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順張りシステム先行公開 [システムトレード]

研究所サイトにて、順張りシステムのみ先行公開いたしました。同サイトにて、今日中に仕様や使用方法の説明を行う予定でしたが、ちょっとトラブルがあったため明日にさせていただきます。
代わりに、こちらで簡単に概要説明をいたします。ご了承ください。

下図は改定システムのサマリーです。従来よりも若干設定項目が増えています。以下に、変更項目について順次ご説明いたします。

システムトレード_性能指標_サマリー01a.png

判定基準は、単株か単利かを選択できます。また、従来はシステムシートにて設定していた、機能判定時の数値基準を、サマリーシートから設定できるようにいたしました。
この場合は、資産の下落が標準誤差の2.5倍を超えると、機能判定がNGとなります。

WORNING判定は、この基準の半分(1.25)かこの基準から1を引いた値(1.5)のいずれか大きい値を基準としています。
「判定基準」の上にある日付は、運用開始後最初に機能判定がNGになった日付を表示します。

システムトレード_性能指標_判定基準01a.png

手数料は、手数料率と1株当り手数料、買い金利、売り金利を、それぞれ独立に設定できるようにいたしました。
すべての項目を"0"に設定すると、「手数料なし」になります。

システムトレード_性能指標_手数料01a.png
システムトレード_性能指標_手数料01b.png

評価形態は、時価評価か簿価評価かを選択できます。これは、運用開始後の運用後元利計や運用後資産推移チャートなどに反映されます。

システムトレード_性能指標_評価形態01a.png

取引単位を考慮するかどうかを設定できます。取引単位を考慮した場合は、運用開始後にそれまでの運用後元利計で建てられる、最大取引単位の売買を行った結果を表示します。
これも、運用開始後の運用後元利計や運用後資産推移チャートなどに反映されます。

システムトレード_性能指標_取引単位01a.png

DD対象では、運用後DDチャートに表示する運用システムを選択できます。ただし、これはチャートからも設定できますので、サマリー上での選択の必要性はあまり高くないかもしれません。

システムトレード_性能指標_DD対象01a.png

運用形態として単株、複利、単利を選択できます。これらの設定結果は、運用開始後の運用後元利計や運用後資産推移チャートなどに反映されます。

システムトレード_性能指標_運用形態01a.png

エクセルのテーブル演算機能を用いずに、任意の走査範囲で最適パラメータを求めることができます。
オペレーションページの最適化演算ボタンを押すと表示される演算テーブルのリストから、"テーブル0"を選択してOKボタンを押すと、演算条件設定画面が現れます。

そこで、パラメータ1と2の開始値と終了値、そしていくつ刻みで走査するか(ステップ)を設定します。
そうやって得られた最適パラメータをさらに絞り込む場合は、絞り込み演算にチェックを入れ、先に求める最適パラメータを中心として、どれだけの範囲(何ステップ分か)、ステップで演算するかを設定します。

そしてOKボタンを押せば、最適化演算が開始されます。最適化演算中は、必要最小限の項目のみが表示され、演算の進行を確認することができます。
演算が終了すれば表示は元に戻りますが、途中で強制終了を行った場合などは、システムを保存せずに一旦閉じ、その後再度オープンしてください。

システムトレード_最適化条件_最適化01a.png
システムトレード_最適化条件_最適化02a.png

今回の改定で、新たに運用後DDチャートを追加いたしました。また、それを含めてチャートの数を
11個に削減いたしました。
各グラフシートにおいてダブルクリックすることで、様々な設定を行うことができます。

表示システムや評価形態の設定は元より、起点日や終点日、レバレッジ、手数料などの設定も可能で、その結果は直ちにチャートに反映されます。
チャートで設定した結果は、そのグラフシートを抜けると元に戻ります。チャート設定を恒久的に変更したい場合は、サマリーシートから設定を変更してください。

以下に、運用後DDチャートと資産累計チャートの、設定変更前と設定画面(左が設定前、右が設定後)、そして設定変更後を示します。
各チャートによって設定画面は異なる場合があり、そこに表示される項目は、基本的に変更可能です。

システムトレード_ドローダウン_運用後DDチャート01a.png
システムトレード_チャート_チャート設定01ab.png
システムトレード_ドローダウン_運用後DDチャート01b.png
システムトレード_資産推移_資産累計チャート01a.png
システムトレード_チャート_チャート設定02ab.png
システムトレード_資産推移_資産累計チャート01b.png

以上、駆け足で解説いたしましたが、今回の改定により、より使い勝手の良いシステムになったのではないかと思います。
なお、ファイル容量は大幅に減り、システム配布時で約1MB(圧縮後約240KB)、運用時で34~37MB程度となっています。

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