1週間前に買い建てた日産自動車は、今日の寄付きで手仕舞いとなりました。とりあえず利益確保でき、ほっとしています。
思えば昨年10月22日から正逆合成システムの運用を開始し、ここまで22回の売買を行なってきましたが、その結果はほぼ期待通りとなっています。

今日は、これまでの22回の売買の結果を示し、システムの期待性能と比較したいと思います。
なお、もちろん、売買のタイミングやその結果については、システムと基本的に同一です。ただし、システム上では手数料等を考慮していないため、実際の結果とはやや異なっています。

次図に、簿価ベースでのシステム上の運用後資産推移と、実運用時の資産推移を示します。

運用開始後の成績は、金利・手数料等込みで次の通りとなっています。

  トレード数:22回
  勝トレード数:13回
  負トレード数:9回
  勝率:59.1%
  PF:1.95

  平均利益率:3.69%
  平均損失率:2.69%
  平均損益率:1.08%
  損益レシオ:1.37

  累積リターン:24.91%(9ヶ月)
  年率リターン:34.52%

  買トレード数:15回
    勝トレード数:8回
    勝率:53.3%
    平均損益率:0.91%

  売トレード数:7回
    勝トレード数:5回
    勝率:71.4%
    平均損益率:1.45%

また、システムの全期間における主な性能は、以下の通りです。

  トレード数:454回
  勝トレード数:278回
  負トレード数:176回
  勝率:61.23%
  PF:1.83

  平均利益率:4.46%
  平均損失率:3.83%
  平均損益率:1.25%
  損益レシオ:1.16

  年率リターン:34.41%

  買トレード数:290回
    勝トレード数:169回
    勝率:58.28%
    平均損益率:0.94%

  売トレード数:164回
    勝トレード数:109回
    勝率:66.46%
    平均損益率:1.79%

なお、これらの結果には若干のレバレッジが掛かっています。そのため、レバレッジなしの成績よりは、リターン等の値が大きくなっています。

実運用時とシステム上との結果を比較すると、両者はほぼ一致していることが分かります。したがって、現時点において、日産正逆合成システムは良く機能していると言えそうです。

ちなみに、システムにおいて金利・手数料を考慮した結果は次図のようになります。

細かい部分では相違が見られますが、ほぼ一致した傾向であることが分かります。