パソコン環境アップグレード（２）

昨日、とりあえずeMachinesをWindows7にアップグレードしました。これは、まだ購入してから間もないパソコンなので、万が一アップグレードで不具合が生じても、復帰が容易だと考え、直前のバックアップを取らずに（購入直後のバックアップはあります）、一気にアップグレード作業を行ないました。

最初にWindowsを起動した状態でアップグレード用のディスクを開き、メニューに沿ってアップグレード方法を選択していくだけです。
その後はパソコンに一切手を触れることなく、2～3時間ほどでアップグレードは完了しました。

アップグレード後、いくつかの不具合がありましたが、いずれも簡単な手続きで解消することができました。

最大の問題は、最新のグラフィックボードがアップグレードに対応していない、ということでしょうか。
eMachinesにはGeForce520搭載のグラフィックボードを着けているんですが、アップグレード後、デバイスドライバなどが削除されてしまいます。

もちろん、標準ディスプレイドライバは作動しますので、画面が表示されないなどといった問題はなく、アップグレード完了後、ドライバソフトを再インストールしてやるだけで復帰します。
まあ、面倒と言えば面倒ですが、これといった不具合が生じる訳ではありません。

それ以外のアプリケーションも、ちょっと確認した限りでは概ね正常に動作しましたが、もっとも頻繁に使用するビデオキャプチャソフトのLightCaptureは、Windows7にアップグレード後、正常に動作しなくなりました。
ただし、こちらも再インストールを行なうことで正常に動作するようになりました。

また、アップグレード前のチェックでは、iTunesが正常に動作しなくなる可能性があるため、事前にアンインストールしておくようにとの警告がでましたが、そのままインストールしたところ、これといった不具合は生じていません。

もっとも、このパソコンのiTunesは単に、MOVファイルをGOM Playerなどで再生するためにインストールしているだけなので、不具合が生じても構わなかったのですが。
iTunesで音楽などを管理している方は、指示通りに一旦アンインストールした後、アップグレード完了後に再インストールした方が良いと思います。

Windows7にアップグレード後、これといって大きく変わった感じはありません。スタート画面やタスクバーなどの表示は若干変わりましたが、壁紙やデスクトップアイコン等はそのまま引き継がれるため、アップグレードしたことさえ忘れてしまうほどです。

性能的にはまだ何とも言えません。これといって動作が軽くなったという印象はありませんし、このパソコンではシステム関連作業を行なっていないため、システム更新等の速度が変わったかどうかすら分からないままです。

何にしましても、大きなトラブルもなくアップグレードが完了したことで、いよいよ大本山であるGatewayPCのアップグレードに取りかかることにしました。
こちらは非常に長く使っていますので、インストール済みアプリも多く、不具合の発生も考えられます。

そこで、アップグレードを行なう前にシステムディスクのバックアップを取ろうと、EASEUS Partition Masterでバックアップ作業を行なったのですが、何故かシステムドライブがバックアップできません。

再度バックアップを行ない、作業経過のメッセージを確認すると、どうもディスクにエラーが存在するようです。
そこで、最初はファイルに対してチェックディスクを実行してみたのですが、やはりバックアップの途中で止まってしまいます。

仕方がないので、フルオプションでチェックディスクを実行したところ、不良クラスタが見つかりました。
その修復後にもう一度バックアップを行なったところ、今度は無事完了することができました。

本当は今日中にアップグレードを完了するつもりだったのですが、結局、明日に先送りになってしまいました。
まあ、不良クラスタを残したままアップグレードを行なっていたら、途中でハングアップしていた可能性もあるわけで、事前に分かって良かったと思います。

Windows7における動作速度等の（体感）確認は、明日以降に持ち越しです。何か顕著な差が見られましたら、ご報告したいと思います。

タグ：パソコン Windows7 アップグレード バックアップ 不具合 システムディスク GeForce520 チェックディスク インストール

コメント 1

幸せ家族さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。

by Ｋフロー (2011-09-07 10:21)