今週の投資成績（11/25～11/28）

今週の投資成績を以下に示します。成績には金利・手数料は含まず、保有中の場合は直近終値基準の評価損益率を表します。
また、これはシステム運用の場合のみであり、裁量トレードは含みません。

　　銘柄　　　　　　　　　システム　　　　売買　　　トレード期間　　　　　　　　損益率
　7201日産自動車　　逆張り2基準　　買い　　08/11/10～保有中　　　　-28.92%　　

日産自動車は今週も下げ続けて評価損は30%近くに達し、結局、今日の引け時点で売りシグナルが点灯しました。
月曜日の寄付きで損切り（売りドテン）となります。ここまで下げた段階における売り建てはかなり嫌なところですが、まあ仕方ありません。

今週は、これまで堅調だったカッパクリエイトも大きく下落し、全くいいところがありませんでした。ゼンショーが堅調だったことが唯一の救いです。
来月からSBI証券口座に資金を追加し、優待銘柄の購入を検討すると共に、同証券で信用口座を開設するつもりです。現物株を担保に、信用取引で売買を回転させていくことを考えています。

システム改定作業は、初心に戻って一歩ずつ数式をたどっています。損益や手数料を項目毎に細かく分類し、それぞれで計算式を設定した後それらを結合するという作業を進めることで、ようやく先が見えてきました。昨日のコラムで示しました、IF関数の線形結合が役立っています。

今まで一つのファクターの算出で、ここまで四苦八苦したことはありませんでした。とても貴重な体験をしていると思うようにしています。
ユーザーの方には大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。必ずご期待に副えるようなシステムに仕上げるつもりです。

さて、今週の日経平均株価は久し振りに大幅上昇となりました。先週末比7.61%の上昇となりましたが、昨年末比ではまだ44.39%のマイナスです。
ただ、輸出株関連が総じて軟調だったため、それほど大きく上昇したという実感は得られていません。

株価上昇率こそ大きいですが、ボラティリティとしては今までよりは落着いてきたように思います。25日移動平均線の傾斜も大分緩やかになってきており、そろそろ上昇に向けた地合いが整ってきたのかもしれません。
しかし、NYからの爆撃一発でそれは消し飛んでしまう危険性を孕んでいます。

今週の日経平均株価は、一応の上値目処と考えていた8,440円を今日になって超えてきましたが、おおむね下降トレンド1と下降チャネル5の間で推移しました。
以下に、11月28日基準日のトレンドラインとチャネルライン、そして日経平均の平均保有株価を示します。



今週は下降トレンド6が消滅し、直近に上昇トレンド3が発生しました。また、上昇トレンド2はますます勢力を落とし、ボックス相場のレンジの様相を呈しています。
各トレンドの安定指数は、トレンド1が3.94、トレンド2が0.04、トレンド5が1.80、トレンド7が1.62、トレンド8が3.82、そしてトレンド3が3.59となっています。

平均保有株価チャートを見ますと、日経平均株価は先週に引き続き、短期平均保有株価とその-2δラインとの間で推移していますが、かなり平均保有株価に接近してきました。
株価で示しますと、今日時点で6,640円から9,000円の間、来週末時点で6,530円から8,890円程度となります。

トレンドラインを見ますと、直近の上昇トレンド3はまだ当てにならず、一先ずは下降トレンド1や5の8,600円前後で跳ね返される可能性があります。
もしもこのラインを突破すれば、平均保有株価の9,000円程度までの上昇余地が生じます。そうでなければ、来週末時点において8,320円程度が上値目処となります。

下値目処としては、下降チャネル8もしくは下降チャネル5が考えられますが、来週末時点において下降チャネル8は7,830円程度、下降チャネル5は7,100円程度となります。
週初において下降チャネル8の7,920円を大きく下回りますと、下降チャネル5の支配に移行することになるでしょう。

このところ、日経平均と個別株式とが必ずしもリンクしていない場合が、多く見受けられるように感じます。
日経平均のトレンドを占うことが、必ずしも個別株式の売買の参考になるとは限りませんので、注意が必要かもしれません。

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