではWindows7には対応していません。
いろいろといじってみて、インストールや常駐まではできたのですが、やはり充電量制御は行なわれていないようです。
他に同様のソフトもなさそうですので、この件に関してはこまめに手動で給電するしかないかな、といった感じです。
結局、ACアダプタを100円ショップで売っている節電スイッチ付きタップにつなぐことで、手元で電源をオンオフし、給電を制御できるようにしました。
ちょっと面倒ですが、仕方がありません。もっとも、バッテリを外しておくという選択肢もありますが、それもまた面倒なことです。
ちなみに、ASPIREでシステムの最適化演算を行なったところ、他の4台のパソコンよりも概ね3割ほど速いという結果が得られました。
詳細につきましては、後日ご報告いたしますが、こんなに速いパソコンを遊ばせておくのはもったいない、ということでデスクトップ化に挑んだ次第です。
それにしても、4万円ちょっとでこれほどの性能を手に入れることができるとは、とても驚きです。しかも、ノートパソコンでです。
ウチにあるデスクトップパソコンが太刀打ちできないなんて、ちょっと悲しくなってしまいます。もっとも、ウチのパソコンはみんな、同程度以下の入手価格でしかありませんが。
最初はホビーユースをメインに考えていたのですが、システムの最適化演算を行なったところ、非常に高速であることが分かったため、システム開発にも使うことにしました。
acer Aspire 5750シリーズ ノートPC 15.6インチWXGA Corei5-2410M Windows 7 Home Premium 64bit ブラック AS5750-N54E/K
- 出版社/メーカー: 日本エイサー
- メディア: Personal Computers
そうなると、問題は置き場所です。仕事場は、4台のパソコンや3台のモニタで既に一杯一杯であるため、ASPIREを置いて作業するスペースがありません。
そこで、ちょっともったいない話ではありますが、ASPIREのデスクトップ化を図りました。
幸い、USBマウスや同キーボードそしてUSBハブ、LAN回線およびケーブルは手持ち品がありますし、HDMIケーブルもあります。
モニタの入力端子も、HDMI始めいくつか余っています。
そこで、まず最初に21.5"フルHDモニタのHDMI入力に、ASPIREのHDMI出力を接続しました。
また、左側のUSBポートにUSBハブを接続し、そこにマウスとキーボードをつなぐことで、3つしかないUSBポートを無駄に使わないようにしました。
さらに、無線LANは停止し、有線(ギガビット)LANでネットワークにつなぎます。これで、他のパソコンと同等の通信速度を得ることができました。
あとはACアダプタを接続すれば、ハード的にはデスクトップパソコンの出来上がりです。
ただし、あくまでもこれは「ハード的」であり、快適に使うためにはいくつか設定をいじらないといけません。
また、ASPIRE付属のACアダプタは発熱が尋常ではないため、これも何とかしたいところです。
まず、電源オプションの変更を行ないます。最大のポイントは、カバー(ディスプレイ)を閉じた時の操作。標準では「スリープ」になっていますが、これを電源接続時とバッテリ駆動時共に、「何もしない」に変更します。
これで、カバーを閉じた状態でも、動作させ続けることができます。
また、「ディスプレイの電源を切る」を「なし」にします。ASPIREの場合、ディスプレイの電源が切れると、HDMI出力も切れてしまうようです。
電源オプションの設定はこんなところですが、当然、電源接続時、バッテリ駆動時共に、可能な限り高パフォーマンス設定にしておきます。
続いて、ディスプレイの設定を行ないます。ディスプレイ設定の変更画面で、複数のディスプレイを「デスクトップを1のみに表示する」にします。最初にHDMIで外部モニタに接続したばかりの時は、「表示画面を複製する」になっているかと思います。
こうすることで、ASPIREのカバーを開いた状態では本体に、カバーを閉じた状態では外部モニタに映像が出力されますし、解像度も自動的にモニタに合わせられます。
なお、カバーを閉じると当然液晶モニタは消灯しますので、バッテリの節約にもなります。
さて、残る課題はACアダプタです。嫁のVAIO FのACアダプタは、やや大きいのですが発熱が非常に小さくなっています。
そういえば、以前使っていたVAIOノート用のACアダプタがあったはずだと探してみたところ、VAIO F用とほとんど同じであることが分かりました。
電圧は19.5VでASPIRE用よりも0.5Vほど高いですが、まあ問題はないでしょう。それよりも、プラグ形状が違っているので、そのままでは使えません。
偶然、以前使っていたGatewayのノートパソコン用のACアダプタが見つかり、調べてみたところ、ASPIREのそれとプラグ形状含めて互換性があります。
これが使えれば、VAIO用を何とかする必要もないと思ったのですが、残念ながらASPIRE用ほどではないにせよ、結構発熱します。
そこで、思い切ってVAIO用ACアダプタのプラグを切断し、Gateway用ACアダプタのプラグをつないでみました。
その結果は上々です。ASPIREに対して正常に給電できるだけでなく、ACアダプタもほんのり暖かくなる程度です。
これで、最悪ASPIREでシステム検証を一晩中やったとしても、火事などの心配(標準品でも問題ないとは思いますが)をする必要がなくなりました。
残る課題は、バッテリの消耗対策です。100%充電のままASPIREを動かし続けると、早々にバッテリが消耗してしまいそうです。
VAIO Fの場合は、最大充電量を設定できるようになっているのですが、ASPIREにはそのような機能は見当たりません。
いろいろと調べてみたところ、Intelが提供している「Smart Battery」というフリーソフトを使えば、バッテリの最大充電量を制御できるようです。
しかし、残念ながら現状ではWindows7には対応していません。
いろいろといじってみて、インストールや常駐まではできたのですが、やはり充電量制御は行なわれていないようです。
他に同様のソフトもなさそうですので、この件に関してはこまめに手動で給電するしかないかな、といった感じです。
結局、ACアダプタを100円ショップで売っている節電スイッチ付きタップにつなぐことで、手元で電源をオンオフし、給電を制御できるようにしました。
ちょっと面倒ですが、仕方がありません。もっとも、バッテリを外しておくという選択肢もありますが、それもまた面倒なことです。
ちなみに、ASPIREでシステムの最適化演算を行なったところ、他の4台のパソコンよりも概ね3割ほど速いという結果が得られました。
詳細につきましては、後日ご報告いたしますが、こんなに速いパソコンを遊ばせておくのはもったいない、ということでデスクトップ化に挑んだ次第です。
それにしても、4万円ちょっとでこれほどの性能を手に入れることができるとは、とても驚きです。しかも、ノートパソコンでです。
ウチにあるデスクトップパソコンが太刀打ちできないなんて、ちょっと悲しくなってしまいます。もっとも、ウチのパソコンはみんな、同程度以下の入手価格でしかありませんが。
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