今週の投資成績（9/22～9/26） [投資日記]
今週も、新システムの運用開始には至らず、トレードは行ないませんでした。ＫＦインデックスへのフィルタの適用や、追加システムの取り扱い等で、まだ不確定な部分があり、検討を継続しています。運用開始が10月にずれ込むのは、確実な情勢です。
そのような状況の中、システム改定を行ないましたが、これは機能を拡張することで選択肢を増やし、例えば、ＫＦインデックスへのフィルタ適用の有無を、自由に選択できるようにしたものです。
一応、標準的な設定は行なっていますが、銘柄やシステムによっては、それが最適である保証はありません。
有効なパラメータ範囲が局所的に集中している場合は、問題が生じることは少ないのですが、それが広い範囲に分散している場合、ＫＦインデックスのフィルタの有無によって、最適パラメータに大きな差異が生じる可能性があります。
最終的には、入念な検討によって、個別銘柄や個別システムにおける条件を決定する必要があるのでしょうが、全銘柄、全システムに対して、最適パラメータの決定方法が一義的に決まらない、という問題が生じてしまう可能性があります。
例えば、逆張りシステムではフィルタを適用するが、順張りシステムでは適用しない、などといった、明確な判断基準が存在すれば良いのですが、場当たり的にフィルタの適用有無を判断する、などということになると、困ってしまうわけです。
なお、誤解の無いように申し上げておきますと、ＫＦインデックスに対するフィルタの有無は、システムの選択肢を増やすだけであって、バックテストの客観性を損なうものではありません。
ただ、フィルタの有無によって最適パラメータが異なる場合、どちらのシステムを採用するべきかという判断が難しくなることは間違いありません。
これまでの検討によりますと、フォワードテストの結果が芳しくないシステムの場合、買いシステムと売りシステムとで、ＫＦインデックスもしくはＫＦインデックス改（フィルタ適用）の値の差が大きい、という感触が得られています。
これが、システムを選択する際の、目安の一つになるのではないかと思います。
さて、今週の日経平均株価は、相変わらずNY市場に翻弄された動きとなり、週初には12,000円台を回復しましたが、それも長続きせず、今日は11,900円を割り込みました。
昨夜のNY市場は大幅高だったのですが、日経平均はそれを好感しなかったようです。
日経平均株価は先週末比0.23%のマイナスとなり、昨年末比ではマイナス22.30%となっています。
株価は9月18日に底入れしたかのようにも見えますが、まだまだ予断を許さない状況です。トレンド的には、中期下降トレンドを未だブレイクしていません。
先週末時点のトレンド予報は、外れました。ただし、週初に12,000円台を回復したことから、支配トレンドは下降トレンド9に移っていたと考えられます。
そういった意味では、12,640円を上回れなかったことで、下降トレンド9の支配が明確になったとも言えそうです。
以下に9月26日基準日のトレンドラインとチャネルラインを示します。また、合わせて日経平均の平均保有株価を示します。
今週は、下降トレンド4が下降トレンド6に吸収されて消滅し、その一方で、直近に久し振りに上昇トレンド2が発生しました。
これが希望の光となれば良いのですが、そうは簡単にはいかないような気がします。
下降トレンドはきれいな3段下げを形成しており、当面は、これらのラインを意識した動きになるのではないかと思います。
各トレンドの安定指数は、トレンド6が2.42、トレンド7が2.24、トレンド8が3.79、トレンド9が3.91、そしてトレンド2が1.43となっています。
平均保有株価では、下降トレンドがより一層明確になった以外、特に変化はありません。ただ、日経平均株価と短期平均保有株化との乖離が増大してきていますので、近い内に両者の接近が見られるかもしれません。
以上を踏まえた上で、来週末時点における日経平均株価の上値目処を推察すると、下降トレンド6が抑える11,900円程度ということになりますが、週初に12,100円以上を回復できれば、下降トレンド9の12,480円程度まで上昇するかもしれません。
また、来週末時点における日経平均株価の下値目処は、下降チャネル6が支持する10,900円程度になると思われますが、下降トレンド6がブレイクされた場合は、下降チャネル9の11,300円程度で踏み止まるのではないかと考えます。
最後に、「予報」を一言。
「来週末時点における日経平均株価の上値目処は11,900円程度、下値目処は10,900円程度になるでしょう。ただし、下降トレンド6がブレイクされた場合は、上値目処は12,480円程度、下値目処は11,300円程度になるでしょう。」
そのような状況の中、システム改定を行ないましたが、これは機能を拡張することで選択肢を増やし、例えば、ＫＦインデックスへのフィルタ適用の有無を、自由に選択できるようにしたものです。
一応、標準的な設定は行なっていますが、銘柄やシステムによっては、それが最適である保証はありません。
有効なパラメータ範囲が局所的に集中している場合は、問題が生じることは少ないのですが、それが広い範囲に分散している場合、ＫＦインデックスのフィルタの有無によって、最適パラメータに大きな差異が生じる可能性があります。
最終的には、入念な検討によって、個別銘柄や個別システムにおける条件を決定する必要があるのでしょうが、全銘柄、全システムに対して、最適パラメータの決定方法が一義的に決まらない、という問題が生じてしまう可能性があります。
例えば、逆張りシステムではフィルタを適用するが、順張りシステムでは適用しない、などといった、明確な判断基準が存在すれば良いのですが、場当たり的にフィルタの適用有無を判断する、などということになると、困ってしまうわけです。
なお、誤解の無いように申し上げておきますと、ＫＦインデックスに対するフィルタの有無は、システムの選択肢を増やすだけであって、バックテストの客観性を損なうものではありません。
ただ、フィルタの有無によって最適パラメータが異なる場合、どちらのシステムを採用するべきかという判断が難しくなることは間違いありません。
これまでの検討によりますと、フォワードテストの結果が芳しくないシステムの場合、買いシステムと売りシステムとで、ＫＦインデックスもしくはＫＦインデックス改（フィルタ適用）の値の差が大きい、という感触が得られています。
これが、システムを選択する際の、目安の一つになるのではないかと思います。
さて、今週の日経平均株価は、相変わらずNY市場に翻弄された動きとなり、週初には12,000円台を回復しましたが、それも長続きせず、今日は11,900円を割り込みました。
昨夜のNY市場は大幅高だったのですが、日経平均はそれを好感しなかったようです。
日経平均株価は先週末比0.23%のマイナスとなり、昨年末比ではマイナス22.30%となっています。
株価は9月18日に底入れしたかのようにも見えますが、まだまだ予断を許さない状況です。トレンド的には、中期下降トレンドを未だブレイクしていません。
先週末時点のトレンド予報は、外れました。ただし、週初に12,000円台を回復したことから、支配トレンドは下降トレンド9に移っていたと考えられます。
そういった意味では、12,640円を上回れなかったことで、下降トレンド9の支配が明確になったとも言えそうです。
以下に9月26日基準日のトレンドラインとチャネルラインを示します。また、合わせて日経平均の平均保有株価を示します。
今週は、下降トレンド4が下降トレンド6に吸収されて消滅し、その一方で、直近に久し振りに上昇トレンド2が発生しました。
これが希望の光となれば良いのですが、そうは簡単にはいかないような気がします。
下降トレンドはきれいな3段下げを形成しており、当面は、これらのラインを意識した動きになるのではないかと思います。
各トレンドの安定指数は、トレンド6が2.42、トレンド7が2.24、トレンド8が3.79、トレンド9が3.91、そしてトレンド2が1.43となっています。
平均保有株価では、下降トレンドがより一層明確になった以外、特に変化はありません。ただ、日経平均株価と短期平均保有株化との乖離が増大してきていますので、近い内に両者の接近が見られるかもしれません。
以上を踏まえた上で、来週末時点における日経平均株価の上値目処を推察すると、下降トレンド6が抑える11,900円程度ということになりますが、週初に12,100円以上を回復できれば、下降トレンド9の12,480円程度まで上昇するかもしれません。
また、来週末時点における日経平均株価の下値目処は、下降チャネル6が支持する10,900円程度になると思われますが、下降トレンド6がブレイクされた場合は、下降チャネル9の11,300円程度で踏み止まるのではないかと考えます。
最後に、「予報」を一言。
「来週末時点における日経平均株価の上値目処は11,900円程度、下値目処は10,900円程度になるでしょう。ただし、下降トレンド6がブレイクされた場合は、上値目処は12,480円程度、下値目処は11,300円程度になるでしょう。」
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