昨秋の引っ越しを機に、動物愛護センターから再び子猫を譲り受けてきました。年齢はキスケと1歳違い、ほぼ純白のオッドアイで、ちょっとだけ鍵尻尾です。
小さい白ということで、「コハク」と名付けました。愛護センターではキスケ同様猫を被っていましたが、キスケに負けず劣らずのヤンチャ者です。

キスケは1歳7か月で体重6.4kgの巨漢ですが、コハクは7か月で3.6kgの小兵です。去勢手術は1カ月ほど前に済ませましたが、よく食べる割には体重があまり増えません。
食欲は非常に旺盛で、自分の分だけでは足りずにキスケの分まで横取りします。キスケはそれをじっと見守るだけで、奪い合いになることはありません。

コハクを初めて連れてきた日からしばらくの間、ケージに入れていたのですが、キスケはその前でずっと唸り声をあげていました。
仲良くなれなかったらどうしようと不安でしたが、3日目くらいになるとキスケの警戒心も大分薄れたようでした。

それでも最初の内は、コハクをケージの外に出すとキスケの噛み付きやマウント攻撃が激しく、度々仲裁に入らないといけなかったのですが、その内コハクも嘘鳴きをしたりしてうまくキスケの攻撃をかわすようになり、今では逆に向かっていくことの方が多くなりました。

今ではすっかり仲良くなり、しょっちゅう寄り添って寝ています。でも、相変わらずケンカ遊びは激しく、1日1回は追いかけっこをしたり取っ組み合ったりしています。
私のパソコン周辺も追いかけっこのコースになっており、いつも冷や冷やしています。キーボードはいつでも切断できるように、スイッチ付USBハブにつないでいます。

キスケは元々とても甘えん坊で、コハクが来る以前は毎日遊びをせがんできたものですが、コハクが来てからはすっかりお兄ちゃんらしくなりました。
遊びをせがむことはほとんどなくなり、毎日コハクの面倒をよく見てくれています。

当初は多頭飼いに対する不安もありましたが、今ではコハクを連れて来て、私たちだけではなくキスケにとっても、とても良かったと思います。
ただ、さすがにこれ以上はちょっと厳しいかな。現状が一番良いバランスかもしれません。