ようやく重い腰を上げて、この春まで録り溜めたNHK FMのWAVファイルを、MP3に変換する作業を始めました。
用いている変換ソフトは、Rip!AudiCOというアプリのフリーウェア版です。それにLAMEエンコーダを適用しています。

フリーウェア版なので、一度に4ファイルまでしかエンコードできないなど、制約事項がいろいろあるのですが、元のWAVデータが、1ファイル当たり600MB以上もありますので、特に不便は感じていません。

よく探せば、他にもっと使い勝手のいい音楽変換ソフトがあるのかもしれませんが、取り敢えずFM録音のWAVデータを変換するだけなので、これで十分です。
変換速度としては、OptiPlexで1時間分(600MB程度)当たり約5分です。他に比較していませんので、これがどの程度の水準なのかは不明ですが、個人的には十分高速です。

変換後のMP3ファイルは、これまでのCDからのリッピングデータに合わせて、192kbpsのCBRとしています。
比較的高い転送速度ですので、音質的にはほとんど問題ないでしょう。もちろん、LAMEの効果も十分にあると思います。

ただ唯一の問題は、ソフトの所為だけではないのですが、片方のCPUコアをほとんど100%使用するため、発熱が大きいということです。
GPUはほとんど動作していないにもかかわらず、HDD温度が50℃近くに達します。室温に対して20℃アップです。

これは、OptiPlexの基本構造もさることながら、DVDマルチに載せ替えるためにケーブルが長くなり、それがエアフローを悪化させているためかもしれません。
OptiPlexには電源ファンしか付いていないため、CPUやGPU、HDDなどの熱は、電源ユニットを通して外部に排出されているようです。

その電源ユニットの吸気部分がケーブルで塞がれているため、熱が籠りやすくなっているような感じがします。
ちょっともったいないですが、ケーブルの余計な部分をカットして、エアフローを改善したいと思います。あるいは、外付けのファンでも追加した方が効果的かもしれません。

何にしましても、一度、内部をよく確認した上で、対策を施していくつもりです。