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今週の投資成績(11/30~12/04) [投資日記]

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

  銘柄         システム    売買   トレード期間        損益率
 7201日産自動車  順張正逆合成 買い  09/11/26~09/12/02   +4.47%

日産順張正逆合成システムは、水曜日の寄付きで手仕舞いとなりました。一時は評価損が膨らんでいたのですが、何とかプラスで手仕舞うことができました。
しかし、日産はその後も急騰を続け、機会損失は73円幅(11.15%)に達しています。

もっとも、元々は逆張りシステムのみを運用していたわけであり、その場合は水曜日の寄付きで売りドテンとなって、11%もの評価損を抱えていたことになります。
そのことを考えると、正逆合成システムの運用は正解だったと言えるかと思います。

ちなみに、もう一方のシステムである順張りシステムは、ロバスト性が悪すぎて単独運用には使えません。あくまで、逆システムとの合成で運用可能であるに過ぎません。
したがって、「順張りシステムを運用していたら」などということを言ってみても無意味です。

ユニカフェは、今週に入って600円近辺での推移となり、価格的にはようやく落ち着いてきました。ただし、相変わらず出来高は急落前に比べて高水準で推移しており、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
現状は、ちょっとした材料でどちらにでも大きく動きそうな感じです。

システム開発は、ようやくロジック回りの改定作業に着手しました。従来同様、一通り全てのロジックのシステムを作成したあと、それらを統合する作業に取り掛かります。
今回は、列配置を大幅に変更しているため、新システムへの移行作業も難航していますが、移行手順はほぼ固まったため、来週中には一段落する見込みです。

昨日のコラムでも述べましたが、列配置を大幅に見直したことにより、システムブックの起動がスムーズになりました。
従来は、ブックを開く際に再計算表示がなかなか消えず、起動に時間が掛かる場合があったのですが、それが嘘のように解消しています。

新システムにつきましては、ロジック統合作業の前に一度、既存ユーザーの方向けに公開することを考えています。
もちろん、まだ完成版ではありませんが、その処理性能については取敢えず、ご確認いただくことができるかと思います。

さて、今週の日経平均株価は急反発し、1万円台を回復しました。株価は先週末比10.36%もの上昇となり、昨年末比でも13.13%のプラスにまで戻しました。
2番底を探りに行くという大方の予想は覆され、株価は中立圏内にまで戻っています。

短期の順張りでトレードしていた場合は、直近においてようやく買い転換となり、辛うじて収支をプラスに持って行けたかもしれません。
一方、逆張りでトレードしていた場合は、手仕舞いのタイミングが難しかったかもしれません。

今回の急騰劇に関しては、いろいろなところで解説されていると思われますので、特に私が申し上げることはありません。
まあ、鳩山政権が急激な円高と株安で冷や汗をかき、ようやく事の重大さに気がついた、といったところでしょうか。

以下に、12月4日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。
Trend1001_A69a.png
Channel1001_A69a.png
avem1001_A52a.png
先週発生した下降トレンド5は今回の急騰であっけなく消滅し、代わって直近に上昇トレンド1が発生しました。
ただし、これも直近の上昇のみを反映したトレンドですので、来週以降も勢力を保ち続ける可能性は極めて小さいと思われます。

各トレンドの安定指数は、トレンド3が2.44、トレンド6が2.28、トレンド7が0.56、トレンド8が3.56、トレンド9が2.21、そしてトレンド1が7.05となっています。
トレンド5の消滅と並んで、下降トレンド9が大幅に勢力を落としています。もうしばらく株価の反発傾向が続けば、いずれは下降トレンド6に吸収されるものと思われます。

日経平均は、下降トレンド6と同チャネル6とのレンジ内で推移していますが、このままブレイクして下降トレンド8の水準までオーバーシュートする可能性もありそうです。
再び上昇トレンド3と下降トレンド8のレンジに入ってきたことで、両者が交差する来年1月頃に、いずれかの方向にブレイクする可能性が強まってきました。

平均保有株価で見ると、日経平均株価は再び長期平均保有株価を上回る水準まで値を戻し、2004年末の状況に近付いています。
ややアンダーシュートが大きいようにも見えますが、誤差の範囲内でしょうか。

2005年から始まる株価急騰のきっかけは、言わずと知れた郵政解散選挙における小泉自民党の圧勝でしたが、今の民主党にそのようなことを望むべくもありません。
もしも2005年の再現が起こるとしたら、社民党と国民新党が政権を離脱して、自民党との大連立が実現することくらいでしょうか。以前ならともかく、今となっては難しいですね。

最後に、とりあえずの判断の目安として、主なトレンドラインおよびチャネルラインの、来週月曜日と金曜日における値を以下に記します。
合わせて、長期平均保有株価と中期平均保有株価、そして短期平均保有株価の現時点における値を記します。


 下降トレンド6:9,970円⇒9,920円
 下降トレンド8:10,380円⇒10,320円
 下降トレンド9:9,800円⇒9,700円
 上昇チャネル1:10,430円⇒11,190円

 上昇トレンド1:10,100円⇒10,860円
 上昇トレンド3:9,560円⇒9,610円
 下降チャネル6:9,120円⇒9,060円
 下降チャネル9:8,990円⇒8,890円

 長期平均保有株価:9,930円
 中期平均保有株価:9,800円
 短期平均保有株価:9,810円

今年も残すところ、あと1ヶ月を切りました。このまま行けば、今年は3年振りの陽線で終わりそうですが、はたしてどうなることでしょう。

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