先日来、主に右側にあるパソコンを中心とした、AVネットワークの再構築を図ってきましたが、ようやく完了いたしました。
以下に、その接続図を示します。

この図において、信号は上から下に矢印の通りに流れます。AVセレクターの入出力とは、必ずしも一致しませんので、ご注意ください。
例えば、3つあるOHM製AVセレクターは、入出力を逆にして使用しています。

このネットワークの肝は、中央にあるVictor製AVセレクターです。これは、ダビング機能付きセレクターなのですが、それを利用して2つの入力と2つの出力を、Aの経路とBの経路とに切り替えることができるようになっています。

このAVセレクターは、昨日、十日町市のハードオフで、ジャンクとして525円で購入しました。状態は非常に良好で、断線などはありませんでした。
ただし、ネットでいろいろ調べたのですが、取説や回路図等が見つからず、信号の流れが分かりませんでした。

そこで、テスターを用いて、信号の流れを実際に確認しました。以下に、JX-30の各端子間の通電状態を示します。

 ダビングスイッチ セレクトスイッチ 通電する端子

  ダビング切    入力1      入力1-----モニタ出力
            入力2      入力2-----モニタ出力
            入力3      入力3-----モニタ出力

  ダビング2→1  入力1      入力1-----モニタ出力
                      入力2-----出力1
            入力2      入力2-----モニタ出力(ビデオのみ)
                      入力2-----出力1
            入力3      入力3-----モニタ出力
                      入力2-----出力1

  ダビング3→1  入力1      入力1-----モニタ出力
                      入力3-----出力1
            入力2      入力2-----モニタ出力
                      入力3-----出力1
            入力3      入力1-----モニタ出力(ビデオのみ)
                      入力3-----出力1

これを見ると、「ダビング2→1&入力3」と「ダビング3→1&入力2」とが、入力と出力の関係が逆になっていることが分かります。
この関係を用いることで、Aの経路とBの経路とに切り替えることができる訳です。

とりあえず、今日はここまでといたします。各機器の役割等につきましては、明日のコラムで述べたいと思います。