以下は、2009年4月27日に仮想運用開始後、現在まで放置したシステムの一例です。仮想運用スタート時の全システム数は110個。その中で、これまでに生き残っているのは26個。さらに、仮想運用開始後、増減率がプラスとなっているものは18個。さらにその中で、株価増減率を上回っているものは、わずかに12個です。

約2年半のシステム生存確率は、1~2割といったところでしょうか。これを多いと見るか、少ないと見るか、判断の分かれるところです。
ちなみに、これらはいずれも完全ドテンシステムで、常に買いか売りのポジションを持っています。現行システムのような、キャッシュポジションという概念はありません。

なお、システム運用は停止したものの、その後回復して増減率がプラスになると共に、株価増減率を上回っているシステムは19個あります。
それを考慮すると、完全にNGなシステムは65個、59%ほどになります。ただし、株価増減率がプラスの銘柄は40個、重複を入れると56個となり、システムの優位性はなさそうです。








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やっぱ生存バイアスでしょうかね?