SSブログ

KFデータマネージャ取扱説明書(1) [エクセル]

KFデータマネージャは、株価の時系列データを取得・更新するためのツールであり、エクセル上で実行されるマクロシートです。
データ取得はヤフーファイナンスサイトから行なっており、取得先ページに応じてVer1.1とVer2.0の2種類を提供しています。

Ver1.1で参照しているページは、現在、ヤフーファイナンスサイト上にリンクは存在しませんが、アドレスを直接指定することで、表示することが可能です。
例えば、次のように指定することで、(日産自動車の)時系列ページを表示することができます。

http://table.yahoo.co.jp/t?c=1993&a=11&b=1&f=2012&d=7&e=17&g=d&s=7201.t&y=0&z=7201.t&x=sb

ヤフーファイナンスサイトでは、時系列ページを別アドレスでリニューアルしており、このページはいずれ削除される可能性があります。
そこで、リニューアル後のページに対応したものが、KFデータマネージャVer2.0ということになります。

基本的な機能はVer1.1と同じですが、リニューアル後のページは、一部の株式分割情報が削除されていたりするため、Ver1.1では取得できていた時系列データが、Ver2.0では取得できないといった場合が存在します。

ただし、そのような事例は極稀であり、多くは重複上場銘柄でほとんど取引の無い株式のデータですので、実用上問題はないでしょう。
初めてKFデータマネージャをご利用になる場合は、旧時系列ページがいつ削除されても良いよう、最初からVer2.0を使用することをお勧めします。

さて、KFデータマネージャでは、指定した銘柄、市場、期間の株価時系列データを、エクセルシートとして取得し、更新することができます。
また、データ更新に際しては、直近50日間のデータを参照しますので、例えば週末や月末のみデータを更新するような使い方も可能です。

さらに、ワークシートのファイル名をダブルクリックすることで、その銘柄の株価データファイルを開くことができます。
株価データを直接確認する場合などに、便利な機能だと思います。

株価データの取得時には、ヤフーファイナンスサイトのデータを日付昇順に並べ替えて、そのままワークシート上に記録します。
データだけを抜き出して、自身のシステム等で処理したい場合は、それを直接用いれば良いかもしれませんが、日々のデータ更新は出来ません。

通常は、取得後のデータを修正して、データ更新ができる形式に変換します。変換できる形式は2通りあります。
なお、いずれの形式においても、株式分割があった場合は分割修正後の値に変換します。

一つ目はKFシステムクリエイターで利用するためのもので、売買がなかった日の株価データとして直近終値を、出来高として「0」を挿入します。
二つ目は上記形式で、売買がなかった日のデータを飛ばして記録していきます。

その他、銘柄名やファイル名を自動取得・設定する機能や、寄引システム用に日次データに夜間データを挿入する機能などを有しています。
これらの使い方は、各項目名欄にコメントとして挿入していますので、その都度シート上で確認することができます。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。