このブログを始めてから、5年と4カ月ほどになります。その間、様々なことがありましたが、多くの方にご覧いただいたお陰で、記事数は1,267件(今回は1,268件目となります)、アクセス数(ページビュー)は現時点で1,788,378件となっています。訪問者数(ユニークアクセス数)ははっきりとは分かりませんが、概ねページビューの1/3~1/4程度のようです。

私からは、積極的なアクセス数アップの動きをとっているわけではありませんが、リンクを張って下さっている方々のサイトなどから、日々数件のアクセスがあります。
また、こちらから登録した覚えはないのですが、システムトレード関係のアクセスランキングからの訪問もあるようです。

何にいたしましても、ご訪問して下さったり、リンクを張って下さったり、ランキングにアクセスして下さったりしている方々に感謝いたします。
アクセス増が目的ではないものの、多くの方々のご訪問が、ブログ運営の励みになることは事実です。

さて、そのアクセスランキングですが、多くの場合は集計期間を区切って、ランキングを付けているようです。
それは1カ月単位であったり、1年単位であったりするわけです。

しかし、この方法だと、集計の序盤と終盤とでは、集計期間が違ってくることになります。
例えば、月初と月末とでは、期間内の総アクセス数が異なりますので、月初は順位が動きやすく、月末にはほとんど順位変動はなくなります。

そのため、ランキングを上げるためにはスタートダッシュが非常に重要となり、最初に上位に食い込まないと、中盤以降でのランクアップはほとんど不可能になります。
私にとってはどうでもいいことなんですが、今月のように、月初にまとめてブログ更新を休むと、完全な出遅れということになってしまうわけです。

さて、ランキング集計において、このような不均衡を打破する方法はあるのでしょうか?
実は簡単な方法があります。それは、月単位などで期間を区切らず、例えば常に直近30日間のアクセス数を集計する、などとすれば良いのです。

これは、移動平均に近い考えです。翌日になったら、31日前のアクセス数を差し引いて、新たなアクセス数を加算することになります。
そうすることで、いつでも「直近1ヵ月間」にアクセス数が多かったブログが、ランキング上位に入ることになるわけです。

さて、前置きが長くなりましたが、実はこの考え方は、トレードなどの収支の計算にも使うことができます。
私もそうなのですが、トレード成績の集計の起点を、年初や月初に置く人は多いのではないかと思います。

そうすると、必要以上にスタートダッシュを気にするようになり、最悪の場合、通常通りのトレードができなくなってしまうかもしれません。
年初で成績がマイナスになったりすると、今年はひょっとしたらダメなんじゃないか、などと、余計なことを考えてしまいかねません。

そこで、アクセスランキングの話同様、現在の資産残高が1か月前と比べてどうなっているか、3か月前と比べてどうなっているか、あるいは半年前と比べてどうなっているかを、トレード結果として評価してやれば、スタートダッシュなどというものに振り回されることはなくなります。

直近1カ月での収支を常にプラスにすることは、かなり難しいでしょうが、直近3カ月くらいであれば可能かもしれません。
また、直近6カ月の収支がマイナスになる場合は、運用そのものを見合わせる、などといった対応が必要になるかもしれません。

そのように、常に直近一定期間の成績を評価することで、より的確な判断が可能になるのではないかと考えます。
例えば、少なくとも直近3カ月の収支がマイナスになることがないのであれば、そのトレードは安定的な運用ができている、などと判断することができます。

また、それらの推移は日々集計可能ですので、それをチャート化することにより、トレードの好・不調を客観的に判定することができるでしょう。
チャートがマイナスを含まない一定のレンジで推移することが理想ですが、もしもそのレンジを大きくはずれそうな場合は、トレードに何らかの問題が生じつつあるのかもしれません。

以上は、単利運用であれば金額ベースでも構いませんが、複利運用の場合は増減率ベースで評価する必要があります。
また、資金の入出金時の処理などを、あらかじめ決めておく必要があるでしょう。

いずれにしましても、スタートダッシュでつまづいたとしても、直近1カ月、あるいは3か月の収支がプラスであれば、そんなに気にする必要はないと思います。
問題は、そのことで委縮してしまって、通常通りのトレードを行なうことができなくなることではないかと考える次第です。


PS.日産順張り正逆合成システムに、ようやく買いシグナルが点灯しました。遅ればせながら、2011年初のトレード参入となります。
はたして、どうなることでしょう。とは言いましても、上述しましたように、初っ端の結果を気にしても仕方ありません(デモ年末ニ2連敗シテイルシ・・・)。