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ロックディスクの使用感 [パソコン]

ロックディスクへのデータコピーがようやく終了しました。約800GBのデータ転送に掛かった時間は、何と3日半近く。単純計算で、平均2.6MB/s程度になります。
ただし、これは必ずしもロックディスクが原因と言う訳ではなく、私のネットワーク環境に問題があると思われます。

転送速度そのものは、パソコンとネットワークドライブ間の場合とさほど変わりありません。この問題については、随分以前にもコラムで取り上げたことがありますが、未だ解決していません(というかほとんど対策を検討したことがありません)。

ネットワークに接続している機器が膨大で、しかもコピー元のパソコン(G31MX)からロックディスクまでの間に、ルータを含めてハブが3台も入っています(G31MX→ハブ→光ルータ→ハブ→ロックディスク)。
一応全てギガビット対応ではありますが、速度が出なくて当たり前という感はあります。

ちなみに、G31MXと同一ハブにあるeMachines(Win7)から約1.8GBの映像ファイルをコピーした場合、転送速度は約14MB/sとなります。
また、同PCからやはり同一ハブにあるHDL-S2.0にコピーした場合で約9MB/s、その増設HDDにコピーした場合で約8MB/sです。

このことから、G31MXのネットワーク環境に問題がありそうなことと、そもそものファイルサイズの違いの影響等が考えられます。
また、ロックディスクそのものは、確かにHDL-Sシリーズよりも高速であることも、はっきり言えるかと思います。

さて、従来NASのHDL-Sシリーズでは、800GBもの大量のファイルをコピーすると、途中で必ずハングアップしていたのですが、少なくともロックディスクではそのようなことがありません。
そのため、通常ならばUSBで手っ取り早くコピーしてしまうところを、今回はあえて最後までLAN経由でコピーしてみたというわけです。

その結果、少なくとも途中でハングアップしなかったというだけでも、ロックディスクを購入して正解でした。
ただし、HDL-Sシリーズで見られた、ファイルのタイムスタンプがどうも変わってしまう場合がある、という現象に関しては同様でした。

そのため、バッチファイルでXCOPYにDオプションを付けても、同じファイルが何度も上書きされてしまうという問題が生じます。
もっとも、これについてはDオプションの後に日付を指定することで、ある程度は解消することができます。

続いて、ロックディスクのメディアサーバ機能ですが、IOデータの担当者によると、写真、音楽、映像それぞれについて、仕様上は最大10,000ファイルまで保存可能とのことです。
ただし、実用的にはそれぞれ5,000ファイル以内に留めておくことを推奨しています。

映像ならともかく、写真や音楽でそれぞれ5,000ファイルというのは、ちょっと少なすぎるように感じます。
少なくとも、私の環境では完全にオーバーしてしまいます。

結局、メディアサーバ機能については、HDL-S2.0のdlnaサーバのみを使用することとし、ロックディスクはパソコンデータのバックアップ専用で用いることにしました。
ただし、ロックディスクにはiPod等との連携機能が備わっているため、こちらの方は積極的に活用していくつもりです。

それについては、光ルータ(PR-S300SE)のポート開放設定など、ちょっと面倒な作業が伴いますので、日を改めてご報告いたします。
最後に、ロックディスクの最大の利点は、HDD故障時に自分で交換できることではないかと思います。それだけでも、安心感が格段に違ってきます。

他のNASがどうなっているのか知りませんが、もしもHDD故障時にメーカー修理ということになると、どれだけの費用が掛かるか分かったものではありません。
恐らく、多分確実に、新品を購入した方が安上がりになると思います。

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