Gatewayマシンから他のパソコンへLAN経由でデータを送信する際に、通信速度が全く上がらない問題で相変わらず頭を痛めています。
これまでにいろいろなサイトや書籍を調べたりしたのですが、解決策は見出せていません。

他のパソコン間、あるいは他のパソコンからGatewayマシンにデータを送信する場合は、ネットワーク使用率が25%程度まで上がるのですが、Gatewayマシンから送信する場合は、ネットワーク使用率が4~5%しかありません。
当然、その比率相当分の処理速度差があります。

データ受信時には十分な速度が得られているので、ケーブルやハブの問題ではなさそうです。事実、回線品質を調査したところ、問題無しという結果が得られています。
データ送信時のネットワーク使用率が他のパソコン並みに向上すればいいのですが、どうもそれを明示的に変更する方法はなさそうです。

高速ファイルコピーで定評のあるFastCopyを使用しても、ネットワーク使用率は向上しませんでした。また、エクスプローラを複数開いて同時並列でコピーを実行しても、ネットワーク利用率は変わりませんでした。
まあ、当然といえば当然の結果かもしれません。

そうすると、考えられる原因全てを調べて潰して行くしかありません。しかし、それは容易なことではありません。
とりあえず、デバイスドライバは最新版になっていますし、各設定項目もいろいろと変更しましたが、効果はありませんでした。

外付けLANカードを別途装着するという手もありますが、もしもLANポート以外に原因があった場合は無駄な出資に終わります。
まあ、安い製品なら2千円前後で買えますので、駄目でも諦めはつきますが。

労力を惜しまないのであれば、とりあえずAthlonマシンに載せたLANカードをGatewayマシンに載せ換えて確認するという手もありますが、ちょっと気後れしています。
USB接続タイプなら若干値は張るものの接続が楽ですし、効果がなければVAIO(USB2.0拡張済み)や嫁のノートパソコンに使えますので、現在そちらの方面で検討しています。

それにしても、せっかく導入したギガビットハブなのに、まさかこんな落し穴があるとは夢にも思っていませんでした。
もしも原因がOS(VISTA)ということになると、かなり面倒です。


PS.データ取得更新マクロを再び改定いたしました。今回の改定では、タイムアウト処理を導入しています。
そのため、サイトから応答が得られない場合のリトライ処理がかなり速くなりました。

それ以外にも、エラー処理方法の見直し等、いくつかの改善を行ない、動作の安定性を向上させています。本マクロをご利用中の方は元より、株価データ取得用のマクロをお探しの方は、研究所サイトにて無償公開していますので、同サイトよりダウンロードしてお試しください。