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最近の状況と思考 [雑感]

株価の下落が止まりません。昨日の寄付きで買建てた日産は、今日も続落し、早くも評価損が3.33%に達しました。
幸か不幸か、今日の引け時点で手仕舞いシグナルが出たため、明日の寄付きで返済売りとなります。多少なりとも、損失が縮小してくれればいいのですが。

今回のシグナルは、順張り正システムが売り転換したことによるものです。今年の今までの手仕舞いは全て、順張り逆システムの売り転換によるものでしたが、ここにきて初めて正システムに売りシグナルが出たわけです。
これは、これまで続いてきた上昇トレンドが、崩れかかっていることを意味します。

これまでの下落局面では、日産が下落しても、保有している現物株は上昇する場合が多かったのですが、今回は現物株も軒並みやられています。
特に企業体力の弱いユニカフェは、これまでの反動もあって大きく下げました。

今後の注目点は、日産順張り正システムがこのまま売り保有を続けるのか、あるいはすぐに買い転換するのか、ということです。
このまま売り保有が続くならば、上昇トレンドは完全に崩れたということでしょう。

システム運用としては、そろそろ調整入りしてもらいたいところではあります。良いタイミングで(1日遅かったかもしれませんが)買いを手仕舞いすることで、次は売建てに転じて反撃したいところです。売りで取る方が、資金効率は圧倒的に有利ですから。
でも、売りシグナルが出ないことには、どうしようもありませんが。

リビア情勢は大きな山場を迎えていますが、果たしてカダフィ体制は崩れるのでしょうか?問題が長期化するほど、市場にはダメージが蓄積していきます。
リビアを始めとする北アフリカ・中東情勢に加えて、ニュージーランドの地震被害や日本国債の格下げ懸念など、ネガティブ要因が満載です。

いつも思うのですが、何故権力者は独裁に陥るのでしょう?彼らだって、前権力者から政権を奪取した時は、公正な社会を目指していたはずです。
それが何年、何10年も権力の座に着いている内に、周りを親族で固め、国民を奴隷のように扱い始めます。

それが人間の性だと言えばそれまでですが、まだ崇高な理念を持っている内に、自らを律するような立法を行なえなかったのかと思います。
自らの意見を絶対視すれば、その行き着く先は十中八九、独裁です。たとえ当初は崇高な理念を持っていたとしても、多くは堕落するでしょう。

私が以前、阿久根市長や小沢氏の言動に強い懸念を抱いたのも、それらが独裁につながりかねない要因を孕んでいたからです。
そういった意味では、今度の東京都知事選において、石原氏は出馬を見合わせて欲しいと願っています(私は東京都民ではありませんので意見するのははばかれますが)。

私は、人類にとっての最大の脅威と不幸は、独裁だと思っています。強力なリーダーシップは必要ですが、それは民主的に定められた法制の上でのみ行使することができます。
小泉元総理は、強力なリーダーシップで存在感を示しましたが、最後はあくまで党規に従い首相続投を断りました。非常に潔い政治家だったと思います。

それに対して、民主党の初代総理は一体何なんでしょう?このような人は、独裁者の要件に当てはめて考えると、非常に危険だと思います。
まあ、そんなことを言いますと、他にも独裁者候補がわんさかいらっしゃるのでしょうが。

政治は非常に長期的な投資行動です。目先のことばかりに目が行くと、10年先には取り返しのつかないことになっていかねません。
政治家は5年かけて政策を行使し、10年後に評価されるような政治を行なって欲しいと、切に願う次第です。

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