今週の投資成績（6/25～6/29）

今週の損益率は、先週末に対して+1.99%と続伸。6月の損益率は+3.72%と、約定日・時価評価基準では1月以来のプラスで終えた。また、年初来累計損益率は-27.16%となった。
ただし、今週の利益の一部は、カブドットコム株の確定配当調整金によるものである。

日経平均は始値ベースでは、先週末から今日までで-0.92%と反落し、6月は結局+1.67%で終えた。昨年末来では+4.54%となり、再び5%を割り込んだ。
一方、終値ベースでは先週末から今日までで-0.27%と小幅反落し、6月は+1.47%で終わった。昨年末来では+5.30%と、5%台を維持した。

今週は、順張りで買い建てていた銘柄のうち一つに売りシグナルが出たが、手仕舞い当日に再び買いシグナルが出たため、翌寄付きで買戻した。
これは、押し目で一旦売りとなったものの、株価が反発したため再び買いとなったものである。

また、逆張りの銘柄に売りシグナルが出たため、手仕舞いした。現時点で2つの順張りシステムが稼動している。
さらに、優待目当ての長期保有中の現物株は年初来高値を更新し、好調を維持している。

日経平均は、NY市場の変調に足を引っ張られて、一旦は18,000円を大きく割り込んだが、その後再び18,000円台を回復した。
日経平均は、完全に直近のトレンドラインを意識した動きになっている。

今日で今年も半年が終了したが、昨年末に出した今年6月末の日経平均株価予想である18,700円には、560円ほど届かなかった。
先週の勢いが続いていれば、もう少し近づいていたかもしれない。

しかし、基本的にはトレンドを外しておらず、まあ、ほぼ的中したと言っていいのではないだろうか。もっとも、予想の的中そのものにはさほど意味はなく、注目していたトレンドラインが崩れなかったことにこそ大きな意味がある。

ホームページでは既にビジネス活動を行なっているが、昨日、税務署に個人事業主の開業届けを提出した。これで、名実共に無職から開放され、自営業者となった。
もっとも、収入は未だに無職とさほど変わらないのだが。まあ、頑張るしかない。行動しなければ何も始まらないのだ。

先週末に発表したトレンド予報は久し振りに外れた。最終的には18,020円を上回ったものの、週初とは言えないタイミングで18,000円を割り込んだ。
これは、予報外の出来事であり、今日の18,000円台への急回復は予測できなかった。

続いて、以下に6月29日基準日のトレンドラインとチャネルラインを示す。合わせて、日経平均の平均保有株価も示す。



今週はトレンドの順序に変更があった。先週までの上昇トレンド4が消滅し、上昇トレンド1～3がそれぞれ繰り上がって、上昇トレンド2～4になった。
代わりに下降トレンド1が発生した。今週の株価変動で、トレンド4までの短中期トレンドは、勢力を大きく崩すことになった。

各トレンドの安定指数は、トレンド1が1.31、トレンド2が1.04、トレンド3が2.10、トレンド4が2.72、トレンド5が4.28、トレンド6が4.32、そしてトレンド7が5.12である。
トレンド5以降は安定指数が若干増加しており、長期トレンドの強さは健在である。

唯一の下降トレンド1には株価の上昇を食い止める力はなく、来週は上昇基調が続くものと思われる。トレンド2～4は一体化してトレンド5から独立しており、当面はこのラインが下値を支えるものと考えられる。

平均保有株価で見ると、日経平均は短期平均保有株価の上方での推移が続いており、短期投資主体には余裕が見られる。
これが、水曜日の急落から後の急反発を演じた要因なのかもしれない。

以上を踏まえた上で、来週末時点における日経平均の下値目処を推察すると、トレンド2～4がサポートする17,940円、短期平均保有株価の17,790円、トレンド5の17,560円、ということになる。
また、来週末時点における日経平均の上値目処は、チャネル2～4が抑える18,540円程度ということになるだろう。

最後に、「予報」を一言。

「来週末時点における日経平均株価の下値目処は、17,940円程度でしょう。ただし、週初にそれを下回ると17,790円程度まで下落するかもしれません。また、上値目処は、18,540円程度でしょう。」