今年に入って、Xtreamer SideWinder2の購入に続き、AV-LS700やHD600Aといったネットワーク・メディア・プレーヤーを、相次いで購入しました。
どれも一長一短があるのですが、まあ私個人で使う分には、大きな問題はありません。




I-O DATA DTCP-IP対応ネットワークメディアプレーヤー「AVeL Link Player」 AV-LS700

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers



TEC GigabitLAN対応 ネットワークメディアプレイヤー HD600A

  • 出版社/メーカー: テック
  • メディア: Personal Computers


今現在、XtreamerとAV-LS700はパソコン周りの21.5"ディスプレイにつなぎ、コンテンツの再生に利用しています。
AV-LS700は、主に著作権保護された映像コンテンツ(Woooで録画された映像等)の再生に、Xtreamerはそれ以外のコンテンツの再生に用いています。

また、寝室のWoooにはHD600Aをつなぎました。Woooには元々dlnaクライアント機能がありますが、対応するファイル形式は非常に少なく、パソコンなどに保存したファイルを再生するためには、別途メディアプレーヤーを用いる必要があります。

今まではネットワーク機能のないデジ像PAV-MP1Lを使っていたのですが、これを機に定評のあるHD600Aに買い替えた次第です。
HD600Aは高機能ではありますが、Xtreamer同様、非常に癖の強い機種で、嫁が使うには難しそうです。

プリンストンテクノロジー デジ像メディアプレーヤー Lite PAV-MP1L

  • 出版社/メーカー: プリンストンテクノロジー
  • メディア: エレクトロニクス


XtreamerもHD600Aも、そしてデジ像も、心臓部はほとんど同じようです。付加する機能やメニュー構成、設定項目などで、各社各様の特徴を出していると思われます。
私の感覚では、機能的にはXtreamer>HD600A>デジ像となっていますが、使いやすさ(操作性)ではデジ像>Xtreamer>HD600Aといった感じです。

私が最も重宝しているXtreamerの最大の特徴は、ほぼシームレスの画面拡大・縮小および上下左右位置調整機能です。
これにより、どんなコンテンツも最適(画面に最大限拡大した)な表示状態で視聴することが可能です。

ただ、その表示状態はキャンセルしない限り記憶されるのですが、フルHDコンテンツを見るなどして一旦キャンセルしてしまうと、もう一度細かく設定し直さなければなりません。
いくつかの状態を記憶し、カラーボタンなどに設定できる機能があれば、非常に便利に使えるものと考えます。

一方、HD600Aはシームレス拡大表示機能こそありませんが、1.1~1.4倍まで0.1刻みでの拡大機能があります(その上は2倍になります)。
4:3レターボックス・コンテンツを表示した場合、1.4倍にしても四辺に黒枠が残ってしまいます。また、2倍にすると、完全に周囲が切れてしまいます。

HD600Aでは、設定メニューで「オーバースキャン」(アンダースキャンの誤り?)と「ジャストスキャン」を選択できるのですが、上記は「ジャストスキャン」の場合です。
設定を「オーバースキャン」に変更すると、画面表示時に四辺に黒枠が表示されます。この状態で前記コンテンツを2倍表示すると、若干の黒枠の内側に周囲が若干切れて表示されます。

私の場合、ビデオから取り込んだコンテンツが結構ありますので、それをきっちりと表示できる機能は必須です。
デジ像に関しては、ファームウェアを最新版に更新して以降(だと思いますが)、4:3コンテンツの表示が画面中央に収まらなくなってしまいました。

また、解像度を720P以上に設定すると、4:3コンテンツが横長に表示されてしまうため、それらを視聴するためには480Pに落とさなければなりません。
拡大・縮小の倍率も大雑把で、ネットワーク機能以前に私の環境では使い辛い状態です。

HD600Aは、視聴する映像の表示に関してはほとんど問題ありませんが、メニューが非常に使い辛く感じます。
最大の問題は、ファイル選択などの画面から一気にホームメニューに戻れないことです。

私の嫁はかなりの機械音痴なんですが、操作が分からない状態に陥った時に、ボタン一つでホームメニューに戻れるかどうかは、非常に重要です。
そのような安心感がないと、なかなか使ってもらうことはできないでしょう。

上述しましたように、私が視聴する環境であれば、若干の操作性の悪さには目をつぶることもできますが、嫁も使うとなるとそうはいきません。
そう言った意味では、XtreamerやHD600Aは高機能ではありますが、嫁の活動エリアである居間に置くには躊躇してしまいます。

そんなこんなで、今年に入ってホームネットワーク構想の実現に取り掛かっています。そのために、新たにEeeBox、RecBox、noontec V8NASなどといった機器を導入してきました。
それらについては、今後、順次ご報告していく予定です。

ASUS コンパクトディスクトップPC EeeBox EB1007 ブラック EB1007-B0287

  • 出版社/メーカー: Asustek
  • メディア: Personal Computers



I-O DATA DTCP-IP 対応ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX」2.0TBモデル HVL-AV2.0

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers