最近、ビデオのパソコンへの録り込みに加えて、オーディオカセットの録り込みを行なっています。録り込み用ユニットは、大分以前に購入したPrincetonの「デジ造」で、OptiPlexに付属ソフトの「Pod Sound Ripper」をインストールして使用しています。

実は、最初の内はなかなかうまく音楽を録り込むことができませんでした。というのは、同ソフトで外部入力を「ライン」にすると音量が小さ過ぎ、「マイク」にすると今度は逆に音量が大き過ぎるという問題があったからです。

音楽はカセットデッキのヘッドホンジャックから録っているのですが、この音量が固定ということもあって、最適なレベルに設定できません。
そこで、以前使っていたヘッドホンアンプをデッキとデジ造の間に入れることで、ようやく適正なレベルでの録り込みが可能となりました。

さて、こうして音楽をパソコンに録り込んだまでは良かったのですが、それを楽曲毎に分割する段階になって、「Pod Sound Ripper」は非常に使い辛いことが分かってきました。
結局、楽曲の分割はフリーソフトの「mp3DirectCut」を使用することで解決しました。

これは、非常に簡単かつ高速に、MP3ファイルを分割したりできるアプリケーションで、今までインストールはしていたものの、使ったのは初めてでした。
再エンコードを行なわないため、音質が劣化する心配もないという、大変優れたソフトです。

楽曲の分割を行なった後で、今度は各楽曲の音量レベルを合わせる必要があります。これには、普段から使用している「MP3Gain」を用いました。
これで、各楽曲の音量レベルを概ね96dBに調整します。

最後に、これらの音楽ファイルを「WindowsMediaPlayer(WMP)」に登録するのですが、普通に自動登録すると、フォルダ毎に分類してくれません。
フォルダ毎にまとめるためには、フォルダ内の全ファイルを選択した状態から右クリックし、プロパティを書き換える必要があります。

フォルダ内の全ファイルで「アーティスト」と「アルバムのタイトル」、そして「年」や「ジャンル」などを共通に設定することで、WMP上でもアルバムやアーティスト毎に整列されます。
後は、WMP上で「トラック番号」や「タイトル」などを個別に書き換えてやれば、登録は完了です。これで、音質以外はCDから録り込んだ楽曲と、同じ状態にすることができます。

結構手間はかかるものの、一度作業をルーチン化してしまえば、あとは片手間で録り込みを続けることができます。
また、今までは録り込み開始と終了の時間には気を使っていたのですが、後で不要部分をカットすれば良いだけなので、今ではかなり気楽になりました。

オーディオに加えて、ビデオも引き続きデジタル化を進めています。先週、40本ほどのビデオを廃棄し、今週も同じくらいの数を廃棄する予定です。
まだまだ先は長いですが、心なしか部屋の中がスッキリしてきたように思います。